とくしま山だより

日本の三大秘境と言われた徳島県三好市東祖谷(旧東祖谷山村)
そんな東祖谷からの山里だよりを発信出来ればと思っています。

山での非常通信を考える

2018-05-31 08:01:18 | 山登り

事あるごとに、山においての非常通信と言う事で書いていますが、

  今一度、書いてみたいと思います。

最近、多いのが通信手段として携帯電話やスマートホンを持って山に来られる方が多いのですが

第1番の通信手段として必要なものであり、緊急通報などを行う際にも

必要なツールとして重要なものでもあるのは、否めない事だと思います。

 

しかし、中継局を必要とし中継局まで電波が届かないと通信ができない!

   つながったとしても、地元の救助機関につながるとは限らない・・・電波の特性上

 遠くの中継所・・・他県などの救助などを行う機関につながる事も考慮し

  自分が登っている山の都道府県・山名・救助地点などを、なるべく詳細に伝える

 事も必要となってきます。

 

そこから、地元の救助機関などへの連絡がなされると思いますので、慌てず、自分がどこにいるのか

  通信を受け取った機関の方へ詳しく伝える事が重要となってきます。

 

次に山間部においては、中継所に必ず電波が届いて通信が出来るかと、言えば、山岳地帯は

複雑な地形からも電波状況が良くない事が多い場所でもあります。

 

この事からも第二の通信手段として、携帯電話などが普及する前から通信手段と言えば、無線機を

使っての無線通信でした!

 

なぜ、今さら無線なんだと言う方もいらっしゃるかと思いますが、無線機を使った通信は

 

 通信を行う際の送受信を無線機本体で行う事が出来る!(携帯電話のように中継所を還さなくても通信ができる)

 

⁂ 通信を行う際の注意点としては、電波が届く範囲も限られますが、電波が続く範囲内にいれば

    同じ周波数を使っての交信が可能となる!(迷った山などが特定でき無線機の周波数などが分かれば

    現場となっている山に入って捜索活動を行う際などに電波の強さや状況・安否の確認などが出来

    やみくもに、捜索を行うよりも状況を確認しながら捜索範囲を詰められる事なども考えられ

    探す側も早期発見や要救助者となった場合においても、やり取りが出来る事により安心感が

    保てるのでは無いかと思われる点もあります。

 

⁂ また、無線機は乾電池が使える機種が多いので、予備電源として乾電池ケースと予備の乾電池を、持って置く事を

     習慣づけていただけたらと思います! これまでの遭難事例では携帯電話のバッテリーがなくなり

     通報の第一歩から連絡が取れなくなった!と言う事となり、状況が分からず捜索活動に時間がかかったと

     いう例も、これまでに多々ありました!

 

 この事は、大地震などにより被災した時点でも同じことが考えられ、第二の通信手段を持ち合わせる事により

    片方が、だめでも、もう片方の通信手段を持ち合わせる事により連絡手段を確保できるという事が可能となり

    いざという時に、役立てる事が出来るのでは無いかと思われます。

 

⁂ ただし無線機も 使っている周波数・電波が届く範囲内にいるなどの条件がそろわないと交信ができませんが

  事前に出す登山計画書の中に無線機の種類・周波数などを書きこむ事や家族・知人などに同様の事を

  知らせておく! 遭難発生させた事を関係機関などに第一報として携帯電話などで知らせた時

  使っている無線機の種類や周波数・予備のバッテリー・乾電池などを持っているかなどを伝える

  事により携帯電話がダメな場合、無線機を通じて、やり取りが可能か、どうかなどの判断が出来るのでは

  無いかと思われますので、できれば、第二の通信手段としての無線機を持ち合わせていただきたいものです。

 

 特に団体での行動を行う、責任者の方などはバスの中で待機しているスタッフの方に1台(免許を必要としない

   デシタル簡易無線 要登録が必要(特小電力無線・免許が不要)などを持ってもらう事をお勧めします

  ツァーなどで来られた際に、バスで待っている方などは、いつ下山してくるのか??状況が分からない??

  などの状況がをよく見受けられます! このような状況を無くす意味や緊急時において関係機関への連絡をお願いする

  事や業務連絡を行う際においても、後どれ位で、バスなどの集合場所に集まれるなどの状況連絡などもできる事に

  より、お互いの不安事例などの解消にもつながるのでは無いかと考えられます。

  また、現場においては、リーダー・サブリーダーなどが数人無線機を持ち常に連絡を取りながら行動を行う事により

  行動中、不意な出来事が起きても、お互いに連絡をとる事に最初減に物事を解決できる方法を模索することもできるのでは

   無いかとおもわれます。

  

   この場合においても、先頭に行く人・中央にいる人・最後尾にいて人数確認などの点検項目が出来る方

   など、最低でも3台~4台の無線機を持てる人・理想は6~7台の無線機があり(予備も含めて)なのですが

   途中、具合が悪くなった人を引率して行く人などのやり取りができる人の数はそろえて置き

   万全の対策が必要では無いかと思われます。

  

  (できれば、リーダー各の人には高出力が出せるデジタル簡易無線・登録局)(アマチュア無線・免許局)

   を持ち合わせていただければと思います。 グループ内は、特定小電力無線・免許不要局

   などの無線機と2台持ち合わせるなど危機意識を常に持って行動を行ってほしいと思います。

         

      下記に山岳遭難たいしての通信のあり方が書かれた記事のリンクを張り付けておきます。

救助要請の方法 | jRO 日本山岳救助機構合同会社

http://www.sangakujro.com/%e6%95%91%e5%8a%a9%e8%a6%81%e8%ab%8b%e3%81%ae%e6%96%b9%e6%b3%95/

非常通信の交信記録概要 - 静岡大学山岳部紫岳

日本でのアマチュア無線をめぐる諸問題 - Wikipedia

山と非常通信

山岳でのアマチュア無線による非常通信 | …


平成30年5月31日・今朝の東祖谷14.2℃

2018-05-31 07:43:07 | 日記

   今朝も曇り空となった東祖谷・・・山並みには霧がかかり雨が降りやすい状態となっています!

      今後のお天気が気になる所でもある東祖谷・・・梅雨の時期のお天気でもあります!

      今朝の東祖谷の気温は16℃・・・今朝も高い気温の朝となりました!

       デジタル表示は13.6℃・・・こちらも高めに朝の気温となりました!

     縦走路にも微妙な霧が・・・山登りは・・・山のお天気は変わりやすいので

                    雨にはご注意を!

 


四国43番札所・明石寺

2018-05-30 07:57:26 | 四国88ヶ所

  今回の四国88ヶ所・参拝・・・高知の札所から始めた札所巡りも45番まで巡りました!

   今回は後、2ヶ寺を巡り終了となりましたが、続きは松山周辺の札所を巡ります!

        秋口までに愛媛の札所を終えられたらと思うこの頃・・・

  少しづつ着実に札所を巡りながら、今は亡き人の事を思いつつ、巡る供養を行いながらの

                 巡礼の旅でもあります!

   今回は43番・明石寺・・・山の中にある落ち着いた空間は時間を忘れて過ごしたい

               そんな、場所でもありました!  

         山門をくぐると階段が・・・本堂は目の前に・・・  

        鐘撞堂の奥には大師堂が・・・落ち着ける空間が、ここにはありました!

        新緑がまぶしい季節・・・心地よい風が吹き抜ける時間がありました!


平成30年5月30日・今朝の東祖谷14.2℃

2018-05-30 06:44:08 | 天候

      今朝も霧が山里を覆う朝となりました!まとまった雨が降る朝の東祖谷・・・

          今朝は梅雨空、そのものとなった朝の山間部です!

     今朝の気温は15℃!前後・・・寒さは感じないほど良い気温の朝となっています!

     デシタル表示は14.5℃・・・こちらも暑くも寒くも無い気温の朝でもあります。

  ヤマツツジが咲きました! 梅雨の時期に咲くことからも、ナガセ・ツツジとも言われています。

        深い霧に覆われた山・・・今朝は雨が降る朝でもあります!

 

 


平成30年5月29日・今朝の東祖谷14.2℃

2018-05-29 05:53:27 | 天候

     今朝は霧が張り出した朝となっています! 雨の降る朝となっている東祖谷

         昨日から梅雨に入ったとされる四国のお天気・・・雨が降りやすい

                 日が続きそうな山のお天気となりそうです!

         今朝の気温は15℃・・・気温は高めのあさでもあります!

      デシタル表示は14.2℃・・・少しだけ肌寒さを感じる朝でもあります!

         山を流れる霧の朝・・・今朝は雨が降る朝でもあります!