今年度中に存廃の結論が出される桃花台線。
廃止された場合、バスで代替する事が既に明らかにされている。
その代行バスの運行を愛知県と小牧市が民間バス事業者2社に打診していた事が今日の中日新聞に掲載されていた。
記事の要旨は次のとおり。
○愛知県と小牧市は桃花台線の廃止を想定し、来年秋からの代行バスの運行を打診していた事が関係者の話で明らかになった。
○運行を打診されているのは名鉄バスとあおい交通の二社。両者とも運行には前向きという。
○桃花台新交通は累積赤字が2004年で64億円。来年秋には資金が枯渇する。仮に存続させたとしても「つなぎ資金」の投入が必要とされている。今回の打診は廃止時の地元の混乱を避けるために行われたものと考えられる。
何か奥歯にモノが挟まった言い方だが、要するに「廃止」という方向性は水面下で固まっているようだ。
代行バスの運行打診先についても、まぁ妥当だろうという印象を持っている。
桃花台ニュータウンと名鉄バスセンターを結ぶ高速バスを走らせている名鉄バスは説明不要だし、地元以外の方には馴染みがないと思われるあおい交通にしても、小牧市内循環バスや桃花台・JR春日井駅を結ぶ路線を経営している。
考え方としては、桃花台線廃止後(まだ決定した訳ではないが)のバス体系をどう考えるかで評価は変わってくるのだろうか。
名古屋との結びつきを重視するのであれば、高速バスを基軸にフィーダーとしてのバス系統を整備する。
そうなると現に高速バスを運行している名鉄バスの方が優位に立つ。
逆に桃花台ニュータウン(小牧市)内とJR春日井駅との地域交通としての役割を重視するのであれば、あおい交通の方に目が行くのかなぁと思ってみたりする。
いずれにせよ、桃花台地区の公共交通の利用形態を県と小牧市がどう捉えているかで判断は変わってくるのだろう。
今のところは様子見、という事か。
廃止された場合、バスで代替する事が既に明らかにされている。
その代行バスの運行を愛知県と小牧市が民間バス事業者2社に打診していた事が今日の中日新聞に掲載されていた。
記事の要旨は次のとおり。
○愛知県と小牧市は桃花台線の廃止を想定し、来年秋からの代行バスの運行を打診していた事が関係者の話で明らかになった。
○運行を打診されているのは名鉄バスとあおい交通の二社。両者とも運行には前向きという。
○桃花台新交通は累積赤字が2004年で64億円。来年秋には資金が枯渇する。仮に存続させたとしても「つなぎ資金」の投入が必要とされている。今回の打診は廃止時の地元の混乱を避けるために行われたものと考えられる。
何か奥歯にモノが挟まった言い方だが、要するに「廃止」という方向性は水面下で固まっているようだ。
代行バスの運行打診先についても、まぁ妥当だろうという印象を持っている。
桃花台ニュータウンと名鉄バスセンターを結ぶ高速バスを走らせている名鉄バスは説明不要だし、地元以外の方には馴染みがないと思われるあおい交通にしても、小牧市内循環バスや桃花台・JR春日井駅を結ぶ路線を経営している。
考え方としては、桃花台線廃止後(まだ決定した訳ではないが)のバス体系をどう考えるかで評価は変わってくるのだろうか。
名古屋との結びつきを重視するのであれば、高速バスを基軸にフィーダーとしてのバス系統を整備する。
そうなると現に高速バスを運行している名鉄バスの方が優位に立つ。
逆に桃花台ニュータウン(小牧市)内とJR春日井駅との地域交通としての役割を重視するのであれば、あおい交通の方に目が行くのかなぁと思ってみたりする。
いずれにせよ、桃花台地区の公共交通の利用形態を県と小牧市がどう捉えているかで判断は変わってくるのだろう。
今のところは様子見、という事か。
すでにご存知かもしれませんが、「NIKKEI NET」に、「愛知県が、廃止の方針を固めた」というニュース記事が、掲載されていました。
個人的には、希望通りの展開で、良かったと思います。
しかし今度の説明会は、この記事の内容が事実ならば、かなり荒れるのではないか、と懸念しています。
愛知県、小牧市の新交通システム「桃花台線」の営業停止へ(NIKKEI NET)↓
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051231AT3K3000D30122005.html
その記事の件は承知しています。
当方の認識としては、「廃止」を言い出したいが、表明せず、これまで態度を明確にしていなかった愛知県の姿勢がようやく表に出てきたものと捉えています。
そう考えれば、今回の記事の内容について別段驚く事もないのかなと思います。
>今度の説明会は、この記事の内容が事実ならば、かなり荒れるのではないか、と懸念しています。
今月15日に小牧市で説明会が開催されますが、その場でどのような意見が出されるのかに注目しています。
また、新聞報道に見られるように目に見える存続運動は出てきていませんが、この説明会にどれだけの人が出席し、どんな意見が出されるかによって、地元の桃花台線への関心が測れるのではないかと考えています。