犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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池谷裕二『記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』

2019年01月04日 | よみものみもの
一年あまり前、もう一昨年読んだ本について、
去年も十月に入ってから感想を書こうとしたら、
あらかた内容を忘れていた。
池谷裕二『記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』
の感想だというのに。
これでは本の内容が良かったという説得力ゼロである。



そんな脱力記事を書いてから、じわじわと内容を思い出した。

そのうちの一つは、
「初めての事をするのあストレスを感じる。
前に経験したときの記憶が有ると、そのストレスは軽減される。」
というものだ。

つまり、記憶というものは、初体験のストレスをやわらげる働きを持っている、
ということだ。

たしかに、初対面の人と会うのは、どんな人なのか、
どう接するのが良いのか、あれこれと想像して、緊張する。
初めて行く場所なら、どの経路で行くのが良いか調べねばならないし、
どこがどえくらい混雑するか予想できないので、
遅刻しないために緊張する。
初めてやる事となると、経験者に体験談を聞いて安心しておきたいところだ。

こういった事も、一度経験して、かつそれが記憶されていれば、
どうすれば良いか分かる。というのだ。
なるほど。
ぶっつけ本番かかって来い!という度胸有るタイプならいざ知らず、
私のようなビビりには、記憶力は大いなる味方というわけだ。



本の副題に『最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』とあるじゃないの。
気になるのは、「鍛え方」のところよ。
そこが知りたいじゃないの。


まだ思い出さない。
実践してこなかったからだろう。

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