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映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

東京スポーツ映画大賞(2008)

2009-02-13 19:03:30 | 映画賞
東京スポーツ映画大賞が、東スポ紙面にて発表(2009/2/13)

作品賞「歩いても 歩いても」
監督賞 北野武「アキレスと亀」
主演男優賞 本木雅弘「おくりびと」
主演女優賞 木村多江「ぐるりのこと。」
助演男優賞 山崎努「おくりびと」「クライマーズ・ハイ」
助演女優賞 樹木希林「歩いても歩いても」「」
新人賞 三又又三、お宮の松、アル北郷「アキレスと亀」
外国作品賞 「ノーカントリー」
特別作品賞 「ICHI」
監督・ばんざい!賞 該当なし

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選考はまず全国15の映画祭 (@ffあおもり映画祭、 あきる野映画祭、伊参スタジオ映画祭、うえだ城下町映画祭、小田原映画祭、しまね映画祭、しものせき映画祭、 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、TAMA CINEMA FORUM、とよはしまちなかスロータウン映画祭、 長岡アジア映画祭、西東京市民映画祭、花の街ふかや映画祭、福井映画祭、 三重映画フェスティバル)が一次審査を行ってノミネートを決め、その中から審査委員長のたけしが最優秀を選ぶというシステム。
毎年たけし作品がノミネートされ、今回も他の映画賞の動向に反して「アキレスと亀」が主要部門で候補になっている。たけし曰く「ヤラセじゃないよ」
各映画祭が気を使っているのか、たけし枠が特別に用意されているのか・・・は知らない。

記事を読む限り概ねたけしは得票の多いものを選んでいるようだ。
「歩いても歩いても」が最多得票で「おくりびと」は嫌いだから「歩いても~」が最優秀賞だって
主演男優は投票に準じて本木雅弘として、授賞式にこないかもしれないから助演に樹木希林を選べば親子受賞で来てくれそう・・・とか多分、日本アカデミーでも似たような理由で選考しているのだろうけど、東スポは堂々と公言するから文句言う気にならない。
外国映画賞は最多得票は「ラスト、コーション」だけど、たけしが唯一最後まで観れた映画が「ノーカントリー」だったそうだ。

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先に発表されていたノミネートは以下の通り

作品賞
「アキレスと亀」
「歩いても 歩いても」
「おくりびと」
「ぐるりのこと。」
「トウキョウソナタ」

監督賞
北野武「アキレスと亀」
是枝裕和「歩いても 歩いても」
阪本順治「闇の子供たち」
滝田洋二郎「おくりびと」
橋口亮輔「ぐるりのこと。」
若松孝二「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」

主演男優賞
堤真一「クライマーズ・ハイ」
ビートたけし「アキレスと亀」
松山ケンイチ「デストロイト・メタル・シティ」
本木雅弘「おくりびと」
リリーフランキー「ぐるりのこと。」

主演女優賞
蒼井優「百万円と苦虫女」
木村多江「ぐるりのこと。」
小池栄子「接吻」
小泉今日子「トウキョウソナタ」「グーグーだって猫である」
サチ・パーカー「西の魔女が死んだ」
永作博美「人のセックスを笑うな」「同窓生」「その日のまえに」
夏川結衣「歩いても 歩いても」
樋口可南子「アキレスと亀」
ミムラ「落語娘」

助演男優賞
堺雅人「クライマーズ・ハイ」「アフタースクール」
笑福亭鶴瓶「母べえ」「奈緒子」
堤真一「容疑者Xの献身」
豊川悦司「石内尋常高等小学校 花は散れども」「犬と私の10の約束」 
原田芳雄「歩いても 歩いても」「たみおのしあわせ」
山崎努「おくりびと」「クライマーズ・ハイ」
山田辰夫「おくりびと」

助演女優賞
麻生久美子「アキレスと亀」「純喫茶磯辺」「たみおのしあわせ」
安藤玉恵「ぐるりのこと。」
樹木希林「歩いても 歩いても」
田畑智子「ハッピーフライト」
夏川結衣「歩いても 歩いても」
広末涼子「おくりびと」
YOU「歩いても 歩いても」
余貴美子「おくりびと」

新人賞
アヤカ・ ウィルソン「パコと魔法の絵本」
柄本時生「俺たちに明日はないッス」
夏帆「うた魂♪」「東京少女」
長渕文音「三本木農業高校、馬術部~盲目の馬と少女の実話~」
リリーフランキー「ぐるりのこと。」

外国作品賞
「シークレット・ サンシャイン」
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
「ダークナイト」
「ノーカントリー」
「魔法にかけられて」
「モンゴル」
「ラスト、コーション」

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その他の映画賞一覧はこちら→【2008年度国内映画賞一覧】

昨年度の映画賞一覧→【2007年度の映画賞一覧】
2007年全映画賞の独自集計結果→【2007年全映画賞の独自集計結果】

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