若者に人気の街という場所柄、居酒屋や定食屋などなどリーズナブルなお店が多く、また入れ替わりも激しい高円寺。カレー屋さんやラーメン屋さんもその例にもれず、泡沫のように消えていった店も数知れないが、そんな中、新進気鋭のラーメン屋さんが現れた。らー麺「しんや」にて、伽辣麺(かーらーめん)、680円。
伽辣麺とは、その名の示すように、カレーとラー油が効いたオリジナルのカレーラーメン。インド風カレーラーメン、と標榜しているらしいが、そのスパイス感はしっかりとしていて本格的。奥深いスパイス感が、ココナッツと野菜の甘みで包まれており、とろみのあるスープは太目の麺とも好相性。辛味はラー油が担っているようで直線的な辛さだが、バランスが良い。
具材も、姫筍、ホウレン草、白ネギ、チャーシュー、そして半分にカットされた味付玉子と、見た目にもカラフルで美味。
よくあるカレーラーメンとはまったく違う、本格的なカレースープに驚き、一気にいただいてしまった。
リーズナブルな値段も嬉しいし、ワンタンやバラカツといった珍しいトッピングメニューも豊富にあり、深夜まで営業しているのもありがたいところ。
「らー麺しんや」(高円寺)
東京都杉並区高円寺南4-7-5 久万黒乃ビル 1F
03-5930-4224
月~土:11:30~15:00、19:00~26:00
日祝日:11:30~22:00
年中無休
★★★
新宿西口の小滝橋通りにあるラーメン屋さん「味噌屋八郎商店」にて、カレー味噌らーめん、880円。
小滝橋通りと言えば、言わずと知れたカレー激戦区だが、通りをよく見てみると、カレー店と同じくらいラーメン店が多いことにも気づく。行列もできるようなラーメン店も見受けられる中、味噌ラーメン専門店として人気を博しているのがこちらのお店。人気店「なんつっ亭」グループなのだそうだ。
カレーの風味がガツンと効いたスープは、味噌ベースにカレースパイスを混ぜ合わせたものだそうで、よくあるカレーを別のスープで割ったようなスープとは違い、前面にスパイスの刺激がきている。そこに黒マー油も合わさって、こってりとしているが深みがあって面白い仕上がり。自家製のストレート麺もかなり太めで食べ応えがあり、かなりワイルドなラーメンになっている。
(詳細は後日)