新聞やニュースは別として、仕事以外ではできるだけ活字を避けている私ですが、ゴールデンウィークということもあり、久しぶりに小説を読みました。中山七里さんの「総理にされた男」です。
本屋をフラフラしていたときに見つけて買ってしまったのですが、なかなかに面白い本です。
総理そっくりの売れない舞台役者がいきなり拉致(?)されて、総理の「替え玉」を引き受けることになって・・・というところから始まります。
総理の替え玉というのは、ちょっと普通では考えられない話ですよね。ま、そこはフィクションなんで。
替え玉を引き受けた主人公に、総理として次から次へと降って沸いてくる難題の数々。その難題は、身内であるはずの党内や閣僚だったり、野党、官僚、テロ・・・と、さまざまです。さて、主人公はどう対処していくのか。
この作品は、2015年にNHK出版より単行本として刊行されたものを、加筆修正して文庫化されたものです。数年前の作品ではあるのですが、色あせた感じはまったくありません。総理大臣の替え玉というフィクションですが、実際には現実の問題ばかりだと感じます。
自分が主人公になったつもりで読んでみるのがいいかもしれませんね。
本屋をフラフラしていたときに見つけて買ってしまったのですが、なかなかに面白い本です。
総理そっくりの売れない舞台役者がいきなり拉致(?)されて、総理の「替え玉」を引き受けることになって・・・というところから始まります。
総理の替え玉というのは、ちょっと普通では考えられない話ですよね。ま、そこはフィクションなんで。
替え玉を引き受けた主人公に、総理として次から次へと降って沸いてくる難題の数々。その難題は、身内であるはずの党内や閣僚だったり、野党、官僚、テロ・・・と、さまざまです。さて、主人公はどう対処していくのか。
この作品は、2015年にNHK出版より単行本として刊行されたものを、加筆修正して文庫化されたものです。数年前の作品ではあるのですが、色あせた感じはまったくありません。総理大臣の替え玉というフィクションですが、実際には現実の問題ばかりだと感じます。
自分が主人公になったつもりで読んでみるのがいいかもしれませんね。