すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

那須博之「デビルマン」

2005-10-02 08:52:07 | 映画評
「キャシャーンがやらねば誰がやる!」


………………「デビルマン」がやっちゃいましたね。

その前に「CASSHERN」ですけれども、個人的には、そんなに悪くなかったと思います。
頑張っているところは、それなりにちゃんと評価してあげるべきじゃないかなぁ。

もっとも、みんなが手放しで評価していたら、「いや、そりゃないだろう…………」とつっこみたくなる作品であることは認めますが。


で、「デビルマン」。

アマゾンで、どのように評価されているのか言いますと、
最初から最後まで笑えた。この作品を一人でも多くの人に見てもらいたい。あ、絶対買っちゃダメよ。必ずレンタルでね。

役者の棒読みが凄いです!!下手したら幼稚園児の学芸会もかすむほどです!

 今更私がレビューするまでもなく、他のレビュワーの方々が書かれている通り、史上稀に見る駄作です。
 何が悪いって、主役の双子の貝割れぶり(大根にすらなれていない)から始まり、意味不明なシレーヌ、カメオ出演者の無駄っぷり(鳥肌実とかモロ師岡といった味のある役者ですら使いきれていない)、陳腐な設定にぶち切れまくりのストーリー、安っぽい台詞の数々等。

永井豪の『デビルマン』の熱心なファンではありませんが、それでも憤りを感じずにいられません。

シレーヌの富永愛はよく見るとウド鈴木に似ている。

で、僕の感想としては、「その通り」。

あの漫画史に燦然と輝く作品を、よくも、まぁ、ここまで……………。
原作の漫画を読んでいる僕でも「このストーリーはなんだろう?」と思うのだから、予備知識なしの人間が見たら完璧に「?」だろうなぁ。


せめて酒井彩名が胸の谷間を見せるとか、永井豪作品らしいパンチラのシーンがあれば、良かったのだが。残念です。


しかし、最近は、どうでもいい映画ばっかり見ているなぁ。

デビルマン

東映

このアイテムの詳細を見る
デビルマン プレミアムセット

東映

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る