[ オカダシュミ ] [おかだしゅみ] [岡駄趣味]

19GOGO [ okadashumi ] 何でもないけどとんでもない ちょっとした事たいした事

「みんな知ってる知らない犬」

2005年12月11日 | Weblog
年配の方なら「ブラック&ホワイト」と言うゴルフウェアのブランド名でピント
くるはず。あのブラックです。20~30代なら昨年のスキャンダラスな映画
華氏911」と言えば、あぁ~ブッシュ大統領がホワイトハウスで飼ってい
るあの黒い犬か~とわかるはず。その黒い小型犬がスコティッシュテリア
(通称スコッチ)と言う犬種。
(ちなみにホワイトは色のみならず顔かたちが違うウェスティーと言う別種)

我が相棒歴8年のタロがそのスコティッシュテリアなんでありますが、日々
千駄ヶ谷~神宮前あたりを散歩していると、お嬢さま方から「きゃぁ~ 何
?あの犬~ 可愛すぎー」とやら、年配のご婦人たちから「まぁ懐かしいで
すねぇ~ うちでも以前飼っていたのですよ」と頻繁にお声がかかる稀者だ。

この犬、犬のデザインモチーフとしてはかなりポピュラーに使われている割
には実際に飼っている人が少ないようで、みな実物に遭遇して驚ろくさまに
こちらが驚いてしまう。

そもそもスコティッシュテリアを飼いたいな~と思ったきっかけは、映画を見
ての一目ぼれ。その映画とはニューヨークを舞台に3巨匠監督 (Francis
Ford Coppola,Martin Scorsese,Woody Allen)が描いた3篇のオムニバス
"New York Stories"(1989年)で、その2編目 "Life without Zoe"(ゾイの
いない人生なんて)に小道具、小脇役としての出演ながら品格と独尊的な
存在感を放つ強い個性に心奪われてか。(事実、癖が強く飼い難い・・・)
決まり手は、おしゃまな主人公ゾイと言うお嬢ちゃんのとびっきりスノッブで
お洒落さんな愛犬とのホテル暮らし。ただ当時は長年連れ添ったゲッツと
言うワイアー・ヘアード・フォックステリアの相棒との別れ際で、その後10
年の時を要してタロは新しい相棒として迎えられる事に。


アンティーク好きなら1940年代の日用品に多様されている事や、昨今のフ
ァッションなら「ポール・スミス」(英)がマスコットに、「アガタ」(仏)や「ジュ
ーシー・クチュール
」がブランドのシンボルに使っている事は知られるところ。
意外と知られていないのは三越でお馴染みの「ハロッズ」(英国の百貨店)
がイヤーズ・ベアーならずイヤーズ・スコッチを出している事。季節柄、クリス
マスプレゼントの好適品。

日本のセレブならユーミンちに2頭。ホワイトハウスの記者会見にまで登場
するファースト犬には現大統領ブッシュさんの"バーニー" 。執務にも同行し
た愛犬秘話が歴史を語るルーズベルト大統領の"ファラ"と話題もセレブ。

さて写真の一品、さすがは木屋ギャラリー。木製のグットコンディションなブ
ックシェルフは40年代の英製で稀度◎


では、そろそろワガママな妻のような相棒の散歩に出かけるとしますか・・・


【今日のおすすめ】
映画「ニューヨーク・ストーリー」
"New York Stories"
スコッチづくしのバックブランド(UK)
"RADLEY"


最新の画像もっと見る