ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

夢をあきらめない

2016-12-29 | 育児
私たちの脳は、教師として夢を語った頃の出来事や夢に向かって努力した頃の出来事を記憶として残してくれています。

 これは、長期記憶として脳の奥底にしまってあります。それを引き出すことができるから、いつでも夢を語ることも、夢を描いたときの熱い思いになることもできます。
 しかし、これでは夢は実現しません。
 「夢は何ですか?」と質問されて「そういえば」と反応して答えるのではなく、いつでも、すぐに取り出せるようにしておくことが夢の実現につながります。
 いつでも取り出せる努力をしていないから、夢が実現しないのです。
「いつでも取り出せる」・・・これがポイントです。
 車を運転する人ならば、おわかりでしょう。
 運転を習い始めた頃は、運転中に話しかけられるだけでも、迷惑で、運転に集中していました。運転に慣れた今では、音楽を聞きながら、人と会話をしながらでも平気で運転ができます。
 これが「いつでも取り出せる」状態です。
 それでは、どのようにして取り出せるようにしたのでしょうか。
これは、「繰り返し」と「インパクト」になります。
「繰り返し」とは、文字通り何度も運転を繰り返した体験になります。
「インパクト」とは、深い意識をもつような衝撃的な体験になります。
 夢を忘れないためには、「繰り返し」と「インパクト」が重要だということです。
 これって、気づきませんか?

 これは、私たちが日ごろ子どもに行っている「学習」そのものです。
 いつも使えるように反復繰り返しをさせたり、褒めたり叱ったりしながら、身に付くように指導し、身に付けさせようと一生懸命に取り組んでいるはずです。
 まさに「夢」を学習することに他なりません。
 それが、自分の夢を実現させる努力をしないで、脳の片隅に追いやっているのです。

 つまり、夢を実現させるための「学習」をしていないということです。

 これは、「勉強しないで遊んでいる状態」ということになります。

 これでは、誰が考えても夢が叶うことはありません。

 夢をあきらめない強い自分を作ることが必要です。
すぐに引き出せるための方法を学び、繰り返し実行するか、褒めてもらったり、叱ってもらったりしながら、実現に向けて取組しかありません。

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視野を広げて考える(レベルの高さ、考えの深さ)

2016-12-27 | 育児
「今の自分の指導力では、無理かもしれない。」「もう少し勉強して対応した方がよいかもしれない。」「力をつければ、もっとよい方法が見つかるかもしれない。」などと考えることは、きっとあるのではないでしょうか。
これは、物事を質でとらえたときに現れる視野の広がりになります。
誰もがやっている見方になります。
深く物事を考える事はその物事に質を与えます。
これは、本質を見抜く力にもつながります。言い換えると、目の前に起きている状況の本質を眺める癖をつけることになります。
例えば、話を聞く子にしたいと考えたとき
話を聞かせようと興味がもてる話を考えたり、表現の仕方を工夫したりすることがあります。しかし、これは話を聞くことの本質ではありません。興味をもたせなければ話を聞かないということでは困ります。話し手を理解しようとする姿勢がなければなりません。
どんな相手であっても、どんな内容であっても、まずは話を聞くということが話を聞くことの本質につながります。
「話を聞くことは、相手を理解すること」ととらえたとき、指導の仕方は興味をもたせたり、表現を工夫したりする指導ではない指導がなされるはずです。
これが、視野を広げて考えることになります。

教師は常に物事の本質を見抜こうとする姿勢が必要です。教科指導であっても、生徒指導であっても、物事の本質をつかむことで問題解決が早く進むことが多くあります。これは効率よく指導ができるからです。
その視点がなければ、同じ失敗を何度も繰り返すことになります。
ストレス解消も同様です。場当たり的な対処療法を使っても同じ課題が起きるとまた同じストレスが沸き上がってきます。全く同じ事です。
場当たり的に対応するか、その状況の本質をつかもうと冷静に判断して対応するかは、大きな違いになります。これは、感情のコントロールにも役立ちます。
教師の力量も全く同じです。力量のある教師は、物事の本質を見抜くことができるから、効果的な指導ができるのです。
物事の本質をつかむことは、それほど簡単ではありません。常に物事の本質を見抜こうとする姿勢をもつことが質を高めていくことになります。誰もが本質をつかもうともがいていると考えれば、互いに磨き合う仲間として共働できます。個々によってその歩みの速さは異なります。ですから、歩みが遅いからと言って否定されるものでもありません。まだ本質をつかめないと自分を否定するとストレスになります。
年齢も関係ありません。体験や経験の量にも関係ありません。質の高い体験や経験は、自ら求めなければ与えられません。
本質を求める姿勢は、目の前の状況に振り回されることなく、堂々とした姿勢で常に芯のあるブレがない生き方につながります。そして、この姿勢が、
ストレスを感じにくくすることにもなります。


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