『だまし絵展』に再び行って参りました。
平日のお昼というのに、美術館入口に人だかりが…
また行列?しかし近づくと若い人達が集合待ちしてるみたいなので、美大生の見学だったのでしょうか。
Visual Deception
入口はいるとすぐ、『5/26、15万人突破』と書いてありました。
わざわざ発表してるということは、この数字はスゴイいんだなぁと思いましたが、いかがなものなんでしょうか。
さて、受付の横にこんな写真が立て掛けてありました。
説明を読んだところ、これはアルチンボルドの「ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)」を本物の生花と果物で再現したもので、4/29~5/1の期間のみ展示されていたのだそうです。製作されたのは、愛知県立芸術大学美術部の准教授とフラワーデザイナーさんと青果会社さん。
うわ~見たかったです。
因みにQuayBrothersがやるとこんな感じ。
The Cabinet of Jan Svankmajer
他にも「Da Artificiali Perspectiva or Anamorphosis」(1990年作)という作品で、アナモルフォーシスという「判じ絵」の技法を、額縁を被った学生さんが見学勉強してゆく…というパペットアニメーションで視覚的に紹介しています。
あの有名なハンス・ホルバインの『大使たち』(1532年:ロンドンナショナルギャラリー蔵)も紹介されています。あの絵は、絵のすぐ隣にある扉も重要なんですよね。
シュヴァンクマイエル先生は、アルチンボルドへのオマージュとして、彼の「四季」作品からパロディ絵画を制作していて、アルチンボルド好きな人は見てみる価値はあります。