アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

ファーストキス

2016年08月21日 | Tsushimi Takashi
春に船釣りを始めてからかれこれ10回くらいアジを釣りに出た。
船酔いにはだいぶ慣れたが、それでも北や北東5〜6mでも吹こうものなら
どうしようかなあと考える。
基本的にチッキンハートは変わらない

どうせなら写真のような凪の海に漂いたい。



10回も重ねるとそろそろ鰺の釣り方やその味にも慣れて
釣り立ての新鮮なアジを食する事が当たり前になってくると
たまには違った魚も釣ってみたいと思い始める。

で、タイトルの「ファーストキス」である。

先週はじめて鱚(きす)釣りに行って来た。

しかし長い人生の中で、
もしかしたら東京湾のこんな景色を
実際に一度も見る事なく終わったかも知れないのだが
知るか知らないでいるかは大違いだ。

アジ釣りの最初も、船酔いしながら船上で
おそらくもう二度と釣りをやる事はないだろうと思ったが
その後の食事会も終盤の頃には、次いつ行きます?と
自分からお誘いしていたほど。

さて、ファーストキスだが 甘酸っぱいどころか
釣りを終える頃には、なんだかなあ
色々雑誌で勉強して万全で備えたつもりだったが
実際やってみるとまだまだぎこちなくて
ドキドキワクワク感じる前に
終わってしまったという印象だった。

同行した友人もレンタル竿で初体験だったせいか
「次はないかな。。」なんて疲れた顔してた。

船宿の駐車場で車を采配しているオッチャン

「今日は釣れたかい?」
「みんな最初はね、
鱚なんて簡単でだれでも釣れるだろうと半分なめてかかるんだがね
実はとっても奥深い魚なんだよ」 
なんて言う。

そうですねえなんて半分相づち打ちながら
帰宅して10数匹をさばいて食べた。

天ぷら 昆布締め 湯引き ムニエル 南蛮漬け 塩焼き

数日すると友人たちからメッセージが入る。
「セカンドキス いつにします?」

釣った魚を美味しく頂くまでが釣り。

その夜 
きっとみんなも
その美味さにのけぞったに違いない。




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