オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

ヒューハーのスーパー義足

2014-07-11 | デザイン

 先日のNHKのプレゼンテーション番組のテーマだったスーパーバイオメカトロニクス義足です。今までチェックすることもなく、今回初めて見たのですが、そのハイレベルなことに驚きました。メカトロニクス、、バイオニクス、センサー、コンピューターの高度な統合で人間の足のサイズからはみ出さない程にコンパクトにまとめられています。時々刻々の状態をセンシングしながら、人間の足と変わらない動きを実現しています。遂には、足を失った女性がダンスをすることまで披露していました。
 開発者のヒューハーは、自らの足を切断で失い、それを乗り越えてロッククライミング、ダンスまで出来る義足を開発しました。
 






Hugh Herr: The new bionics that let us run, climb and dance

参照したサイト -----> ココ
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何とも見事な洗練振りといいましょうか。メカニズム、コンピューター、バッテリー、センシング、制御ソフト等々の全てがコンパクトに洗練されてまとまっている。ヒューハーという人が全てやってしまうのでなく、各々の分野のスペシャリストを集め、ヒューハーが良くまとめている様に感じられます。私はメカトロニクスに頼りすぎないで、もっと単純な構造でやった方が良いのかなと思っていたのですが。例えば、カーボンの義足の形状、厚さを微妙にコントロールして、ひねり、反発力を巧妙に利用する手段があるのかなと思っていたのですが。しかし、まあこれだけコンパクトに洗練されていれば文句無いのかも。日本の同様な開発をやっている人達は焦ってしまうかも。このまま人型ロボットの開発まで進むのかな。
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