個人的評価:■■■□□□
[6段階評価 最高:■■■■■■(めったに出さない)、最悪:■□□□□□(わりとよく出す)
見事に意味不明
ぽかーん・・・
私はボブ・ディランなるミュージシャンについての知識はほぼありません。
いや全くありません。代表曲はと言われてもわかりません。
そんな私にとって随所随所の音楽で場面つなぎするところが、長くて長くてつらかったです。
英語を聞き取れて理解できれば、前後のシーンの内容と歌詞の内容との関連が(あるのなら)わかって感慨深いものもあったのかもしれません。どのみち長いんだから歌詞の対訳を字幕にして欲しかったです。(エピソードと特に関連のない歌詞なら混乱するだけだったかもしれませんが)
時代も年齢も人種も違う様々な人間のエピソードが時制もバラバラに交錯します。
その人々がみな、ボブ・ディランという男をイメージした人物あるいはインスパイアされて創作した人物である・・・というのが映画の基本構造ですが、そうだということも鑑賞後に公式HPなどを観てやっとわかる始末。
ただ、色んな人々の織り成すオムニバスという作り自体は嫌いではないですが、それぞれのエピソードの交錯のさせ方にもう少し計算なり関連なりがあると良かったと思います。
もっとも、この無造作に羅列されたエピソードの、意味がありそでない感じが、劇中ケイト・ブランシェットの語っていた音楽観に通じるものがあるような気もします。
ただしストーリーとか構造が意味不明でも、錚々たる面々の芝居が一作品で同時に楽しめるのはいいことです。
どれが遺作かわからないほど死後続々と出演作の出てくるヒース・レジャー。
アウトローというか浮浪者っぽさがよく似合うリチャード・ギア
黒人少年の偉そうな感じも面白く、クリスチャン・ベール先生は割りと地味。
けれどもやっぱり大注目というか一際輝いていたのはケイブラ様でした。
ボブ・ディランになりきった・・・というより「ケイブラ様がミュージシャンになったらこんな感じ」な役をご披露しておられました。
ケイブラ様が男を演じてるっていうその判り易い実験性も吹き飛ばすほどにケイブラ様のファン大満足のケイブラ節全開が面白かったです。
ちなみに本作は映画の日に「インディ・ジョーンズ」と続けて観ました。もちろん「ケイブラ祭」のためです。
「ケイブラ祭」実行委員としては十分にケイブラ様を堪能できた映画の日でした。
*****
過去に観たトッド・ヘインズ監督作品の私的評価
ベルベット・ゴールドマイン→■■■□□□
エデンより彼方へ→■■■■■□
********
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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
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見事に意味不明
ぽかーん・・・
私はボブ・ディランなるミュージシャンについての知識はほぼありません。
いや全くありません。代表曲はと言われてもわかりません。
そんな私にとって随所随所の音楽で場面つなぎするところが、長くて長くてつらかったです。
英語を聞き取れて理解できれば、前後のシーンの内容と歌詞の内容との関連が(あるのなら)わかって感慨深いものもあったのかもしれません。どのみち長いんだから歌詞の対訳を字幕にして欲しかったです。(エピソードと特に関連のない歌詞なら混乱するだけだったかもしれませんが)
時代も年齢も人種も違う様々な人間のエピソードが時制もバラバラに交錯します。
その人々がみな、ボブ・ディランという男をイメージした人物あるいはインスパイアされて創作した人物である・・・というのが映画の基本構造ですが、そうだということも鑑賞後に公式HPなどを観てやっとわかる始末。
ただ、色んな人々の織り成すオムニバスという作り自体は嫌いではないですが、それぞれのエピソードの交錯のさせ方にもう少し計算なり関連なりがあると良かったと思います。
もっとも、この無造作に羅列されたエピソードの、意味がありそでない感じが、劇中ケイト・ブランシェットの語っていた音楽観に通じるものがあるような気もします。
ただしストーリーとか構造が意味不明でも、錚々たる面々の芝居が一作品で同時に楽しめるのはいいことです。
どれが遺作かわからないほど死後続々と出演作の出てくるヒース・レジャー。
アウトローというか浮浪者っぽさがよく似合うリチャード・ギア
黒人少年の偉そうな感じも面白く、クリスチャン・ベール先生は割りと地味。
けれどもやっぱり大注目というか一際輝いていたのはケイブラ様でした。
ボブ・ディランになりきった・・・というより「ケイブラ様がミュージシャンになったらこんな感じ」な役をご披露しておられました。
ケイブラ様が男を演じてるっていうその判り易い実験性も吹き飛ばすほどにケイブラ様のファン大満足のケイブラ節全開が面白かったです。
ちなみに本作は映画の日に「インディ・ジョーンズ」と続けて観ました。もちろん「ケイブラ祭」のためです。
「ケイブラ祭」実行委員としては十分にケイブラ様を堪能できた映画の日でした。
*****
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