アメノチハレ

イントロクイズ



例えば塗装屋なら
一般的には建設業の許可も要らず
(塗装技能士などの資格もあるが)
経験なしでも
明日から看板をあげて仕事ができる

作曲家と言えば聞こえは良いが
考えてみれば そこに資格を表す免許や
作曲家になるための試験もない

好きに名刺を刷って人に渡しても
本人がそう言えば それは作曲家だ

音楽的な理論の知識など置いておいても
曲なら鼻歌でも作れる

ボイスメモした鼻歌が
大ヒットする可能性だってある

そもそも それが鼻歌であろうが
寝ずにガッツリとやりましたであろうが
そんなものは全く関係ない

クラシック音楽の場合
鼻歌でメロディー書いて
あとは誰かにお任せなんて
そうはいかない

一口に作曲家と言っても
色々いるし 色々ある


2024.2.15  arranged by MOTOKI FUNAYAMA

歌モノのヒットは
歌詞とメロディーはもちろん
VOCALがまずは主軸になるが
しかし忘れてはならないのが 編曲だ

もちろん詞曲のクオリティーを確保した上での話で
その先にある売れ行きやヒットを左右するのは
この編曲の役割が一番大きい

今の時代 無垢のメロディーで伝える事の
重要性はかつてほど感じない
かと言って少し作り込んだデモテープの方が
結果的に良かったと言われるほど
辛いことはない

どちらにしても
才能ある編曲家は 
どんな壁も軽々と超えてくる

テレビなどでよくやる
イントロクイズ

ヒット曲はイントロど頭の何秒かで
どんな歌かわかる

本編のメロディーに入るまでに
人々の心を掴み耳に植え付けるのは
やはり印象的なイントロなのだ

編曲家がまず命をかける場所かもしれない

だからこそ
ワクワクするようなイントロを作って頂けるよう
しっかりとメロディーをぶつけていかなくてはと
奮い立つわけである

編曲の手柄だと知っているからこそ
そこに身を委ねるだけでなく
なんとか曲として戦いながら 
ヒットに関わりたい

関連Blog
「ヒット曲の料理人」
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