自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ

映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品中心にネタバレ徹底分析
映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

キネマの天地

2004-11-06 10:54:13 | 映評 2003~2005
小津安二郎記念 蓼科高原映画祭で観た。
やっぱ面白かった。渥美清の演技は(寅さんとキャラき全く同じなのだが)、めちゃくちゃ芝居がかっててわざとらしいと言えばこれほどわざとらしい演技はないのだが、にもかかわらず彼の演技は腹を抱えて笑えるし、泣ける。日本にも世界にも類を見ない人間国宝にしても良かったくらいの素晴らしい役者だ。
映画の輝かしい未来と娘の輝かしい未来を確信して映画館の中で死んでいく渥美清の姿は、これ以上ない映画賛歌となる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長屋紳士録 | トップ | インファナル・アフェア 無... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映評 2003~2005」カテゴリの最新記事