業務外日報

大阪市中央区の菅俊晴税理士事務所のブログです。

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頭塔(ずとう)

2016年05月03日 | 日記
4月30日(土)、晴れ。
春日大社の萬葉植物園から帰る途中、ならまちに寄り道しようと思って歩いていたのですが、なにげに見た民家の屋根のそのまた奥の方に、不思議な建造物を発見しました。
「頭塔」です。こんなところにあったのか~!
以前、雑誌で写真を見たことがあったのですが、どこにあるのか分からず、その存在もすっかり忘れていましたが、今回、偶然発見!いや~、ハッハッハ。びっくりした~。
GW中は、特別公開しているとのこと。説明もしてくれるというので見学をさせてもらうことにしました。ラッキー!

この頭塔(ずとう)は、ちょうど東大寺の南、約950mのところにあります。奈良時代後期の、方形7段の土塔です。発掘調査前は、土の山に木が何本も生えている古墳のような状態だったそうで、現在でも一部は森のような状態のままです。



なぜ「頭塔(ずとう)」と呼ばれるようになったのか?
奈良時代の僧・玄○(げんぼう:ぼうは、日に方)の頭を埋めた墓なので「頭塔(ずとう)」というようになったという言い伝えもあるのですが、767年に東大寺の僧・実忠が土塔を築いたと古文書の記録にあり、それがこの頭塔にあたり、本来の「土塔(どとう)」がなまって「頭塔(ずとう)」と呼ばれるようになったというのが正解のようです。
この頭塔の役割は、五重塔などと同じように、仏舎利を納める仏塔と考えられます。
発掘調査の結果、7段の石積みの上に瓦葺きの屋根がのっており、奇数段に石仏が配置されていたことが分かりました。ちょうど下の写真のような形だったのではないかということです。全体的に瓦の屋根だったんですね。へえ~。



また、現在の頭塔内部には、ひとまわり小さい頭塔があり、それが当初期のものであることも分かりました。当初期のものはそのまま内部に保存することにし、外側の現在の頭塔を復原整備、公開することになったそうです。この土の山の中に、もうひとつ小さい頭塔があるのか・・・。へえ~。
この復原整備の過程で、現在、石仏の上にのっている屋根は、当初のものを復原したのではなく、直射日光や風雨から保護するために設置されたものだということです。なるほど。

こちらは東面です。1、3、5、7の奇数段、4面に各11基ずつ、総数44基の石仏が配置されていたと考えられています。



44基のうち、28基までが確認されているそうです。石仏の写真、見えるかな?



こちらは南面です。復原整備の際、北半分を発掘調査し、南半分は現状保存することになったようです。



自然のままの状態で石仏があるため、石積みも崩れ、木が生い茂っているため、1つしか確認できませんでした。



こちらは西面です。



一番下の段の石仏ですが、これはよく分かるかも。



こちらは北面です。



こちらを見ると分かりやすいかもしれませんが、残存石積と復原時に補充した新石積との間に鉛板を入れて区分しています。



こちらの石仏は、キレイに浮き彫りや線彫が残っていますね。



これらの石仏は、数少ない奈良時代後期のもので、非常に貴重なものです。
ですが、当初ここにあった石仏のうちの1基が、郡山城の石垣に転用されているそうなのです。「逆さ地蔵」として有名なのだとか。
調べてみると、豊臣秀長の時ですね。豊臣秀吉の実弟です。
転用石といって、築城の折、石垣にする石が足りない場合、墓石や石臼などが使われました。郡山城の天守台周辺の野面積みの石垣には、平城京羅城門の礎石や、石地蔵、五輪塔などが使われているそうですよ。私も今度見に行ってみようかな。
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萬葉植物園の「藤」

2016年05月02日 | 日記
4月30日(土)晴れ。朝は寒いけど、いい天気♪
今日は、奈良の春日大社にやってきました。お、鹿だ!まだ子供かな。かわいい。



今回のメインは、春日大社ではなく、萬葉植物園です。今年はツツジも早いですね。もう満開です。というか、日当たりのいい場所のツツジは終わりかかっています。



白がキレイ。



さて、萬葉植物園の「藤」も見頃ということだったので、楽しみにしてきました。ここには、20品種の藤があるので、2週間くらいは藤の花が楽しめるそうです。



これは、なんだか葡萄みたいな花ですね。八重なのかな?美味しそう(笑)。



藤はマメ科の植物です。スイートピーの花に似てますよね。



色もとりどりです。木は200本くらい植えられているのだとか。



外国人観光客もたくさんいますね。今年は例年に比べて人が多いような気が・・・。最後にもっとも藤らしい写真を1枚撮ってと。



来年は、もう少し静かに落ち着いて鑑賞できるところを探してみるかな。
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比叡山延暦寺 西塔

2016年05月01日 | 旅行
4月29日(金)祭日、雨が降ったり止んだり。
比叡山内シャトルバスで「横川エリア」から「西塔エリア」にやってきました。ここで最後です。比叡山は食べる店が少ないので困りもの。西塔の駐車場の出店で「くず湯と茶まんじゅう」のセットを食べて、とりあえずひと心地ついたかな。



雨が降る前に見て回ろうと思っていたのに、ぎゃー!降り出したー!
こちらは「常行堂」です。



常行堂のお隣に並んでいるこちらの建物は「法華堂」。
どっちがどっちか分からないなあ・・・と思っていたら、この二つのお堂、同じ形のようです。同じ形の二堂が渡り廊下でつながっていて、「弁慶のにない堂」と呼ばれているそうです。
う~、雨が結構降り出した。雨をよけるのに気をとられていて、渡り廊下でつながっている部分を撮るのを忘れてました。しくしく。



風が強くて雲が動くのが早いなあ。今は晴れてる・・・。
こちらの建物は「釈迦堂」です。西塔の中心で、正式には転法輪堂といいます。現在の建物は、信長の比叡山焼き討ち後に、秀吉が園城寺の弥勒堂を移築して手を加えたものだそうです。山上では最も古い建物だとか。重要文化財です。



さて、次は、西塔の中で、重要文化財であるのに、パンフレットには写真も載っていない建物を見に行きたいんだな。地図もザックリしたものしかないので、方向音痴の私にはツライ・・・。一応、地図によると、この敷地を出て、比叡山ドライブウェイの向こう側の山林の中か。なんの看板も出ていないけど、この辺の山道かな・・・。「普賢象」という名の桜が咲いています。これを目印に覚えておこう!



では、山道を行ってみるか!ちょっと雨も降ったので、ぬかるんでいるし、天気が悪いので少々薄暗い道です。しかも誰も歩いていないし・・・。足跡すらない!
そういえば、私、今日はどこに出かけるか言ってこなかったな~。何かあったら、しばらく見つからないだろうな・・・なんて思えるような山道です。何分歩けば着くんだろ・・・?

だいぶ心細くなってきてたところに電柱が見えました。電柱があるってことは、人家があるってことだ!誰かいるかも!う~、よかった~。15分くらい歩いたかな?すっごく長く感じたけど、それくらいだと思います。やっと見えてきました。「瑠璃堂」です。やったー!
この「瑠璃堂」、信長の焼き討ちを逃れた現存する唯一の建物なんです。そらまあ、こんな場所にあるんじゃね。焼かれずに残ったはずだ。



はあ~、見つかってよかった。さ、瑠璃堂も見つけることができたので、西塔の中心部に戻ろう!
ドライブウェイまで出て、西塔の駐車場に戻ってきました。あ~、キレイだ~。



珍しい黄色い(黄緑かな?)桜です。黄桜?



う~、また雨が降り出した。
こちらのお堂は「椿堂」です。駐車場から少し歩いたところにあるのですが、昔、聖徳太子が入山したおり、杖にしていた椿の枝をさして帰ったところ、根をおろし、あたり一面に育ったというのが「椿堂」の名前の由来です。確かに、左手に椿の木が見えます。写真じゃ、見づらいけど。



西塔の最後は「浄土院」です。こちらは伝教大師の御廟所です。パンフレットの写真はこれとは違うんですけど、奥には行けないようなので、まあ、それは仕方ないかなと。白砂がキレイです。外国人の初老の紳士が熱心に見てまわっています。人もいないし、静かなので、落ち着く場所ですよね。



激しくはないけど、ずっと雨が降っています。寒いので、東塔まで戻って、山菜そばでも食べて帰るとするか。
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比叡山延暦寺 横川

2016年04月30日 | 旅行
4月29日(金)祭日、くもり時々晴れの予報だったはず・・・。
少々微妙な天気のため、延暦寺のメインである「東塔エリア」を堪能した私は、一番遠い「横川エリア」に向かうことにしました。比叡山内シャトルバスは、GW中ということもあり、臨時便も出てるので結構便利♪

東塔から15分くらいで横川に到着~。



比叡山は天台宗の総本山なわけですが、この「横川」は、比叡山の第三祖、慈覚大師円仁が激しい修行で衰弱し、ほとんど失明状態になったときに草庵を結んだのが始まりだそうです。谷川の石を拾って硯にし、草を集めて作った筆で法華経を写経し、その功徳で病が全快したのだそうです。

さて、こちらの朱塗りの建物はというと、「横川中堂」です。横川の中心となる建物で、848年に先程お話しした円仁によって開創されました。本尊は、たび重なる火災にもかかわらず難を逃れた平安期藤原時代の聖観世音菩薩立像(木造)です。



おや、不思議な石碑が・・・。でも、この絵、どこかで見たことあるような・・・。
この石碑があるのは、四季講堂(元三大師堂)と呼ばれる建物の敷地の前です。どうもこの絵柄、「角大師」と呼ばれている厄除けのお札の絵柄ようです。



え~っと、どれどれ。要約しますと、当時、全国に疫病が広まっていて、多くの人が病に倒れていたそうです。それをどうにかしようと、お大師さまが禅定に入られました。日が経つにつれ、だんだんお大師さまが骨ばかりの鬼のような姿になられたそうです。その様子を見ていた弟子の一人が写し取ったお姿を、版木にしてお札を刷って、そしてそのお札を各家の戸口に貼るようにと、お大師さまはおっしゃったそうです。すると、このお札があるところには病がよりつかず、厄難から逃れることができたのだとか。
へえ~。あとで1枚、事務所用に買っておこうっと。

それでは、元三大師堂へ行ってみます。



こちらは、正式には「四季講堂」と呼ばれていまして、四季に経典の講義が行なわれていたことが名前の由来です。



講堂なので、建物自体には特に目立った特徴はないと思うのですが、軒下といったらいいのかな?大津絵がかかっています。特徴のある絵ですよね。



ほら、こちら側にも。こちらの絵の方がそれっぽいかな。



で、最後は「根本如法塔」です。こちらは大正14年に再興されたもので、塔中に数々の仏教経典を書写したものを納めて、後世に伝えるために祈念し、安置している塔です。



横川には、他にも「恵心堂」や「虚子塔」などがあるのですが、突然の雨!ぎゃ~!本格的に降ってきたらどうしよう・・・。お腹もすいたし、とりあえず見るところは見たので、バス停まで雨宿りしつつ走ります。雨でも横川の桜はキレイに咲いてましたよ~。



とりあえず、お昼を食べてから「西塔」だ!バス停、バス停・・・。
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比叡山延暦寺 東塔

2016年04月29日 | 旅行
4月29日(金)、くもり時々晴れの予報。
ホントに晴れるのか?!と疑いたくなるくらいの寒さ!!!
え~、京阪電車、叡山電車を乗り継いで、やってきたのは八瀬。



いやいや、ここもまだ中継地点。これから叡山ケーブルに乗ります。



向かうは、比叡山延暦寺なのだが・・・。寒い!!!
一緒に叡山ケーブルに乗っている皆が「寒い・・・」としか言葉を発しない(笑)。そして今度は叡山ロープウェイに乗り換えて、比叡山頂を目指します。べらぼうに寒いけど、眺めはいいな。ずいぶん高く上ったもんだ。



山頂についたら、比叡山内シャトルバスで、「東塔エリア」に向かいます。「比叡山1dayチケット」を買っているので、京阪電車の各駅から比叡山内はすべてフリーです。小銭を出す手間がなくて便利♪

比叡山延暦寺は、「東塔」、「西塔」、「横川」の3つのエリアに分かれています。今から約1200年前に伝教大師最澄によって開かれた天台宗の総本山です。
最初に向かう「東塔」は、三塔の中心で、延暦寺発祥の地です。比叡山の総本堂である「根本中堂」をはじめ重要な堂塔が集まっています。
さて、シャトルバスが東塔に到着。巡る順番などおかまいなしで、気の向くままに行こう!
で、やってきたのが「大講堂」。学問修行の道場かな。こちらは重要文化財です。



風は強いけど、少し陽が射してきた。よかった~。
内部の撮影は不可だけど、建物はこんな感じです。



さてさて、お次は本命「根本中堂」。国宝です。



本尊は薬師如来(秘仏)。宗祖伝教大師「最澄」自らが刻んだのだそうです。
そして、この地で最澄が修行を始めた当時の灯が、1200年も前から今もずっと灯されていて、「不滅の法灯」と言われているそうです。
でも、実際には、途絶えたことがあったんですって。信長の頃ですね。その時はどうしたかというと、東北の方に灯を分けていたお寺があったそうで、そちらから灯をいただいて、それからはずっと消えてないそうです。なるほどね~。

お次は「戒壇院」です。こちらも重要文化財となっています。個人的には、これが一番好きな建造物かな。



今はしゃくなげの季節なんですね。あちこちでキレイに咲いています。



さすがに比叡山。寒いだけあって、桜は今が満開です。品種は全然分からないけど、八重桜やしだれ桜など、色々な種類の桜が盛りと咲いています。



こちらは「阿弥陀堂」です。



これは「東塔」かな?パンフレットに書いてある「法華総持院」ってなんだろ?ここらのお堂の総称っぽいけど・・・。



こちらの塔から見る景色は最高です。ほら!
えっと、見えるのは琵琶湖なのか?琵琶湖だよねえ・・・?
関西に来て15年も経つのに、あまり出歩かないので、いまだに地理が分からん。



桜もキレイ。



なんとか天気も大丈夫そうなので、今のうちに一番遠い「横川エリア」に移動しなきゃ!
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