T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

*宣伝などのコメントはご遠慮ください*

幼児期のぶつかり合い

2014-10-07 | 日々の育児
覚書になります。先生から伺ってとても腑に落ちたので忘れないうちに。

3~5歳の幼児期には、どうしても子ども同士のぶつかり合いが日々あります。
赤ちゃんの時期の自分ひとりへの興味から、次第に他人へ興味が出始めて
そうなると、ものを取ったり取られたりは日常茶飯事、言葉がまだ出にくい時期には
引っ掻いたり、たたいたり・・・というのも普通に起こること。

でも、その子どもたちの親同士は心穏やかではありません。

大人の関係なので気遣いもあるし、微妙な人間関係もあるので、
ついつい子どもたちがそういう(ある意味)トラブルを起こさないように
初めからセーブしてしまうことがあります。

例えばいつもぶつかる子とは遊ばせないようにするとか、
何か起こりそうになると介入したりとか。

つまりは、我が子が躓かないように、道に落ちている石を拾ってあげることですよね。

でも、こうして石のない道を通ってきた子どもは、多くの割合で大きくなってから
人間関係で苦労するそうです。突然キレたりするのもその一つです。

幼児期に、他人と関わって、そこでぶつかり、引っ掻いたり引っ掻かれたり、
叩いたり叩かれたりして、痛い思いをして泣く。
なんだかわかんないけど悔しくて泣く。
そういう経験を積み重ねることで、他人と自分との距離を測る力が付き
そのうちに言葉が口からスムーズに出るようになると、口での喧嘩や話し合いができるようになっていきます。
本能での他人とのぶつかり合いができるのは本当に幼児期しかないですよね。

そう考えるとなんて大事な時期なんだと気持ちが引き締まります。

もうすぐ5歳を迎える息子は、友達が大好きな時期に入ってることもあり
人間同士しょっちゅうぶつかっています。
今の課題は、泣いてそこから何も言えない(自分の主張ができない)こと。
ただただ泣いておしまいになってしまい、それは解決になってないな~と。
落ち着いてからでもいいからちゃんと自分がどうして泣いているかを相手に伝えなさいと促すようにしています。

と、書くとすごくデキた母のように思えますが、実際は「ちゃんと自分の言葉で状況を説明しなさいっ!」と鬼のような顔をしている母です・・・・・。

当事者同士が話をしないと、先には進めないんだよ。と言うものの
これはなかなか難しいですね。
日々の訓練だなと思っています。

そういう訓練を課してくれている息子のお友達に感謝しています^^

かくいう私も、言葉を飲み込むことが多い大人となりました・・・・。
ぶつかったときに相手を傷つけずにどうやって自分の気持ちを言うか、40代に近づいた今でも日々練習中です。


運動会の季節

2014-10-07 | 日々の育児
二学期が始まると、否応なしに直面する運動会の練習。

息子の幼稚園は小規模ですが、同じ建物に学童や保育園が入っていることもあって
合同で行うためにかなり大規模になります。
さらには、保育園VS幼稚園という暗黙の・・・いや、けっこうあからさまの
構図があるために、ものすごく燃えます。

普段から裸足で外を駆け回っている(真冬も)保育園の園児たち。
赤ちゃんのころから集団生活をしているし、とってもたくましい。

一方、幼稚園の園児はどちらかというと温室育ち。
寒いときには親は厚着させて登園するし(笑)
保育園に比べて保育時間も短いから圧倒的に練習量も少ない。

というわけで、9月はピリピリした空気の中真剣な練習が繰り広げられます。

年少さんは数種目しか出番がないのに、年中になると一気に競技が増えます。
特に「障害物競争」は難関でした(><)
ものすごい角度の坂を一気に登って飛び降りる・・・という、大人でもできないな~としり込みするようなことをやるのです。もはや、運動神経プラス肝試し。

初めはかけっこも、もちろんこの坂上がりもできず、毎日転んでは泣いて、
膝や腕の傷が日々増えていきました。
泣くと一気にテンションが下がって「もうやらない」と弱音をはいていたらしい。

それが、最後の1週間くらいになると、自分に自信がついてきて泣かなくなり
みるみる逞しくなりました。

けっこうこの時期は課題が多くて子どもも精神的にきつくなるために親も気疲れし、
園の教育方針についてなど、色々とママ友と意見を交わすことも多くなりました。
自分が過保護なのかな~と思ったり、ちょっとできないことを乗り越える力をここで育てないと小学校へのステップは開かれないんだと思ったり、自分の子育てについても改めて考えました。
熱が流行った時期でもあり、子どもの健康管理について心配りをしたり(まぁ当たり前っちゃ当たり前ですが、私の場合は特別^^;)、降園後に公園でみんなで練習したり、まぁとにかく運動会練習に明け暮れていました。

そんな中で迎えた当日。

先生方だけではとても運営できないほど大規模なため、親がかなり裏方参加します。
他の幼稚園からは考えられないほど・・・だと思いますが、その分運動会を表からも裏からも楽しめて、大変だけれどそれだけ感動もひとしおでした!

「障害物競争」では、惜しくもビリになってしまった息子ですが、よくぞ完走した!
その順位が悔しかったようで、ゴールしてから悔し涙を流していました。
その涙も、きっとこれからの糧になるはずだよ。

去年からは考えられないほど走れるようになったし、玉入れもうちの子はよそ見して貢献はしていないものの幼稚園が1位となりました!

すべては今の年長さんがとてもできる子どもたちなので、頼りきったかんじです^^

声の限り応援して、悔しがったり、飛び上がって喜んだり、そんなことを分かち合えることが何よりの幸せ。
そんな一日にしてくれた子どもたちに感謝。

片づけから反省会、そして打ち上げと、丸一日ジャージで動き回りました!

ジャージ、動きやすくて癖になりそうです(笑)








文字を書くこと&習い事について

2014-10-01 | 日々の育児
女の子はお手紙交換が流行る時期があり、そのころに文字に興味が現れることが多いようです。

一方男の子は、なかなか・・・。
これは人によりけりだとは思いますが、我が息子の文字敏感期はしばらくきませんでした。

無理やりドリルをやらせたりするのはあまり好きではないし、これはもう自分の興味が出るまでは待つしかないな~、なんて書くとドンと構えた親みたいに聞こえますが、実際はほったらかしでした^^;

年中になってから、色塗りや絵を描くことに少し興味が出てきて、
夏を過ぎたあたりから、男子同士でもお手紙交換がちょこちょこ行われるようになり
うちの子も「字を書きたい」という興味がわいてきたようです。

でも、そこからが苦難の道・・・・

手本を私が書いて、真似してごらんと言っても書けない。
点々で文字を書いて、なぞってごらんと言っても「むずかしい」。

「むずかしいからかけない」

というのが口癖になり、私は「難しくて書けないって言っていたらいつまでたっても書けないままだよ」という否定的なコメントばかりしてしまい・・・

意外に(親に似ず)完璧主義な息子。
ちょっと棒線が出ちゃっただの、○が(「す」とかね)大きくなっちゃっただの
「これじゃ読めない」と自分で頭を抱えている。

最初は「へんになっちゃったよー」と自分で自分に笑い、
そのあとに「なんでこんなへんなのになっちゃうんだろ・・・」と言いつつ
目の周りと鼻の頭が赤くなり、
ぽろぽろと涙を流し始める・・・・



Oh NO!!

親は内心「ちょっとちょっとー」と思いながらも、褒めたり励ましたりと必死です。

公文ドリルを買ったものの、そういうので文字を書くのはイヤで
やはり目的があること(手紙を書くなど)をしたいみたい。

こうして、手紙は途中で終わり「あしたにする・・・」と言うパターン。

私は人に何かを教えるのがすごく苦手なので、我が子ともなるとものすごく難しいです。
ついつい感情的になっちゃうっていうか(汗)

親子ともに試練ですね。


習い事で公文を始めることも考えた時期がありましたが、うちの子にはあわないだろうなと思ってまだ渋っています。
こうして小学校に入ってからどんどんお勉強で差がついて取り残されていくのかしら?という不安もありつつ、今しかできないこと、例えば暗くなるまで公園で思い切り友達と遊ぶ・・・などなどをめいいっぱいやらせてあげたい気持ちもあります。

うちは習い事はスイミングとサッカーをやっていますが、
スイミングは個人競技(「競技」ってレベルからは程遠いですがね(><))
サッカーは団体競技なので、どちらも必要かな~と。
特にサッカーは息子は大好きなので、まだまだぺーぺーで、口だけは偉そうですが
とっても楽しいみたいです。

スイミングは全く水に顔をつけることができなかったけれど、ようやくようやーく最近額まで(なぜか頭までは絶対につけない・・・)水に浸かれるようになりました。

こういうはじめの一歩がすごく大きなことのように感じます。

私は子どものころ、毎日習い事をしていたけれど、実になったものはなく(笑)
母は今でも「月謝をどぶに捨てたようなもの」と言います。
毎日習い事をして、大成した人もいるでしょうし、本当にこればかりは個々の才能やら好みなのだと思うけれど。うちの母は私に期待しすぎた人でしたのでね・・・。

子どもが「やりたい」と言った習い事は、家計が許せばやらせてあげたいけれど、
今は「公園行く!」というのがプライオリティ一番みたいなので^^

周りの話を聞くと「これでいいのか!?」ということはいっつも感じますが
親なんてそんなもので、それでも前に進んでいかなくてはならないのかなと思います。
過去を振り返って「あれさせとけばよかった」とならないように。
というかしないように!

自分に言い聞かせています。