Vol.1195 大菩薩峠の秋景色 （その５） (Photo No.8254)

山の尾根の右側と左側では、こんなにも天気が違います。写真の雲が
湧き上がっている方が、やや北東側になります。太陽の陽の光が直接
当たる側です。南西側はほとんど雲がありませんね。雲が発生する現場
を、こうしてまじかで見たのは初めてです。写真の右側から左側に向っ
てやや強い風が吹いているんですが、右側に溢れ出す前に風に流されて
左側に流れてしまいます。雲が発生するメカニズムは比較的簡単なんで
すが、目の前で次から次へと沸きあがるように発生する雲を見ると感動
しますね。

【撮影日】2011/10/09 10:50:31.60
Nikon D300 レンズ：20mm F/2.8D
焦点距離：20mm F/4 1/8000秒

今日は夜の7時過ぎから雨が降り出した東京です。久しぶりのお湿り
と言った所ですね。植物にとってはちょうどいい雨になりました。
10月もいよいよ中盤です。紅葉前線も、かなり南下してきたようです。
今朝方、テレビで岩手県と秋田県にまたがる奥羽山脈北部の標高1613m
にある八幡平(はちまんたい）の紅葉が紹介されていましたが、素晴ら
しかったですね。行ってみたくなりました。なるべく近いうちに行って
見ようと思います。

遠くに雷岩が見えてきました。(Photo No.8253)

大きな岩山があって、浅草の雷おこしのようにデコボコした感じの
岩山になっています。ここからの景色が素晴らしいですが、遠くに
見えるはずの富士山が見えませんでした。見たかったな！。

【撮影日】2011/10/09 10:32:48.52
Nikon D300　レンズ：20mm F/2.8D
焦点距離：20mm　F/4　1/4000秒

高山ならではの風景です。(Photo No.8252)

笹の中に低木の木々が点々と存在する高山特有の風景ですね。
木々の葉が少し紅葉し始めています。この独特の雰囲気が
いいですね。白馬の栂池自然園のミズバショウ園から見える
この時期のタケカンバ群を、もう一度見たくなりました。
それはそれは、素晴らしい風景なんですよ。

【撮影日】2011/10/09 10:40:00.31
Nikon D300　レンズ：VR 70-300mm F/4.5-5.6G
焦点距離：170mm　F/5　1/2000秒

ようやく標高2000ｍに到着です。(Photo No.8251)

わざわざこの標識が設置されているのがいいですね。でも2000ｍぐらい
では、それほど感激はしませんよね。3000ｍを越えないと、身体には
影響がありません。やはり3000ｍ越えた辺りから高山病を意識するよう
になりますね。

【撮影日】2011/10/09 10:43:34.00
Nikon D300　レンズ：20mm F/2.8D
焦点距離：20mm　F/4　1/8000秒

雲が晴れてくれると写真のずっと左側に富士山が見えるのですが。(Photo No.8250)

本当に南アルプスの山々が綺麗です。大菩薩嶺付近から見える素晴らしい
景色を紹介しているサイトがありましたので、ご紹介しておきます。
天候に恵まれれば富士山の稜線がとてもきれい見えるんですよ。
（ここをクリック)

【撮影日】2011/10/09 10:43:52.71
Nikon D300　レンズ：20mm F/2.8D
焦点距離：20mm　F/4　1/6400秒

もうすぐ、大菩薩嶺に到着です。(Photo No.8249)

立ち枯れの唐松でしょうか。こんな風景も高山地帯ではよく見かけ
ますね。真冬になるとこのあたりは雪に覆われて、とても過酷な
気象条件になる事でしょう。針葉樹だって、生きていくのは大変だと
思いますよ。

【撮影日】2011/10/09 10:43:52.71
Nikon D300　レンズ：20mm F/2.8D
焦点距離：20mm　F/4　1/6400秒

大菩薩嶺に到着です。標高2057ｍです。(Photo No.8248)

周りは木々に囲まれていて、景色は見えません。「山頂からの素晴ら
しい景色」という言葉は、ここ大菩薩嶺では使えません。記念写真も
この標識を入れて撮るだけですが、暗い山頂なので、感度のいいカメラ
でないときれいに撮れませんね。携帯電話のカメラでは、綺麗な写真は
撮れないかも知れませんね。やはり山頂は、遮るものが何もない360度
パノラマ景色が見えないと感動がないですね。

【撮影日】2011/10/09 11:03:15.60
Nikon D300　レンズ：20mm F/2.8D
焦点距離：20mm　F/2.8　1/2000秒