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意志の強さ

2016-05-18 | 育児
日々忙しく生活をしているために、夢や希望がなかなか叶わないと思っている人がいるかもしれません。

 夢や願いが叶わない一番の原因は、忘れることだそうです。

 夢や希望を叶えたいと思った時、その思いをどれほど思い続けることができると願いの達成につながります。

 それは、繰り返し思っていると無意識のうちにその夢や希望が現実のものとして受け止められるように思い込んでいくからです。

 願いがなかなか叶わないのは、この思い続けることの難しさがあると考えた方がよいかもしれません。

 願いが大きければ大きいほど叶えたいという意志の強さが必要になります。
それは、越えなければならない課題をクリアしなければならないからです。

 もう無理だと無意識が思い込むと願いの実現は遠のいていきます。

 願いを叶えることは、今の状態を変化させることになります。無意識は変化を嫌うため、今の状態を維持しようとします。

 そのため、願いを叶えない方向の力が働きます。忙しくして今を生きようとさせるのも無意識の抵抗と考えることができます。

 その力に反発して、強く願うとまた、これも無意識の罠にはまっていくことになります。

 つまり、願いを叶えない自分を実現させていることになります。
強く願うということは、今は願いを叶えられない自分が前提だということです。これはまさに無意識の思うツボです。

 これらの無意識の抵抗を打ち負かすのは、意志の強さになります。

 力を入れるのではなく、淡々とすべきことをするのです。どのような感情が起きようとも、ただただ淡々と事をするのです。

 これは、なかなか難しいものです。
 感情が湧き上がるということは、無意識の抵抗にあっていることですから、この感情に流されている(感情的になる)と無意識の力に負けていることになります。
 これでは、願いを実現させることはできません。

 ですから、湧き上がってくる感情に打ち勝つことも意志の強さになります。



 意志を強くするためには、「決めたらする」という習慣を身につけるところから始まります。

 言い訳をして逃げ出したくなるのも無意識の抵抗です。
 忘れてしまうのも無意識の抵抗です。

 この事を考えると、嫌な事に立ち向かうことが一番効果があがりそうです。

 「嫌な事から逃げないで、進んでする。」・・・・これが意志を強くするために必要な姿勢のように思います。


 例えば、願いをもって子育てをしようとするとき、感情的になってはいけない理由はここにあります。

 つまり、感情は、無意識の抵抗です。感情的になるということは、現実が願い通りになっていないことを受け入れたことになります。
 
 感情が湧き上がった時、その感情と共にいると、無意識に汚染された状態になります。

 願いを叶えるためには、その感情を脇において、「ああ、感情的になっているんだ。」と冷静に自分を見ているもう一人の自分を用意しなければなりません。

 そのもう一人の自分と共にいる時、願い通りになっていなくても、淡々と行動することができ、願いを叶えやすくなります。

 具体的な例を考えるとするならば、子どもの行動が思い通りにならないときに、「何が原因なのだろう。」「私の対応の何がいけなかったのだろう。」「別のやり方はないだろうか。」などと自問自答することがそれになります。これならば、感情から離れることができます。

 この場合、子どもの反応は、無意識に勝つ自分なのか、それとも無意識に負ける自分なのか意志の強さを無意識に試している機会と考えることができます。

 感情が湧き上がりながらも、冷静に対応することこそ、意志の強さが要求されます。

 私自身、無意識の抵抗に会い、なかなか冷静に対応できない意志の弱さを感じる毎日を過ごしています。

 意志の強さこそが、育てる側の大きな力だと思います。

 願いを叶えないように働く様々な力が外からも内からもやってきています。
 
 私たちは、無意識に意志の強さをいつも試されています。

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