あじさい寺

梅雨とは言え、ほとんど雨の降らない今年・・・
明日からは雨と聞き、逡巡していた気持ちを奮い立たせて「やっぱり出かけよう」と行ってまいりました。

なぜ迷っていたかというと、最近のすももさん、お年のせいか元気がなく・・
いつものソファにぴょんと飛び乗るつもりで失敗して落ちたり、飛び降りようとしてそのままぺしゃりと倒れてしまったり
先日などは、珍しく興奮して走り回った後、いきなりバッタリと倒れて・・失禁し・・呼んでも反応が無いどころではなく
息をしてないっ　目も開けたまま意識もなく、どんどん舌が紫色になり・・私、全身の血が引きました
必死で自己流の人工呼吸を施して、なんとか息を吹き返した・・ということがありました。
それが1週間後にもう一度ありまして、もうこちらはビクビクハラハラドキドキの連続で生きた心地がしません
心臓かもとお医者さんで詳しく診てもらいましたが、心雑音も不整脈もなく、エコーでも問題なしということで・・
「一過性のものでしょう。なるべく興奮させないようにしてください」とのお言葉を聞くまでもなく、慎重に見張っております

ということもあり、もうお出かけは怖い・・・暑いし、ハァハァするのも良くないような気がして
お出かけを躊躇しておったのです。

でも、このままどこへも出かけず過ごすのも後悔しそうで・・・
花菖蒲園は広すぎるから、数年ぶりにあじさい寺に行くことにしました。

我が家から車で15分ほどのところにある　実谷山　極楽寺　です。


　　　　　　　


　　　　


　　　　　　　




極楽寺の歴史は古く、1400年前に行基菩薩によって開創され、当時から寺の裏山に自生の紫陽花がたくさんあったのだそうです。
本格的に庭に紫陽花を増やしたのは60年ほど前からだそうですが、
最近の加茂オリジナルなどの品種改良された見事な紫陽花はなかなか根付かないので鉢で栽培をしていると。
その鉢栽培の方法や工夫のこと、このお寺の成り立ちなどを御朱印をいただく時にご住職から伺いました。
「きれいなお顔の柴ちゃんですねぇ」とお褒めの言葉もいただきましたよ

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入場チケット代わりの絵馬木札。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　干支が入っていて価値があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　



　　


　　　　　　






　　　


　　　







　　　　　　　



滞在時間30分・・ちょっと前は一緒にお出かけしたら最低でも100枚は撮っていた写真も51枚

ハァハァ言い出したので、早々に退散です。

帰りがけにお年を召された受付嬢さまが
「ワンちゃんを見ててあげるから地蔵堂の天井絵も見てくれば？」と声をかけてくれたのですが
離れて不安にさせるのも辛かったので、次回必ずと丁重に辞退しましたが、極楽寺に天井絵があるなんて初めて知りました。
あとでネットで調べたら遠州地方最古の絵馬天井とのことでした。　　いつか見に行こう。


　　　　　　　　

　　　　　　　　　　すももさん、お耳が遠くなったか、ただ単に言うことを聞きたくないのかは不明ですが
　　　　　　　　　　「すわれ」「まて」のコマンドはド無視
　　　　　　　　　　自慢の巻尾も最近じゃだらりんちょがあたりまえ・・・

　　　　　　　　　　13歳半、立派な老犬ですね・・・

　　　　　　　　　　おだやかに、平和な心で過ごしていきたいもんです・・・すももも私も