新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ネバリタデ:粘り蓼(五感を駆使して?)

2011-09-27 17:33:45 | お知らせ」

植物観察には五感を駆使してと、よくいわれます。その言葉を地で行って思いがけず成果?があったのが三瓶山北の原の草原でのことでした。
何の変哲もないようなタデ花が咲いていて、ぴったり思い出せる品種が思い浮かばす、何気なく花穂をつまんでみると粘り気があります。口から出まかせに「粘り蓼と違うか?」といいますと、誰かが図鑑を開いて「ネバリタデというのがある」いうではありませんか。
図鑑には、ネバリタデ:粘り蓼(タデ科タデ属)は、茎の上部と花柄の一部から粘膜をだし、触ると粘るのでこの名がある。山野の日当たりのよいところに生える高さ40~80㎝の1年草で、葉は長さ3~5㎝の披針形~広披針形。花序は長さ3~5㎝で、淡紅色または白緑色の花をまばらにつける。とありました。
ガイドの先生も苦笑いの一幕でした。