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Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「FASTECH360Z」の第一印象。

2006-04-05 21:16:50 | 鉄道(JR)
昨年、JR東日本が新幹線の高速化を目指して登場させた「FASTECH360S」。
この「FASTECH360S」、フル規格で登場しているが、これと対をなす新在直通用の次世代試作車輌の開発も当初からアナウンスされていた。

そして、その新在直通用の試作車輌、「FASTECH360Z」が登場した。
「一回りスリム、在来線直通型=次世代新幹線で試験車両-JR東日本」(時事通信、4/5)

詳細は記事を見て頂くとして、やはり「FASTECH360S」に慣れてしまった身としては少し新鮮さを欠くのは致し方ないところだろうか。
面白いのはやっぱり先頭車のデザイン。
キャノピー状になっている運転室部分が斬新だ。
懐かしい「TRY-Z」を彷彿とさせる。
そういえば、その「TRY-Z」も在来線の高速化を目的として開発された試作車だった。

車体から「生える」エアブレーキも「FASTECH360S」から継承しているが、独特なのは在来線区間でパンタグラフの遮音板を収納できる点。
速度が落ちる在来線区間で遮音板が意味を持つかどうか疑わしいためだろうか。

果たして、この「FASTECH360Z」が「360S」と手を取って試験運転に臨むのはいつになるのだろうか。


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