good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「路上のソリスト」(WOWOW)

2010-06-19 22:39:50 | ロバート・ダウニー・Jr.
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
バイオリンを演奏する路上生活者のナサニエル(ジェイミー・フォックス)に出会ったロサンゼルス・
タイムズの記者ロペス(ロバート・ダウニー・Jr)。かつてジュリアード音楽院に在籍し、チェロを
演奏していたというナサニエルに興味を抱いたロペスは、ナサニエルの人生について調べ始め、
連載コラムの題材にしようとする。

ジョー・ライト監督
ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニー・Jr.他出演

RDJ目当てで、WOWOWで放送された「路上のソリスト」を見た。
あまり期待してなかったけど、なかなか良かった。
RDJは黒目がちだなぁ。

ロペス(RDJ)の、ナサニエルを助ける、助けられるという思い上がりは、よく分かるけど、痛い。
人をコントロールしようとしたらダメなんだよね。
路上生活者やら精神病患者やら、どうにかしてあげなきゃ、どうにかできるはず、と考えがちだけど、
相手も自我を持った個人だということを忘れたらいけない。

ロペスがナサニエルから神だと言われたり、愛されたりして、及び腰になるのも分かる。

実話に基づいた話だそうだけど、結局ナサニエルは統合失調症の治療を受けてるのだろうか…。
映画でたまに出て来るけど、アメリカの新聞コラムって、社会的な影響力が大きいんだね。

「つぐない」の監督の作品。
ナサニエルがトンネルでチェロを弾き始めて鳩が飛んでいき、俯瞰するシーンが、ベタかも
しれないけど良かった。
ナサニエルとロペスがリハーサルを聴きに行ったとき、画面が音楽にあわせて色とりどりになったのは、
あれはナサニエルの共感覚(音を聞いて色が見えるとか…)を表しているのかな。

HV放送じゃないと(SD放送?)、画質も良くないけど、字幕が滲むみたいに見えるのが気持ち悪い。
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