犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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桜餅はじめました

2024年04月28日 | たべもののみもの
玄関の前に桜の木が有る。
大島桜だろうか。
淡い色の花が咲く頃には、新芽も出ている。

太く育ったが、20年くらい前に大枝を切った傷から木が傷み、
そこに蟻やテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)やらが付いて更に傷み、
幹はボロボロになっている。

けれど、反対側の大枝が生きていて、毎年よく咲く。

木を伐るなら冬が適期である。

冬来たりなば春遠からじ。
「今度の春の花を見たら伐ろう」と思う。
花が終わったら、「冬に伐ろう」と思う。
冬が来たら「今度の

この繰り返しで何年経つだろう。



道明寺桜餅を作りたいと思った。
せっかく大島桜が有るのだから。


虫が喰い始める前に葉を摘む。
熱湯をくぐらせる。
塩を振る。
酢かレモン汁をかける。
重石をして、置く。
できやがり。

熱湯をかけた途端に、
桜の葉の塩漬け独特のあの香りが立つ。
調べると、これはクマリンという成分だという。




もち米を炊いて(本当は蒸すのだが、炊いたような記憶が有る)、
それを大きな笊に広げて、干す。
パラパラになったものを砕く。のだが、
人力ではどうにも砕けない。

ミルサーだかなんだかを持っている、
我が二人組バンドi.n.u.の相棒やまちゃんに頼んだ。

すると、けっこう細かく挽いてくれちゃった。

道明寺粉は、米粒を砕くくらいのサイズがよろしい。
それがあのつぶつぶの食感になる。



細かく挽き過ぎちゃって、道明寺的食感は得られないが、
戻すのは楽だな。
熱湯を加えて、こねる。
しかしやはりそれでは芯が残る。
ちょいと蒸す。

これをただ桜の葉でくるんで食す。
あんこ要らない。
うまい。



とは言え何かもうひと味足したい。
甘みは餅米に任せるとして、何にしよう?

冷蔵庫に有ったクリームチーズをくるむ。


うむ。乙ですわ。

なんたって、買えないもんな。
と思って調べたら、そういう商品も無くはないようだ。
ま、そうだな、思い付くよな。
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