12月11日(土)ちょっと星空
気温10度
中潮から小潮の潮回り
風強し
24時過ぎの満潮を挟んでの釣りにいつものテトラ帯にいつもの相棒と出掛ける。
途中、釣り具屋によって昔このあたりでフライをやっていた店員さんと話しているとその話に喰いついてきた釣り師あり。
どうもフライをやっているらしいが当方がこの辺の海でフライで釣っているというとびっくりしていたので、アブラ鰭専門なのかもしれない。
先を急ぐので深い話はしなかったが、次に会ったらフライを流して見よう(笑)
釣り場に着くと車が少ない。
また、アゲンストの波風で入れないのかと心配したがなんとか釣りになりそうと取りあえずポイントまで行く。
左斜め前からのやや強い風に釣りづらいもののなんとか投げられそう。
3Xにパールエンジェルヘアーと白のEPファイバー、魚皮をボディーに貼り付けた5cmキャンディーを結ぶ。
開始数頭目で待望の20cmオーバーのロッキーがくる。
#5ロッドを絞り込む相変わらず好ファイターぶりを発揮。
流石テトラ帯、幸先が良いぞと気合いが入るが後が続かない。
あっちうろうろ、こっちうろうろ闇夜のテトラ帯をうろうろしながらキャストを繰り返す。
何度かアタリらしきものがあるがフローティングラインのため波だった海面、横からの流れと風にスラックが入りアタリがとりづらいことこの上ない。さらには闇夜のためラインが見えずコントロールもできない状況。低番手のインタミが欲しくなる。
しつこく粘ってなんとか1匹追加。
腹ボテの20cmちょっと
ますます風波が強まったところでテトラ帯をあとに次へのポイントへと移動。
工場裏の岸壁ポイント。
到着早々、反応が良く数匹追加したが全てちびロッキー。
そこで、やっちまった!!!!!2週続けて何かが起こる。
今回のは致命的な大事故、大ドジ!!
穂先に絡んだラインをはずそうと横着して地面に竿を置かず右手で竿の途中を持ったまま、左手で穂先を掴みグイっと引き寄せようとしたところ
パキっといってしまった。
ショッ~~~~~~ク、が~~~~ん、ガンガンガン!!目の前真っ暗、頭の中真っ白、周囲も真っ暗。
所有タックルの中で一番好きな竿、Sage590SPなのだ。
今は製造中止、プログレッシブアクションの一品。
はっきり言ってSageの中ではこれが一番と思っている名竿。
がっくし
なんというトウシロウ。
自分の横着を恨んでも仕方ない。
折れたものは元に戻らないので、くっそ~、魚つるぞ~と気合いを注入して再開。
チップを折って2番ガイドからラインが出た情けない、見る影もないSageを持って、あっちうろうろ、こっちうろうろ。
以前にルアーでヒラセイゴを釣ったポイントにダメもとで白のキャンディーを投げ込む。
早引きで誘って1発ででた。
当地に来てフライで2魚種目の獲物ヒラセイゴ
どう~~だ~~~~
、道具なんてなんでも釣れるわいと負け惜しみを言いながらフライで獲る新魚種追加に素直に喜んだ複雑な一晩を過ごしたのだ。
年とともに物に固執しなくなってきたのか、なんかやることが雑になっているような気がする。
大反省なのである!!