[あらすじ] 第2回ちょうふ高齢者応援大会へ行ってきた。
なんせ、じっと一人で困って考え込んでも埒が明かない。
いろんな分野の専門家の取り組みを知ったり、
他の似たような立場の人たちの話を聞くことや、
今まで利用していなかった何かを取り入れるべく動く、
何かしら行動することで、ずいぶん気が晴れることを知っている。
※
10~17時みっちりとあれこれの発表を聞いた。
主催はちょうふ高齢者応援会で、これを構成するのは、
介護支援専門員調布連絡協議会
介護保険サービス事業者調布連絡協議会
ちょうふ地域リハビリテーション連絡協議会
調布ゆうあい福祉公社
認知症疾患医療センター青木病院
調布市医師会
調布市歯科医師会
調布市薬剤師会。
協力するのが、
調布市、調布市社会福祉協議会、調布市民生児童委員協議会、
調布ケアラーの会クローバー、調布ナースの会。
ポスター展示、発表、試食、体験コーナー、
最後は応援会の各団体の代表者によるシンポジウム。
※
得るものも多かった。
大量のパンフレットとか…。
印象的だったことをいくつか書き留めておく。
良かったことも、あまり良くなかったことも、まぜこぜに書いていく。
それは、表裏一体であったりもするからだ。
※
シンポジウムの中で、介護保険サービス事業者の人が言った。
「みなさん、ご安心ください。
人口20万人規模の市で、こういう大会をやっている所はあまり無いです。
医師会が介護や福祉と連携を取って、こうやって並んで話し合っている。」
実に、病気の高齢者とその家族にしてみたら、
医療と介護の問題は切っても切れない。
一人の個人にまつわることは、本人にとってみたらバラバラの事柄ではない。
しかし、提供する側はそれぞれの専門家が必要だ。
だから、連携が大事になってくる。
その連携が、調布市では進んでいますよ、というお話であった。
※
認知症に関する発表の席で、杖をついた男性が医師に質問した。
「病気や老いを抱えた中で、どこに希望を持っていけばいいのでしょうか。」
医師は、
「まさにそこをみんなで考えようということで、この大会を開いているわけです。」
禅問答の返事のようになってしまって申し訳ない、と添えてこう答えた。
一人ではないのです、応援する人や仕組みがいっぱい有ります、
といったことを医師は言いたかったわけだが、
質問者の求める答えはちょっと違ったように見受けられた。
※
福祉用具体験コーナーに寄った。
小さなスペースだったので、さほどの数は無かったが、
介護ベッドが一台と、4点杖と、数種類の歩行器が用意されていた。
母は室内の歩行には手すりと4点杖を使っている。
ただ、杖は置いてけぼりがちだ。
歩行器の導入も再三提案されたが、
何かと物の有る室内では、幅の有る歩行器は現実的でない。
「そこに有る歩行器も幅50㎝で、マックス小さいんですよ。あ、ミニマムか。」
と、担当者。
車輪付きの歩行器で、中ほどに荷物の籠が付いていて、
上面にはコップを置くくぼみの有るトレイが乗っている物が有った。
幅が50㎝無い。
母は、「力が入りやすいから」と言って、立って食事をする。
これは、良いかもしれない。
手すりにつかまらないと不安で移動できない、という割に、
両手に物を持って移動したりする。
まあ、生活する中で物を持って移動することは当たり前に有るのだから、
物を持って歩くなというほうが無理が有る。
籠付きのカートは良いかもしれない。
ああでも想像すると、
このカートで食事して、毎回咀嚼物の滝がカートに垂れるわけだよな。
掃除がものすごくたいへんそうだ。
今はまだ杖で良いだろう。
※
2ヶ所くらいで、「事業者の方ですか?」とか「専門職の方ですか?」とか聞かれた。
情報収集しようと物色する目の光が鋭すぎたか。
「求人コーナーはこちらです。」とまで言われた。違うのよ。ご家族様なのよ。
※
さてこの他、薬剤師、ナース、医師会、歯科などの話が
つづく
なんせ、じっと一人で困って考え込んでも埒が明かない。
いろんな分野の専門家の取り組みを知ったり、
他の似たような立場の人たちの話を聞くことや、
今まで利用していなかった何かを取り入れるべく動く、
何かしら行動することで、ずいぶん気が晴れることを知っている。
※
10~17時みっちりとあれこれの発表を聞いた。
主催はちょうふ高齢者応援会で、これを構成するのは、
介護支援専門員調布連絡協議会
介護保険サービス事業者調布連絡協議会
ちょうふ地域リハビリテーション連絡協議会
調布ゆうあい福祉公社
認知症疾患医療センター青木病院
調布市医師会
調布市歯科医師会
調布市薬剤師会。
協力するのが、
調布市、調布市社会福祉協議会、調布市民生児童委員協議会、
調布ケアラーの会クローバー、調布ナースの会。
ポスター展示、発表、試食、体験コーナー、
最後は応援会の各団体の代表者によるシンポジウム。
※
得るものも多かった。
大量のパンフレットとか…。
印象的だったことをいくつか書き留めておく。
良かったことも、あまり良くなかったことも、まぜこぜに書いていく。
それは、表裏一体であったりもするからだ。
※
シンポジウムの中で、介護保険サービス事業者の人が言った。
「みなさん、ご安心ください。
人口20万人規模の市で、こういう大会をやっている所はあまり無いです。
医師会が介護や福祉と連携を取って、こうやって並んで話し合っている。」
実に、病気の高齢者とその家族にしてみたら、
医療と介護の問題は切っても切れない。
一人の個人にまつわることは、本人にとってみたらバラバラの事柄ではない。
しかし、提供する側はそれぞれの専門家が必要だ。
だから、連携が大事になってくる。
その連携が、調布市では進んでいますよ、というお話であった。
※
認知症に関する発表の席で、杖をついた男性が医師に質問した。
「病気や老いを抱えた中で、どこに希望を持っていけばいいのでしょうか。」
医師は、
「まさにそこをみんなで考えようということで、この大会を開いているわけです。」
禅問答の返事のようになってしまって申し訳ない、と添えてこう答えた。
一人ではないのです、応援する人や仕組みがいっぱい有ります、
といったことを医師は言いたかったわけだが、
質問者の求める答えはちょっと違ったように見受けられた。
※
福祉用具体験コーナーに寄った。
小さなスペースだったので、さほどの数は無かったが、
介護ベッドが一台と、4点杖と、数種類の歩行器が用意されていた。
母は室内の歩行には手すりと4点杖を使っている。
ただ、杖は置いてけぼりがちだ。
歩行器の導入も再三提案されたが、
何かと物の有る室内では、幅の有る歩行器は現実的でない。
「そこに有る歩行器も幅50㎝で、マックス小さいんですよ。あ、ミニマムか。」
と、担当者。
車輪付きの歩行器で、中ほどに荷物の籠が付いていて、
上面にはコップを置くくぼみの有るトレイが乗っている物が有った。
幅が50㎝無い。
母は、「力が入りやすいから」と言って、立って食事をする。
これは、良いかもしれない。
手すりにつかまらないと不安で移動できない、という割に、
両手に物を持って移動したりする。
まあ、生活する中で物を持って移動することは当たり前に有るのだから、
物を持って歩くなというほうが無理が有る。
籠付きのカートは良いかもしれない。
ああでも想像すると、
このカートで食事して、毎回咀嚼物の滝がカートに垂れるわけだよな。
掃除がものすごくたいへんそうだ。
今はまだ杖で良いだろう。
※
2ヶ所くらいで、「事業者の方ですか?」とか「専門職の方ですか?」とか聞かれた。
情報収集しようと物色する目の光が鋭すぎたか。
「求人コーナーはこちらです。」とまで言われた。違うのよ。ご家族様なのよ。
※
さてこの他、薬剤師、ナース、医師会、歯科などの話が
つづく