国境なき、 きままなフライフィッシング

フライフィッシングを中心とした趣味の部屋

うまくいかないねぇ~

2010-12-19 15:01:17 | メバルの部屋
12月18日(土)
まばゆい月明かり
気温6度
風、穏やか

今年もあと2週間を切る。
順調に釣りができている環境に感謝しつつ、今週もロッキー狙いに繰り出す。
ポイントはもちろん大型の期待ができるテトラポイント。
道中、同じテトラ帯で27、28cmを同僚の仲間が上げていると聞く。
気合い十分、期待十分だったのだが・・・。

あまくないのがソルトでのフィッシング。
潮の干満の大きさ、長さ、時間帯、方向。
一日で状況は変わる。
特に関門は複雑な地形からその影響を受けやすいようだ。

最近のアタリフライをローテーションのトップバッターで起用するも、早々にコツッとアタリが来たが乗らずその後も反応がない。
その後は、フライをとっかえひっかえ、インタミタックルで沈め等々するがまったくだ~~め。

その場に見切りをつけ、癒しの場所へと移動。
そこでも反応がないままにうろうろ。
小生の相性の良いポイントでぎらぎらフライに絡まってくる奴がいると思ったらチビ平セイゴ。
一匹バラシ後、漸くボーズ回避の一匹をゲット。




やれやれ、なんともスローな一晩。
まぁ~、こんな日もあるか・・・。


幸福 & 不幸

2010-12-12 14:28:46 | メバルの部屋


12月11日(土)ちょっと星空
気温10度
中潮から小潮の潮回り
風強し

24時過ぎの満潮を挟んでの釣りにいつものテトラ帯にいつもの相棒と出掛ける。
途中、釣り具屋によって昔このあたりでフライをやっていた店員さんと話しているとその話に喰いついてきた釣り師あり。
どうもフライをやっているらしいが当方がこの辺の海でフライで釣っているというとびっくりしていたので、アブラ鰭専門なのかもしれない。
先を急ぐので深い話はしなかったが、次に会ったらフライを流して見よう(笑)

釣り場に着くと車が少ない。
また、アゲンストの波風で入れないのかと心配したがなんとか釣りになりそうと取りあえずポイントまで行く。

左斜め前からのやや強い風に釣りづらいもののなんとか投げられそう。
3Xにパールエンジェルヘアーと白のEPファイバー、魚皮をボディーに貼り付けた5cmキャンディーを結ぶ。
開始数頭目で待望の20cmオーバーのロッキーがくる。
#5ロッドを絞り込む相変わらず好ファイターぶりを発揮。



流石テトラ帯、幸先が良いぞと気合いが入るが後が続かない。
あっちうろうろ、こっちうろうろ闇夜のテトラ帯をうろうろしながらキャストを繰り返す。

何度かアタリらしきものがあるがフローティングラインのため波だった海面、横からの流れと風にスラックが入りアタリがとりづらいことこの上ない。さらには闇夜のためラインが見えずコントロールもできない状況。低番手のインタミが欲しくなる。

しつこく粘ってなんとか1匹追加。

腹ボテの20cmちょっと


ますます風波が強まったところでテトラ帯をあとに次へのポイントへと移動。
工場裏の岸壁ポイント。
到着早々、反応が良く数匹追加したが全てちびロッキー。

そこで、やっちまった!!!!!2週続けて何かが起こる。
今回のは致命的な大事故、大ドジ!!
穂先に絡んだラインをはずそうと横着して地面に竿を置かず右手で竿の途中を持ったまま、左手で穂先を掴みグイっと引き寄せようとしたところ
パキっといってしまった。
ショッ~~~~~~ク、が~~~~ん、ガンガンガン!!目の前真っ暗、頭の中真っ白、周囲も真っ暗。
所有タックルの中で一番好きな竿、Sage590SPなのだ。
今は製造中止、プログレッシブアクションの一品。
はっきり言ってSageの中ではこれが一番と思っている名竿。
がっくし
なんというトウシロウ。
自分の横着を恨んでも仕方ない。

折れたものは元に戻らないので、くっそ~、魚つるぞ~と気合いを注入して再開。
チップを折って2番ガイドからラインが出た情けない、見る影もないSageを持って、あっちうろうろ、こっちうろうろ。
以前にルアーでヒラセイゴを釣ったポイントにダメもとで白のキャンディーを投げ込む。
早引きで誘って1発ででた。

当地に来てフライで2魚種目の獲物ヒラセイゴ


どう~~だ~~~~、道具なんてなんでも釣れるわいと負け惜しみを言いながらフライで獲る新魚種追加に素直に喜んだ複雑な一晩を過ごしたのだ。


年とともに物に固執しなくなってきたのか、なんかやることが雑になっているような気がする。

大反省なのである!!

師走

2010-12-05 14:44:23 | メバルの部屋
12月4日(土)満点の星空
気温10度
大潮

師も走る忙しさの12月に突入。
早いものだ。
猛暑の中帰国し、ハアハアいいながらバタついている間にもう防寒着がいる季節になってしまっている。

今週は久々に行事のない週末、いつもの同僚とゆっくり長いテトラ帯を攻めようと期待膨らませて先日良型の活性が良かった波戸へ向かう。

風向きもフォロー、背後の工場に遮られ静かな海面で状況も上々。

ところが、最初にコツコツッと来ただけで、反応しない。
全然しない。先日の反応が嘘のようだ。期待が大きかっただけに・・・・・。

長いテトラ帯を舐めていく。

闇夜に点滅する“O”の字 今日の釣りはOut ?


本当は、洞海湾の船舶の出港船の時間帯を示しているものだが、今日はOutと思えてしまうような状況が続く。

長い辛抱の末、ピックアップ寸前に食ってきたチビロッキー

大型狙いと大きなフライを結んでいたが、これまたがっぽりのみ込んでいるいつもながらの貪欲さ!!

時折アジの当たりがあるがのらない。

その後、1匹追加したけどなんともスローな日だった。


2匹目を釣った直後、対ロッキー用フライの英知?が結集されたBoxをテトラの間に落とすというドジを踏んでしまう
久々に着たベストのポケットのチャックを閉め忘れていたのだ。
アブラ鰭系をやることが無くなったので、焼きが回ったか・・・。

カランカランと音を立てて落ちていくBOX、唖然と眺めるだけだった。
皮肉にもテトラの隙間には、落ちていくときに吐き出されたどうでもよい数本のフライが挟まっている。
テトラの間を覗き込むも姿なく諦めかけたころ、奇跡的に我が専属ガイドがテトラの隙間に波の往きに乗ってきたBoxを発見。
その後外に吐き出されたところを一撃でレスキューしてくれた。
今日一番の大物を彼は仕留めたのである(笑)。
感謝感謝

なんか、最近物を失くすことが多くなってきたような気がする。
いかんぞ!これは。
Stay cool!!なのである。