sweet キャンディキャンディ

伝説のマンガ・アニメ「キャンディキャンディ」についてブログ主が満足するまで語りつくすためのブログ。海外二次小説の翻訳も。

水仙の咲く頃 第9章-3 |キャンディキャンディFinalStory二次小説

2012年01月26日 | 水仙の咲く頃
キャンディキャンディFinalStoryファンフィクション:水仙の咲く頃
By Josephine Hymes/ブログ主 訳


いよいよ二人がポニーの家から出立する時がきて、全員が別れを惜しんでいた。とりわけポニー先生とレイン先生は、この辛い別れに長い時間をかけて心の準備をしてきたにも関わらず、それでもなお胸が張り裂けんばかりの悲痛な思いを感じていた。しかし、その中にあって恐らく最も耐え難かったのは、小さなアリステアとの別れであった。おばちゃんとおじちゃんとはこれで長い間のお別れになるのだと知った時、その男の子はかつてないほど痛ましく激しく泣きじゃくった。父親のアーチーがステアを腕に抱きかかえた時には、キャンディもその子から自分を引き離すためにすべての力を振り絞らなければならなかった。

最後のお別れの挨拶を述べてから、新婚夫婦はシカゴまで二人を運ぶリムジンに乗り込んだ。キャンディは車内で静かに涙を拭っていた。テリィは、手を振りながら見送る家族や友人たちが、車が進むにつれてゆっくりと視界から消えていくのを見ながら、一人の男の愛が――例えそれがどんなに深い愛であったとしても――これだけたくさんの大切な人たちと別れる悲しみを埋め合わせるのに十分なのだろうかと思いあぐねた。キャンディが思わず胸に顔を埋めてくるとその体を腕に抱きしめ、そしてこの何年もの間で初めてテリィは祈った――この愛が十分であるようにと。



テリュース・グレアムが旅をする時は――仕事柄それは頻繁なことだったが――常に贅沢に行われた。それは有名人である故の必要性からだろうと人々は思ったかもしれない……。しかし実際は、テリィの根深い人嫌いが、一人になれる状況を確保するための排他的な移動手段を求めさせたのだ。そういったプライバシーを重視する傾向に加えて、体に染み込んだ貴族の暮らしが、楽に呼吸をするために贅沢を必要とさせたことも認めなければならない。そしてその当時、シカゴからニューヨークへの移動手段の中でそのような基準を満たすことができたのは20世紀特急だけだった。そのためテリィは、結婚式の後はその豪華旅客列車を利用して家に戻る計画をたてていた。

新婚夫婦は列車が午後6時に出発する予定のラサール・ストリート駅に到着した。これなら夕食にちょうど間に合い、列車で夜を過ごして翌朝9時に目的地に到着する。テリィは公演旅行で何度もこの旅をしてきたけれど、こんなにも鼓動が激しく脈打ったことはかつてなかった。いつもの決然とした足取りでプラットフォームにひかれた赤絨毯の上を歩きながら、テリィは妻とつないだ手のぬくもりを感じていた。フォーマルな中折帽子と立てたコートの襟で半分隠したいつもの厳めしい表情の下で、その瞳は喜びに輝いていた。

キャンディは、横を歩くテリィを見ながらその動作の一つ一つを観察していた。深刻な表情が彼本来の高潔な性質にはあまりにもそぐわず、時折こみ上げる笑いを抑えなければならなかった。夫の急ぎ足に合わせるためにキャンディはいつもより早く歩く必要があったけれど、それに対して不服はなかった。テリィが他人の存在を我慢できる能力の限界に近づいていることを感じ取っていたし、二人の中で互いを求める気持ちもこれ以上抑えがたいほど強くなっていたのだ。

ようやく列車に乗り込むと、荷物を運ぶ係員が二人を個室のコンパートメントへと案内した。これまで20世紀特急を利用したことのなかったキャンディは、上質な木製パネルの壁の、まるで小さな待合室のようなコンパートメントに魅了された。天井の装飾や備え付けられたティファニーのランプが――美しさがなければ真の快適とは言えないのだ――と主張していた。

列車の係員は荷物を床に置き、他に何か必要なことがあるかどうか乗客に聞いた。

「ウェイターを呼んでくれないか? 夕食はコンパートメントに運んでもらいたい」 テリィは係員にチップを渡しながら指示した。

係員が退室し二人だけになると、突如として沈黙が二人の間に降りた。今日一日で数えきれないほどその姿を見つめたけれど、テリィは改めてキャンディを見た。キャンディは、身にまとっていた毛皮の襟付きコートを脱いでいるところだった。

「20世紀特急はお気に召しましたか、ミセス・グレアム?」 テリィはキャンディがコートを脱ぐのを手伝い、それを自分のコートと一緒にコンパートメントの狭いクローゼットに掛けながら聞いた。

「何だかとっても高そうね」 キャンディは、テリィがこんなにすぐ近くにいることで体の内側に生じていたムズムズする感覚に、若干気を取られながらも返事をした。

コートを脱ぐと、キャンディが白いレースのドレスから足首丈のスカートの暖かな洋服に着替えていることにテリィは気が付いた。白いピューリタンカラー(*訳者注:幅の広い大きな襟)に映える濃紺の服が色白の肌にとてもよく似合っていた。テリィが自分を見ているのを感じてキャンディは目を合わせようとしたけれど、その視線はそらされてしまった。

(テリィはこれからもわたしにとって謎めいた存在であり続けるのかしら? やっと理解できたと思った途端に予想外なことをするんだから……) キャンディは心の中で問いかけた。

テリィはつれない態度でコンパートメントにどっしりと置かれた大きな長椅子に腰掛けていた。キャンディは小さな化粧室に入り、鏡で自分の姿を確認した。頭には、ヘッドバンドとして着用した白いタイがまだ巻かれていた。そして顔の周りを縁取る巻き毛の髪の形を整えようと指を動かすと、婚約指輪と結婚指輪の輝きが目に留まった。――これは現実なのだ……自分は彼の妻で、これは夫婦としての初夜なのだ……。しかしキャンディは、新婚初夜を列車のコンパートメントで過ごさなければならないことに一抹の不満を感じていた。(この状況で、紳士と淑女にできることはあまりないわよね……)

その時、キャンディは自分の思考にはっとした――事実上《あのこと》に考えをめぐらせていた自分が信じられなかった。しかし自分自身の気持ちに正直になれば、ここ数日のような単なる軽い触れ合いではなく、キャンディはもう一度テリィと一つになることを求めていたのだ。

(妻の方からこんなことを口に出していいのかしら?) 顔中が真っ赤になるのを鏡で見ながらキャンディは頭の中で質問した。 (ああ! わたしはいつからこんな好色な人間になったのよ!?)

キャンディが化粧室でぐずぐずしていると、外ではウェイターの声が聞こえた。テリィは夕食を注文し、それが何を意味するのかわからなかったが――コンパートメントを夜のために整えるように指示していた。

化粧室から出ると、テリィは悠然と台本らしいものを読んでいた。夫が忙しくしているのを見てキャンディはその隣に腰掛け、列車が速いスピードでシカゴから遠ざかり、建物が現れたり消えたりする窓の外の景色を観察して過ごした。――あと少ししたら、この建物の景色が自分のよく知る広大な農作地の景色へと変わってゆくのだ……。キャンディはテリィと手をつなぎかったけれど、その両手は分厚い台本でふさがれていた。仕方なくキャンディは右ひじを窓枠に乗せて頬杖をつき、左手を右腕に置いた。

(わたしがここでこんなに興奮している横で、テリィのこの落ち着き払った態度には驚いちゃうわ! 何だか息苦しくなってきた!) キャンディは灰色がかった景色を楽しんでいるフリをしながら考えた。

それから間もなくしてウェイターがルームサービスのワゴンを押して戻ってくると、ここでもまたテリィが対応した。夫がウェイターと会話を交わす様子をそっと見ながら――これまで何でも自分で手配してきたけれど、たまには誰かに物事を取り仕切ってもらうのも悪くない……とキャンディは感じていた。ウェイターが退室するとテリィは再び台本を読み始めた。夕食を注文することにあれだけこだわっておきながら、運ばれてきた食事に見向きもしないテリィの様子にキャンディは困惑したが、すぐまた窓の外の景色を眺めた――自分も空腹ではなかったのだ。

気もそぞろにキャンディはハイヒールの踵に足の体重を乗せてつま先を持ち上げ、履いていた濃紺色のメリージェーンスタイルの靴を見た。遊び心のある白のアクセントとリボンの飾りがキャンディのお気に入りだった。けれども、このように靴を眺めて頭の中を忙しくしようと努めてはみたものの、直ぐにそんな風に時間を無駄にするのが馬鹿らしくなってきた。

(あの不愉快な台本をテリィの手から取り上げて、自分の求めるままに彼に口づけしてみたらどう?) キャンディは考えてみたけれど……(ダメよ、キャンディ! あなたはそのことしか頭にないわけ?) すぐにそう自分に言い聞かせた。

そうこうしているうちに、また別の係員がドアをノックした。するとテリィがこの15分ほどの間で初めてキャンディに声をかけた。

「係員が夜の支度をしに来たみたいだ。席を立ってもらえるかな、キャンディ?」

係員がコンパートメントに入って来たので言われた通りに立ち上がると、驚いたことにキャンディの目の前でその長椅子がベッドへと変身したのだ。

(このコンパートメントにはベッドがあったの……? ということは、テリィは最初から……そうだったのね! どうしよう!) キャンディは、間が悪いことに再び頬が真っ赤に染まるのを感じ、列車の係員に見られないように顔を隠さなければならなかった。

作業が終わって係員が退室すると、テリィが安堵のため息をつきながらドアの鍵をかける音が聞こえた。

「一体みんな何時までかかるのかと思ったぜ!」 テリィはキャンディに顔を向けると苛立った声で激しく言った。その顔は、キャンディが最近知った彼のプライベートな表情へと変わっていた。

「みんな……?」 キャンディはどもりながら聞いた。

テリィはいたずらっぽい笑顔を見せるとキャンディの横を通り過ぎて窓に近づいた。

「そうさ、みんなだ。全員だよ」 テリィは窓のブラインドを下ろしながら説明した。「列車の係員、リムジンの運転手、他の乗客、おれの母親、きみの友人たち、先生たち、きみの家族、群衆の人々……全員だ!」 テリィは焦燥感を募らせながら数え上げた。

テリィが決意を込めて近づいて来ると、この列車の旅は想像したほど悩ましいものにはならないだろうとキャンディは思い始めていた。テリィはキャンディの前に立つとその肩を抱いた。

「おれが言いたいのは、この3日間おれときみの間にいたみんなのことだ」 指でキャンディの顎を上に持ち上げて、その目を見ながらテリィは言葉を続けた。「みんなが決しておれたちを二人きりにさせないんじゃないかと思ったよ」 テリィはそう言うと、両手を動かしてキャンディの腰を抱きながら顔を下に傾けて頬に触れた。

「こうしたくはなかった?」 テリィはキャンディの体を抱きかかえて自分の高さまで持ち上げた。テリィに唇を塞がれ、全身をあらゆる方向から刺激されるとキャンディの感覚は爆発し、反射的に両手を彼の首に回した。

(もちろんこうしたかったわ) キャンディは思った。(ずっとこうしてほしいと思ってた……ああ……ああ!……テリィの口づけ……テリィに触れられる感覚……ああ神様!)

テリィはキャンディが自分の腕の中で震えているのを感じ、事を早く進めるかあるいは一晩中かけて行うかは自分次第だと理解した。後者の選択肢を取ると同時にテリィは一時唇を離した。

「服を脱いだ方がいいな……マイ・ラヴ」 キャンディの足を床に下ろしながらテリィは耳元で言った。

キャンディは黙って頷いてからイアリングを外し始め、その間テリィはアンダーソン&シェパードのビスポークジャケットを脱いだ。それからキャンディが頭に巻いた白いヘッドバンドを取ろうとした時、テリィの手がそれを制止した。

「これは……今日きみがおれのために着けてくれたこれは……キャンディ……今日あったことの中で、きみの愛の誓いの言葉と同じくらい最高の出来事だった。頼むからそのままで……」 キャンディの首筋から垂れ下がっている白いタイの先端を手に取り、それを彼女の肩に置きながらテリィは言った。

「あれは本来の持ち主にこれを返すための、わたしなりのやり方だったのよ、テリィ」 キャンディはドレスの真珠のようなボタンを色っぽい仕草で外しながら、茶目っ気のある笑顔を見せて言った。

「何だって? それはタイのこと? それともきみのこと?」

「両方よ」 キャンディは思わせぶりな態度で答えた。

「よく言った、マダム。もし、おれのタイできみの腕の傷を止めたあの日に、そのタイが後でこんな美味そうな贈り物を巻いて返却されてくると知ってさえいれば……」 キャンディがドレスのボタンを外すのを貪るような目で見ながらテリィは言った――「もっとずっと早くに返還を要求したんだけどな……」

「そうねぇ……ここのご主人様はお望みのままにどんな要求でもしていいのよ」 キャンディが誘うとテリィはその言葉と……そしてその体に応えた――賢明な読者にはもうお分かりだろうと思うが……。



列車の走る音が眠気を誘っていたが、テリィはまだ眠ってしまいたくはなかった。シーツの中で隣に寄り添うキャンディの裸の体を感じているのが暖かくて心地よかったのだ。胸のあたりに規則正しい呼吸を感じ、キャンディもまだ起きていることがわかった。彼女の背中はとても滑らかで、まるで絹のような感触がした。テリィの手はその背中を上から下へと撫で続けた。

「起きてるんだろ?」 テリィが聞いた。

「うん」

「一つ聞いてもいいかな?」

「いいわよ」

「あの古い日記の最後のページの後にはどんなことがあった?」 テリィは、キャンディの日記を読んでからずっと頭にあった疑問をようやく口にした。

「アメリカに戻って看護婦になったのよ」 キャンディは簡潔に答えた。

「それは知ってるよ、馬鹿だな」 テリィは笑った。「おれが知りたいのは、どうやってアメリカに戻って来たかだよ。きみはジョルジュやアルバートさんに知られる前に学院を出ただろ?」 テリィは興味を持って聞いた。

「そうねぇ……成り行き任せだったと思うわ」 キャンディは笑顔で答えた。

テリィは人差し指で笑顔に浮かんだえくぼをなぞった――その笑顔に魅了されつつも、返ってきた答えが仄めかしていることに身構えていた。

「その『成り行き任せ』ってどういう意味だい?」 テリィはしつこく聞いた。

「学院を去った時には具体的に何をすればいいのかわからなかったの。ただ学院に留まることはできないってことと、アメリカに戻らなければならないことだけはわかってたわ。だからとにかく荷物をまとめて立ち去ったの。……積まれた干し草にこっそり隠れて荷車で旅をしたのよ。それで港まで行けると思ったのね。港にさえ着けば、お金を稼ぐ方法を見つけて船のチケットを買えると思っていたから……。でもわたしは荷車で眠ってしまって、起きたらそこは農場だったの。農夫のカーソンさんは、奥さんに先立たれた3人の子持ちの気難しい人だったわ。3人の子どもたちの末っ子の可愛い小さな女の子が病気になってしまって、わたしがずっとその看病をしたの。……それでわたしの旅の予定が何日か遅れてしまったけれど、その人たちがサウザンプトン港まで行く手助けをしてくれたのよ。でもわたしは船賃を持っていなかったから、ある人が密航することを提案して、わたしはその案に乗ったのよ」

「密航しただって? 信じられないよ!! まったく……きみはほんとに勇気があるよ!」 テリィはキャンディの大胆さをおもしろがって大笑いした。

「とても無謀な行動をしたことはわかってるわ……でも、冬が来る前に戻らなければって焦る気持ちに迫られていたのよ。もしも傍にいられなかったとしても、わたしは海を隔てた遠い異国ではなくて、あなたと同じ国にいたかったの。幸いにしてわたしは安全な旅をすることができたし、その途中でたくさんの出会いがあったのよ」

話しの内容に心を動かされながら、テリィはキャンディが若者特有の性急さで自らを危険な状況にさらしたことについてじっと考えた。そして、起こり得たかもしれない幾多の災難のことを思うと身が震えた。

「きみの身に何もなくて本当に良かった」 テリィはキャンディをさらにきつく抱きしめて声高に言った。「もしきみに何か起きていたら、おれは自分自身を許せなかっただろう……」

「あなたのその癖をどうにかしないといけないわね、テリィ。世の中で起こる惨事のすべてがあなたの責任じゃないってこと、いつになったら理解できるのかしら?」 キャンディは優しくテリィに注意した。

たった一つの抱擁で再びその気になってきた自分の反応に驚きながら、テリィはその意見に笑顔で応えた。

「その旅のことをもっと教えてくれないか。どうやって密航したんだい?」 テリィはキャンディの体をさらに熱心に撫でながら聞いた。

「えっと……ジャスキンさんという人に出会って……ジャスキンさんは、元は船乗りで……カーソンさんのお友達で……」

キャンディは話を続けようとしたけれど、テリィの唇で言葉が封じられてあまり上手く行かなかった。それからすべての会話はしばらく先延ばしとなった……。





*引用の範囲を超えた当サイトのコンテンツの無断転載はお断りいたします

コメント (27)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水仙の咲く頃 第9章-2 |キャ... | トップ | 水仙の咲く頃 第10章-1 |キャ... »
最新の画像もっと見る

27 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すべては今の幸せに繋がって・・・ (ヘップバーン)
2012-01-26 21:35:35
二人が別れなくてはならなかった事実も・・・テリィーがアルコールに逃げなくてはいられなかった苦しみも・・・スザナを尊敬しようと努力した日々も・・・キャンディーが人知れず流した涙も・・・ この幸せの為であった
と 今 本当に思えます 長い時間で育てられた崇高なお互いの気持ちです
もし・・・もし・・・スザナの病気での他界がなかったら テリィーは彼女との人生を選ばざるえなかったでしょう 彼は間違った選択の呪縛から逃れる事が出来なかったでしょう キャンディーも心に重責を抱えたまま微笑んで生きていったでしょう・・・ すべての苦しみも喜びも今の幸せに続いているんだ・・・
と 再確認です
キャンディーも私自身もまだまだ道の半ばなんです・・・ね・・・ 
返信する
ブログ主さまへ (ゆっちぃ)
2012-01-26 21:50:09
お話の更新、ありがとうございました
いいなぁ、豪華列車の旅。
なんだか二人をこっそり覗いているような感じで〓読んじゃいました。

夫婦になったキャンディとテリィのこれからが、とても楽しみです
返信する
コメントありがとうございます (ブログ主)
2012-01-26 23:12:58
ヘップバーン様
漫画での終わり方ではテリィが余りに不憫すぎると思っていた大勢のファンにとって、ファイナルストーリーの一番の功績といえばスザナの見事な死でしたね。原作者の英断を受けて、こうしてファンフィクションで自然な形でキャンディとテリィの幸せが描けるのは喜ばしいことですし、ファンにとっても幸せなことですね

ゆっちぃ様
こっそり覗くくらいなんてことありません。ブログ主はほとんどキャンディになったつもりで読んますからノープロブレムです

これから夫婦のストーリーが展開しますね。最近の更新頻度よりは少しお待たせするかもしれませんが、お許しくださいませ。


返信する
Unknown (mi-na)
2012-01-26 23:40:31
第9章ありがとうございます。

早速、20世紀特急をWikiで調べてしまった私です..(笑)今回の小説の内容の転回は、私が期待していた以上にテンションが上がりました♪

嬉しくなってしまい、20世紀特急を調べずにはいられなくなりました!
それと同時に本当にキャンディキャンディの歴史も感じました。

本当に、ブログ主さま、ありがとうございます。また、次回の更新まで私は幸せな気持ちのままで待っています(笑)
返信する
mi-na様 (ブログ主)
2012-01-27 00:04:03
いつもコメントありがとうございます。

ブログ主も翻訳する時にwikiで調べましたよ列車の写真を見ていてつくづく思ったのは、テリィがシカゴ公演の後にNYに戻る列車にキャンディが走って追いかけて一目会えた時のあの感動のシーン

この物語では二人一緒のコンパートメントで、キャンディはテリィの隣で景色を眺めているんだなと胸熱でした。
返信する
良かったです! (ほのかママ)
2012-01-27 15:10:29
読ませていただきました。更新、いつも楽しみにしております。ホントにこの二人が幸せになって、嬉しいです!
キャンディも昔、NYへの片道切符で列車で向かい、帰りは哀しみの中独りで帰ってきた、辛い列車の旅でしたが、長い月日が経ち、やっと今は二人一緒に列車に乗ることが出来たんですね。悲しい別れはあったけど、やっぱり二人は運命の糸で繋がれていたんだなと思いました。
それにしてもテリイを独り占めできるキャンディが羨ましい~!と思いながら、大人になった二人はどんな感じなのかしら?と画像を想像しています。

ブログ主様、長い小説の翻訳は労力を使い、大変だと思います。この小説を読むことが出来、感謝しています。ありがとうございます。
返信する
やられたっ! (しほちゃん)
2012-01-27 19:11:01
考えてみれば、列車の場面は何回かあったけれど、二人で乗れた列車は初めてだったんですね!なんてロマンチック!

夫婦になった今後の二人も楽しみです。
返信する
コメントありがとうございます (ブログ主)
2012-01-27 20:43:14
いつもコメントや励ましのお言葉ありがとうございます。

ほのかママ様
そうですね……あのNYからの帰りの列車のシーン……大人になって改めてあの漫画のシーンのキャンディを見た時に、ブログ主はキャンディの嘆きと悲しみの深さに衝撃を受けましたですよ。いがらしゆみこさんの素晴らしいお仕事でした。

しほちゃん様
テリィに20世紀特急以外の選択肢がなかったのと同じように、この作者も二人を列車に乗せずにはいられなかったのでしょうね
返信する
じぃ~んとしました (倭姫(waki))
2012-01-28 12:47:06
初めてコメントを送ります。もう毎回楽しみに読ませて頂いてます!あの涙の辛い雪景色も身を切られる思いでニューヨークを後にしたキャンディの刹那さはこの幸せのために大きな試練だったのでしょうか?
神様はちゃんと見ていたんでしょうね!
特に孤独でずうっと寂しい思いをしていたテリィがキャンディを抱き締めて泣いたシーンには読んでいて胸に突き刺さりました。
本当に素晴らしい話でときめいています。これからのミセスになった素敵なキャンディを楽しみにしてます!
ブログ主様どうぞよろしく本当に嬉しい限りです。
返信する
倭姫(waki)様 (ブログ主)
2012-01-28 21:54:24
初コメントありがとうございます
そうですねぇ。……それから神様はファンの幸せもこうして叶えてくれていると思うと、感無量ですね。
これからのミセス・テリュース・グレアム・グランチェスターのお話しをどうぞ楽しみにしていて下さいませ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

水仙の咲く頃」カテゴリの最新記事