アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

さようなら チロ!

2016年11月16日 | Tsushimi Takashi
何からどう書いていいか迷うけれど
わが家に来てくれてから12年と10ヶ月
一緒に過ごした愛犬チロがついにあの世にへと旅立った。



この2年間は何種類かの薬を飲みながら、
何度も病院に行き何度も夜間救急に行き 
良くなったり悪くなったり 安堵したかと思えば 
もうダメかなと思いながらの時間の連続だった。

可哀想だがもうそれ以上我々にやってやれる事はなく、
1日でも長く生きてほしいとただ願うばかりだった。

小型犬で高齢になると発症しやすくなるという心臓弁膜症。
普段は一方向にしか流れない血液が
心臓弁が不全で血液が逆流するようになり 
全身に血液が行き届かなくなるので
それを補う為に心臓がより多くビートを打って
血液を送り出さなくてはならなくなる。

寝ていても、マラソンしている時のような鼓動で心臓が働いている状態で
腕に抱けばその小さな身体が揺れる程の鼓動が痛々しく伝わり、
隣の部屋で寝かせていても、
その呼吸の音がこちらの部屋にまで聴こえて来て
苦しげなチロの寝息にたまらず耳を塞いだこともある。

どんないい薬でも長く飲み続ければ
効き目も薄れる。
苦しい日もあれば楽な日もあり が、
だんだんそのバランスも悪くなっていった。

でも よく頑張った。
老犬と言われるようになるまで生きてくれたじゃないか。
タラレバばかりを並べればキリがないが
それだけ生きてくれた事は
飼い主である我々にとっては
とても大きな慰めになっている。

毎日毎日ずっとそうしてくれたように、
最後の日も僕の帰りを玄関で待っていてくれた。
僕の帰宅後すぐに呼吸は荒くなりそれから1時間ほどで力尽きた。
呼吸が荒れて苦しむ光景はもう何度も目にして来たが
何となくその日は
もしかしたら今日がチロの最後になるかも知れないと思った。
女房の「チロ、もう頑張らなくていいよ」と背中をさする姿をみて
本当にその通りだと思った。もうがんばらないでくれ。
その言葉を受けたかのように
それからスッとチロの身体から力が抜け、脱糞し
そして何度か痙攣したのちに動かなくなった。
胸に手を当てるとまだ心臓はかすかに動いていた。
大声で何度名前をよんでももうチロは帰ってこなかった。

2016.11.11 20時45分 

一緒に散歩をしていた広場や駐車場や道などには
くっきりと映像が残っていてまだなんともやりきれないが
さすがに三日三晩も泣けば
こうして言葉にできるくらいには気持ちの整理がついた。

 チロ 
ごめんな。最後までちゃんとやってやれたかどうか
今でも自信ないけど
お前はうちに来て幸せだったか?
もしそうだったらうれしいな。

あの日 ミミは苦しんでるチロのそばに一度も来なかった。
部屋に入って来さえしなかった。
どうしてなんだろう。
最近少し落ち着いた日々が戻って来たら、
毎朝ミミは色んな場所の匂いを嗅ぎながら
チロの事を探し始めたよ。
どこを探しても見つからないので
そのあとはいつも寂しそうに丸まって寝はじめる。



2匹はまるで親子のようだったから、
一人残ったミミを見ていると
とても不憫に思うよ。
むしろそんなミミを見ていて泣けてくる。
仕方がないことだけどね。
限りのある命だもの。  

チロ あっちの世界に戻る前に、
出来れば一度くらい夢の中に出て来てくれたら嬉しいよな。

どうか安らかに安らかに。
ゆっくりと大きく息を吸って吐いて

きっとまた会えるね。
とっても幸せだったよ。
色々ありがとうね チロ!
さようなら。


アーク動物病院
の先生方 スタッフの皆さま
いつも親身に対応してくださり心より感謝しています。
ありがとうございました。
コメント (2)
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