5月20日、私たちPネットと「PAC3をはばみ平和を願う芦屋基地周辺住民の会」の連名で、九州防衛局に対して、鳩山総理大臣と北沢防衛大臣あてのPAC3の撤去を求める「要請書」を提出しました。
この日の行動には、現地から竹井淳二さん、岡夏子さん、川上誠一さんをはじめとする芦屋基地周辺地域住民の方々。Pネットからは世話人の石村善治さん、豊島耕一さん、黒木鞠子さんなどが、そして「平和をつくる筑紫住民の会」からは脇さんなど、多くの方が駆けつけました。
一同は、福岡市の合同庁舎1階に集合。10時より5階の部屋で九州防衛局と交渉しました。応対した大谷報道官に竹井さんと石村さんが要請文を手渡し、全体でPAC3を撤去するよう迫りました。
大谷報道官は、「私は要請文を受けつけるだけ」という不誠実な対応に終始。しかも何を恐れているのか、報道陣に退室を要請するという、「報道官」とは思えない自衛隊の体質を浮き彫りにする一幕もありました。
私たちは、石橋事務局長(Pネット)の司会のもとにこうした九州防衛局の対応に抗議しつつ、危険なPAC3を住民には一切知らせることなく夜陰に紛れて配備したことや、今後予定されている基地外移動展開訓練などについて、1時間にわたって問いただしました。そして今後ともPAC3の撤去を求めていくことを明らかにしてこの日の行動を終えました。
この日の行動は当日のTVニュース、また翌日の新聞で報道されました。
(KBCニュース)
西日本新聞の報道です。
鳩山首相と北沢防衛大臣あての要請文のPDFファイルです。