JRのインターネット予約を気にしたことはなかったが・・・。

JRでもインターネット予約が可能だったことをasahi.comの記事を見て思い出す。
「思い出す」ぐらいだから殆ど意識していなかったというのが実際のところ。

何故積極的に使おうとしなかったか、思い当たるコトが記事に書かれていた。
曰く、
ネット上で他のJRの指定券は予約できても自社のエリア内では受け取れない。

例えば、JR東海の営業エリアがどこからどこまでの範囲か、JR各社の営業エリアを意識して切符を買う人は多くないと思う。
頭に「JR」がついているのだから全国のJRの指定券が自由自在に取り寄せ可能、と思うのが普通だろう。
結局、JRの指定券をネットで予約するのは自由度が高くないと早々に判断し、ある時は「みどりの窓口」に並び、またある時は旅行社に頼んだり、という日々が続いている。

居ながらにして予約できるネットの有難味は高速バスや飛行機の予約で十分理解しているだけに、ネットで予約した各地のJR指定券の受け取りが可能なシステムの構築はできないのだろうか。
元は「国鉄」という一つの組織体だったのだから決して不可能な話ではないと素人目には思うが、実際はシステムの相違等から難しいという。
そうした記事を読んで、利用者の立場に立ったネット予約が実現するのは遠い夢の思える。

「お家の事情」ばかりを前面に出しても利用者の共感は得られないのだが。