杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

その人は

2010年08月31日 | 日記
私の年齢からみると、そのお人はまだ・・・ 御若い。
私は、その弟のように若いお人を長年見続けて来ました。

ある失意の中にも係らず、彼は黙って悲しみを抑え・・・?
それでも健気にもマイクを持って立ち続けました。
私はその時、逆風にあるその人に声をかけることが出来なかった。

心の中で、その場所を通りながら必死に声をかけていた !
(がんばってください ! あなたの悲しみをこらえた努力は !
きっと稔りますよ !」 マイクを持つその人の横を通りながら !
私は、胸に来るものを押さえながら祈っていた。

自分の行政書士という立場をおもんばかるために、手を差し伸べる
勇気が無かったのである。
その人が、辛苦を克服し、涙を乗り越えて栄冠を掴まれた時、
私は、喝采を奉げた !
努力する者は報われる ! 身体全体で胸打ち震える思いがした。

その人は、偉大な父の後を、着実に歩んで来た。
その大変な重圧にも潰されないで、階段を一歩一歩確実に歩んでいる。

世の中何処にでも居る、普通の人間たちの中で、
遊びたい盛りにも係らず、偉大な父の後を継ぐ重圧は我々凡人には伺い
しれない重みではなかったか ?

その人が、その組織の理事者に成るまでは、出世にも恵まれず下積みに
あった者達を、私は沢山見てきた。
それが、驚くことに又、嬉しいことに、その彼らに光が与えられ始めた
のである ! 私は二重の喜びに浸ることになった !?

(この人は、何と云う素晴らしい人であろう !?)
下積みの苦労に耐えてきた人々に、その人は手を差し伸べられた !
私は、頭を垂れる以外に感謝の術を知らなかった。

私は、仕事上、役所有っての生活を送らせて貰っている。
その人の役所へ出向くと、平職員の頃から存じている職員さん達が、
たくさん課長始め要職についておられる。
若い職員さんに至るまで、この老骨の私を労わってくれる。

私を知らない新入生が少々キツイ応対をしても私は不愉快にならない ?
課長が、先輩がそっと私の傍へ歩み寄られて「Uさん、元気ですね !
がんばっていますね !」と声をかけて来る・・・!
私へやさしいエ-ルを送ることで、新入生へ無言の悟としているのである。

その気配り、その暖かさ ! その上役の姿勢を見ることで・・・!
私が想う、その人を感じるのである !?

愛媛県は、現在の加戸守行知事の任期が迫り引退を表明されている。
知事の生家の近くで私は長年商売をさせてもらった。
加戸知事への思慕の念も強いものがある。
私は、ずっと以前から、後継者として、長年見続けて来た・・・!
その人を、頭に描いている。

このような人にこそ、愛媛県を背負って立ってもらいたい !?
是非 ! 愛媛県知事の座に座ってもらいたい。
私は、その人が衆議院選挙に破れて、松山市駅前でマイクを握って
立ち続けた姿を振り返りながら、感無量の思いに咽んでいる。
是非 ! その人の出番を切望したい。

私も、年をとって役職に望みはない、誰に気兼ねすることもない。
行政書士会改革のために悪役にも甘んじようと思うに至った。
積年の罪滅ぼしに、私は堂々と、その人の名前を読み上げて・・・!
知事への道を歩んで貰いたいと願っている。

<その人の名は、「松山市長 中村時広」その人である。>

中村市長、私は真穴ミカンと座敷雛の里八幡浜市真網代出身で
八幡浜市議会舛田尚鶴元議長の薫陶を受けることが出来ました
末席弟子にあたります、
愛媛県行政書士会会員 上杉嘉一と申します。

あなたを長年見続けて、その成長を心より祈念申し上げていた若輩者
です。
あなたが、愛媛県知事として就任される日を心より願っております。
勇気を持ってお立ち下さい。

あの松山市駅前でマイクを握った孤独な青年を、私は決して忘れる事が
できません。
あなたの満面の笑みを、私は見たいと願っています。 ・・・。。。

                                    合掌


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