9/25午後、さわやかな秋空の下、近江八幡市安土町の沙沙貴神社の拝殿で、茂山家一門の奉納狂言が演じられた。 滑稽でユーモラスな、太郎冠者たちの問答やしぐさに会場の観客の笑いがはじけます。
有名な茂山家一門による願ってもない豪華舞台は、沙沙貴神社の家紋と名門茂山千五郎家の「四つ目菱」が似ているのが縁で今回の奉納狂言が実現したとのこと。
拝殿は他の社殿棟とともに大型木造指定文化財になっていて(1848年造)その古式伝統のある舞台で演じらる様は、さながら観客もいにしえへタイムスリップした中で見ているような気分である。
終演になり、彼岸花の咲く表参道を帰る道で、、、宮川大介・花子さんたちの今の漫才のルーツも案外この狂言かなあ、と思ったりして。
(平成23年09月25日 14:00)