Sujak do 〜SujaのDNA〜

興味深く感じたことや読んだ書籍について書いたりしていきます。天然石については、一休み。

おい、プーチン。トルストイを知っているかい?

2022-02-26 14:06:00 | 本を読む
こんにちは
Sujaです

ロシア文学で好んで読むのは
トルストイの作品です

トルストイの代表作と言えば
『戦争と平和』とか
『アンナ・カレーニナ』とか
『復活』など

しかし私が好んでいるのは
民話です

『人はなんで生きるか』
『愛のあるところに神あり』
『イワンのばかとそのふたりの兄弟』
『人にはどれほどの土地がいるか』などなど・・・

宗教的であるところと
哲学的であるところが
私の脳細胞を刺激してくれます

特に『人はなんで生きるか』は何度も読み返します

ストーリーは

自身の情を優先させて
仕事を全うしなかった天使に
神が怒り
天使を人間として地上に堕とし
以下の問いに
身を以て答えをみつけるよう命じます

人間の中にあるものは何か
人間に与えられていないものは何か
人間はなんで(何によって)生きるか


長い年月を経て
天使はそれぞれの答えをみつけます

天使は
人間の中にあるものは
愛であると悟ります


そして
人間に与えられていないものは
自分に必要なものが何か知ることが与えられていないことを知り

最後に
人間は、愛によって生きていると知ります

全ての人は
自分のことを考える心だけでなく
愛によって
愛の力だけによって生きている

愛によって生きている者は
神の中に生きている

つまり神はその人の中にいらっしゃる
神は愛

最後の件は宗教的ですが

しかし

人は人の愛によって生かされ
人は人を愛することで幸せを感じ
そして、平和を導く

私はこの作品を読むたびにそう納得するのです

プーチンはロシアにいながら
まだこの作品を読んでいないのではないでしょうか

おい、プーチン
トルストイ読むことをお薦めするよ
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かつて共に暮らした猫のお話

2022-02-19 14:21:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
Sujaです

今朝の新聞に
猫の特集が載っていて
かつて飼っていた愛しい猫たちの事を
思い出してしまいました

30年程前に
猫をペアで飼っていたのですが

その子たちの間に子供がなんと
8匹も生まれたのです

猫の乳首は6個なので
必ず2匹はお乳待ちになる為

母猫《あん》の育児に私も協力し
猫用の哺乳瓶でミルクをあげ
排便をさせたりしていました

父猫《との》は親の自覚があるのか無いのか
段ボールで作った育児室で
親子水入らずで気持ちよく寝ています


親猫と子猫の計10匹という大所帯は
ちょっとお世話できないので
子猫たちがある程度大きくなったところで
情が湧く前に知り合いの人たちに譲渡しました
それぞれが猫好きな良い人たちのところへ行き
猫2匹との暮らしが始まります

《あん》は肺炎で12歳で亡くなり
《との》はてんかんの発作と糖尿病との闘病の末15歳で亡くなりました

長年一緒に暮らしていたので猫たちの死はとても
寂しく哀しい出来事です

特に《との》の介護は1年間続き
私がインスリン注射を毎日打ってやり
てんかんの発作の時は
「愛してるよ。愛してる」
とささやきながら
発作が治まるまでしっかりと抱きしめていました

それ以後
動物を飼うことはやめました
私自身、《あん》《との》がいて
常に癒されていたのだけど
彼らにとってはストレスを与えていたかもしれない
と思ったのです

動物は
自由に気ままに生きてこそ人生だと感じたのです

《あん》と《との》には
辛い想いをさせてしまったかもしれないという後悔の念が
今も残っていますが

時々
私の夢に元気よく現れてくれたりして
元気づけてくれます
今もなお
私は彼らに癒されっぱなしなのです




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奥田英朗著『東京物語』を読んで、バブル当時を思い出しました

2022-02-12 14:28:00 | 本を読む
こんにちは
Sujaです

年明け早々に
SDGsに関する本を
あれこれと読んだせいなのか
息抜きできるような本を読みたいと思い
選んだのが

奥田英朗著『東京物語』

1978年から1989年のお話しで
80年代後半の
バブル景気に向かおうとしている時代
20代の主人公が東京で
バリバリ仕事をこなしながら
少しづつ大人に成長していくという
オムニバスの小説でした

1985年と1989年のストーリーは
非常に懐かしく当時を思い出しながら
楽しく読むことが出来ました

特に1989年当時の私は
リクルートに勤務していて
仕事に恋に友情にと
毎日充実した
楽しい毎日を送っていた頃です

まぁ、私の場合は
東京ではなく大阪が舞台でしたが

確かに
あちこちで景気の良い話を聞くことはありました

スポンサーが
神戸で船上パーティーをするというので
担当営業マンの代行で私が行くことになり
ブレーンさん(男性)と二人で招かれたのですが

船上パーティーなんて気取った集まりに
お尻がこそばい思いをした記憶があります

パーティーの後
ブレーンさんとどこかのホテルのバーでお酒を飲んだのですが

ロマンスが芽生えるような事はありませんでしたね

どんな話をしたのか覚えていませんが
たぶんあまり話が弾まず

車で来ていたブレーンさんも「送るよ」と言うことはなく
私は電車で帰ったのだと思います

ある人は
琵琶湖にヨットを持っていて
友達と一緒にヨットでお酒を飲んだり
楽しい遊びを経験させていただきました

大阪の北新地で仲間と飲んでいて
「2軒目は京都で飲もう!」と
誰かの車で京都へ行き
朝まで飲んでしまったり
今では有り得ないバカっぷりです

私自身の景気はそんなに良いとは言えませんでしたが
いろいろご馳走してくれる人たちがいたことは確かです

当時は
これでもかというほど遊び
そこそこ働き
そして、恋を謳歌していましたね

仕事で失敗しても
失恋してしまっても
周りの仲間や友達がフォローしてくれて
逆にこちらもフォローして
みんな、少しづつ大人へと成長していったのだと思います

若い時に十分経験したからなのか
今ではすっかり遊ばず
恋も卒業し
穏やかな毎日に感謝と幸せを感じています

やはり若い時は
いっぱい遊び
いっぱい恋して
いっぱい働くと良いです

とはいえ
今の若い人はコロナが重なり
残念だと思うこともありますが

この状況下ならではの
楽しさや喜びや充実感を
自分たちで作れるエネルギーがあるのですから
ぜひ今を楽しんでほしいです

可能性は無限なのです

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映画『ホテル・ルワンダ』を観た方がいい。そして本も読んだ方がいい。

2022-02-06 14:29:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
Sujaです

以前
1994年に起きたルワンダのジェノサイドについて、何冊かの本を読み

ブログに掲載しました

↓バックナンバー


フツ族とツチ族の民族間の争いが
大虐殺に発展し
フツ族がツチ族を100万人以上殺してしまう、誠に愚かで残虐な出来事です

今回
『ホテル・ルワンダ』を
DVDで観ました


ホテルの支配人である主人公が
紛争によって行き場をなくした人々を
ホテルにかくまい
避難民たちの命を守るという
実話を映画にしています

2004年の作品で
アカデミー賞やゴールデングローブ賞などにノミネートされるほど
世界での評価は高ったそうですが

映画配給権が高かった理由で
日本では中々上映に至らず

映画ファンの署名運動などのお蔭で
2006年に日本でも公開できるようになったそうです

私は既に本などで
フツ族とツチ族との因果関係や
虐殺の詳細を知っていたので
素直にストーリーに入り込めました

観終って思った事は

やはり

国連の平和維持軍が介入しても
沈静化しないし
報道機関が虐殺の映像を世界に流しても
好転しない

結局
ツチ族の反乱軍の侵攻によって
制圧し終結したのですから
他国の人に頼っても
当てにはならない

ルワンダのように
国の中で起きている紛争は
今もあちらこちらで起きています

ミャンマーのクーデターや
新疆ウイグルの人権問題
シリア内戦など…

これらは報道されていて知っていますが

世界には報道されていない内戦も少なくないようです

内戦によって多くの犠牲者が出たニュースを知る度
私たちはどうしたらいいのかいつも考えます

そして
そう考えながらも変わらない日常を送っていることに
申し訳ない想いが常に過っています
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SDGsの17目標を理解し、参加できる目標にトライしてみる~17.パートナーシップで目標を達成しよう~

2022-02-01 10:59:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
Sujaです

今回は17目標の17番め

17.パートナーシップで目標を達成しよう


これまでの16の目標を振り返ると
一人でコツコツ出来るものもあれば
国や企業規模で取り組まなければ実現できないものあります

けれど

私やあなた
あの人やこの人
はたまたあちらの人


一人一人が関心を持ち、考え、行動することが
目標達成に近づき
持続可能な地域、社会、国、世界
そして
地球になるのだと思うのです

家族が協力し
仲間が協力し
企業が協力し
国が、政府が協力する

この地球上で生きているすべてがチームとなり、助け合えるようになれば
こんなに素晴らしいことはないですね

今回、SDGsの事を調べて、私自身
たくさんの学びを得ることができました

もっと意識的に考えて
行動しなければならないことにも気づき
非常に良い機会を与えてもらいました

昔はよく
「困った時はお互いさま」
というセリフを耳にしたものです
私が幼少の頃は
隣近所で助け合う風景が当たり前のようにありました

今では
困ったことを言えなかったり
気づかないフリをしたり
巻き込まれるのが嫌だと思ったり
事件性に発展するのが怖いと不安を抱いたりと、様々な事情がありますが

この世の中を少しでも良くするという気持ちを大切に

ささやかながらも行動を起こす人が増えていけば、この社会は
大きく変化していくと信じています

そんなのは絵空事と思うかもしれませんが

夢は叶うし
理想は現実になる

そうではありませんか?
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