good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「フューリー」(字幕版)

2014-11-29 23:14:38 | 映画
評価:★★☆

デヴィッド・エアー監督
ブラッド・ピット、ローガン・ラーマン、シャイア・ラブーフ、マイケル・ペーニャ他出演

「フューリー」を見たよ。

ティーガーの実物が動いてる!というのが売りらしいけど、それが中盤で出てきて終わっちゃうのが
ちょっと…。

歩兵を回収するところ、ティーガーとの戦車戦は良かったけど、シャーマンが動かなくなって
からが盛り上がりに欠ける。
その辺りはとにかく画面が暗くてヤダ

シャイア・ラブーフとローガン・ラーマンの演じる役が若干かぶってるような気がして、
どちらかだけで良かったんじゃないかと思う。

ブラッド・ピットとローガン・ラーマンがいまいちだったなぁ。
ブラッド・ピットってもっと良い演技をすると思うけど…今回はずっと眉毛ハの字で、いまいち…。
あと戦車兵として前線で戦うにはブラッド・ピットは歳を取りすぎだよね

ドン(ブラッド・ピット)は父親的役回りなんだけど、疑似父子関係を観客に納得させるには
エピソードが不十分だと思う。
主演はブラッド・ピットだけど、主人公的立ち位置はローガン・ラーマン演じる新兵で、
彼が戦争で変わってしまうことが主題だと思うけど、その変化が説得的じゃない。
人を殺したくないという普通の人間から、ファッキュー!と叫びながらドイツ兵を殺しまくる
戦争マシンに一夜にして変わってしまった、と言いたいのは分かるけど、取ってつけた感がありすぎ。
脚本が雑なのか、ローガン・ラーマンの演技力不足か、両方か。

ブラッド・ピット、ローガン・ラーマンがダメだったのに比べて、シャイア・ラブーフが
予想外に良かった。
シャイア、あんなに良い俳優だったのか、と感心。

全体的にキリスト教くさすぎ。
聖書を引用するだけで、それ以上の何かがあるわけではないけど。
キリスト教の価値観に基づくハリウッド映画はたくさんあるし、それでグッとくるのも
たくさんあるけど、これは全然そんなこともない。
十字路を死守するというのもキリスト教絡みなのかな?

わりと期待していたので、つまらなくて残念。
戦車戦てあんな感じなのか、というのが分かったのは良かったけど…。
もちろん映画と現実は別物だろうけど。

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