ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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目標をもつ

2008-08-18 | 育児
 私たちは、目標を立てて活動を仕組む。しかし、活動をし始めると、その目標が見えなくなり、活動をこなすことになってしまうことがある。
 目標と活動がつながりをもって初めて活動の意味をなす。
つまり、目標を具体的な活動になるまで明確にすることで目標と活動がつながるということだ。
「この目標なら、この場面でこんな活動する子どもの姿になっているはずだ。」
「この目標なら、この場面でこんな姿にするために、こんな手だてを講じる必要がある。」
などと、活動を始める前に具体的な場面を思い浮かべることがとても重要になる。活動する前に共通理解をすることが、実際の場面での共通行動につながる。
 目の前にいる子どもを育てるということは、自分の思い通りに動く子どもにすることではない。目標に合った子どもにするための育てる機会だから、教師にとって子どもの可能性を発見する場と捉えることができる。その可能性を信じた時、どんな手だてを講じると子ども自ら歩みだせるかを見届ける場にもなる。
 このことを考えると、活動を始める前に子どもが自ら動き出すために、子どもたちに「この活動を通して、どんな自分になりたいの?」という問いかけをすることはとても重要なことになる。目標は教師の指導の方向を決めるだけでなく、子ども自ら進む方向を示すものになる。


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