女子ゴルファーの宮里藍プロが引退を表明しました。宮里藍プロはアマチュアの高校生のときに日本国内プロツアーに優勝し、2006年からアメリカのLPGAツアーに参戦しました。ロングヒッターが多い中、小柄で非力な宮里プロは「私にしかできないゴルフがある。私の生きていく道はショートゲーム(アプローチとパット)」と定め、世界ランキング1位に上り詰めた唯一の日本人です。
帰国生入試においても英語ができる生徒が有利となる場合が多いのですが、英語が苦手な生徒でも諦めることはありません。自分の得意分野と苦手分野を分析し、他の生徒にはない強みをアピールしていくことで、志望校合格につながる場合もあるのです。
宮里藍プロが心の支えにしていたのは、「Where there's a will, there's a way.~意志あるところに道は開ける~」というリンカーン大統領の言葉です。帰国生の皆さんも、「英語が苦手だから」「統一試験のスコアが悪いから」などと諦めず、志望大学で「学びたい」という意志を強く持ち、努力を重ねてください。必ず道は開けるはずです。
(con)