カワムラトガリバ 2008年03月31日 11時50分02秒 | Weblog 春に出現するカワムラトガリバ 西日本に分布していて高知県では低山地で3月~4月にみられる。 少ない種だが多いときには10頭近く飛来することもある。 背中の盛り上がったモコモコが暖かそうに見える。 (撮影:高岡町 2008.3.29)
イボタガ 2008年03月30日 12時20分15秒 | Weblog 春の定番イボタガが今年もやってきた。 3月下旬から5月中旬にかけて山間部で見られる普通種である。 大型の蛾で大きな眼状紋がよく目立ち、昔初めて見たときはギョッと驚いたことを覚えている。 幼虫はモクセイ科のイボタノキ、モクセイ、トネリコ、ネズミモチ、ヒイラギなどを食べる。 (撮影:高岡町 2008.3.29)
ハネナガカバナミシャク 2008年03月29日 10時37分56秒 | Weblog 春はカバナミシャクの仲間がよく目に付くが、このハネナガカバナミシャクは春に出現し、前翅前縁に三角状の黒い紋があることで他のカバナミシャクと区別できる。 深山で見られるが数は少ない。 (撮影:久万高原町 2008.3.24)
ケンモンキリガ 2008年03月28日 09時47分41秒 | Weblog キリガの仲間で最も個体数が多いのはこのケンモンキリガである。 たいていの蛾は普通種でも飛来すると少しはそれなりに嬉しいものだが、この蛾は三桁飛来することは度々で何とも感じない、むしろ煩わしい気持ちになってしまう例外といえる。 幼虫はスギ、ヒノキ、アスナロを食べるので多いのも納得できる。 成虫は春の3月に発生して6月上旬まで見られる。 (撮影:高知市 2008.3.25)
ナガイカバナミシャク 2008年03月27日 09時54分04秒 | Weblog ナガイカバナミシャクは春に出現する。 全国的に非常に少ない種ということだが、四国では深山で見つかりそれほど珍しくない。 カバナミシャクの仲間はどれも小さく地味な色合いをしているものが多いが本種は前翅前縁の黄色い紋がよく目立ちやや明るい色合いなのですぐそれとわかる。 (撮影:久万高原町面河 2008.3.24)
ウスベニスジナミシャク 2008年03月26日 10時35分29秒 | Weblog 春に出現してよく見かけるナミシャクといえば、このウスベニスジナミシャクがあげられる。 色彩は緑がかった別種のような個体もあり、かなり個体変異差があるので最近まで判別できなかった。 この画像の個体は赤っぽい筋があるので、まさしく種名に似合う「薄紅筋」といえるタイプではないだろうか。 (撮影:久万高原町面河 2008.3.24)
マツズアカシンムシ 2008年03月25日 12時39分34秒 | Weblog マツズアカシンムシはハマキガの仲間であるがハマキの名前がついていない。 私としてはハマキガ科は他のほとんどがハマキという名前があるのでマツズアカハマキなどと統一してくれたら分類しやすいのにとつい思ってしまう。 よく考えてみるとこれは幼虫がアカマツやクロマツにつく重要害虫になっているので、幼虫を主に注目したことから多分このような名前がついてしまったのかなと考える。 小さな蛾なので飛来しても見落としてしまうことが多いが、こうして拡大して見ると保護色になるのだろうが結構魅力的な色合いをしている。 (撮影:高岡町 2008.3.18)
クロオビシロフタオ 2008年03月24日 10時38分33秒 | Weblog 小さくてかわいいクロオビシロフタオ 幼虫はガマズミを食べ、成虫はどこでもよく見かける普通種である。 見慣れた蛾であるが、小型の個体はこのように大きな画面にして見るとまた違った新鮮な印象を受ける。 一見シャクガのように見えるがフタオガ科に属する。 この仲間のフタオガ亜科は一般に小型で後翅に短い2つの尾をもっているものが多いようだ。 後翅をたたんで変わった止まり方をするのもこの仲間の特徴である。 (撮影:高岡町 2008.3.18)
ウスバキエダシャク 2008年03月23日 11時36分05秒 | Weblog 地味で黒っぽくあまり注目されない普通種のウスバキエダシャク よく似たウスバシロエダシャクと共に春に出現する。 ウスバシロエダシャクと比べると落ち着いたおとなしい色合いで、こちらの方が好きである。 (撮影:高岡町 2008.3.18) 今日は朝から雨、現在ハマキガの整理をしているが今まで同定困難でほとんどほったらかしにしてあったことも重なり頭を悩ましている。
ホシミスジエダシャク 2008年03月22日 11時32分23秒 | Weblog ホシミスジエダシャクは黄緑色に黒い斑紋が多数あって薄汚れた暗い感じのする普通種で、飛来しても嬉しくない。 しかし春に発生するこのような個体は明るい色合いで黒い斑紋も少なく好印象である。 インド、マレー、ニューギニアまで亜種に分かれて広く分布している温帯・熱帯系のシャクガである。 幼虫はクスノキ科のアオダモやシロダモを食べる。 (撮影:高岡町 2008.3.18)