ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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愛情と時間

2008-12-01 | 育児
 仕事をしながら、子育てに励む母親が多い時代になっている。そのため、仕事と子育ての両立に苦しむ方も多い。「忙しいから、~できない。」と子どもとの関わりる時間が短くなっていることを理由にして、子育てから逃避していると思えるような母親を見かけることがある。子どもにとって関わりをもつ時間が少ないことは哀しいことではあるが、現実的に仕方ない。だから、時間が少ない家庭の子どもはみんな愛情に飢えているかといえば、そうではない。愛情を感じるように子どもに愛情を伝えている母親であれば、子どもは愛情を受け止めている。つまり、愛情と時間とは無関係なのだ。
 子どもへの思いが言葉や態度となって現れてくる。
「仕方ないでしょ。時間がないから・・・・。」では、愛情は伝わらない。こどもと関わることを面倒だという思いがどこか見え隠れする。できれば、関わりたくないと思っているのでは?少しでも自分の時間が欲しいのでは?などと思ってしまう。しかし、そこで「ごめんなさいね。」と子どもに一言言える母親であればこれは違う。そんな母親からはもっと愛情を注ぎたいという思いが伝わってくる。
 子どもは敏感である。愛情を感じなければ、愛情を要求する動きをする。我慢できるものではない。体のどこかに現れてくる。泣いたり、傍に居て欲しい行動をしたり、関心を持って欲しい行動をしたりする。そんなとき、愛情をもって接していれば、このサインが出たとき愛情を注がなければと感じるものだ。サインに注意しなさいと言われてもその気がなければ、サインを見落とすことになる。
 子どもが目の前にいなくても、子どもが目の前にいるイメージを作って生活している時間はどれ程あるだろう。そういう時間はいつでもどこででも作ることができる。
「こんなことをするとあの子は喜んでくれるだろうか。」
「これをしたら、あの子はどんな顔をするだろう。」
「あの子は、今頃何をしているだろう。」
「あの子なら、きっとこんなときはこうするかな?」
そんな思いが、行動になって現れる。
・愛情を伝える言葉を投げかける。
・子どもへの愛情を伝える手だてを作る。
・愛情を感じさせる足跡を残しておく。
・愛情を込めて子どもの作品を扱う。
・子どものわがままの裏を読み取る。
・スキンシップを大事にする。
・子どものために愛情を込めて食事を用意する。
・子どもに合った環境を整える。
 様々なこんな行動に出会ったとき子どもへの愛情が見える。そして、子どもは母親からの愛情を受け取ることができる。
 愛情を感じる子どもからは、家庭で注がれた愛情を感じる。愛は伝わるものだ。


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