good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「第9地区」

2010-04-10 13:54:01 | 映画
評価:★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ
上空に姿を現す。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。
彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、
超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるのだが……。
 ↑↑
超国家機関て何。政府から難民関係の仕事を請け負った多国籍企業って感じじゃ
なかったっけ。

今日から公開の「第9地区」を見た。

人間の醜さを描くために、画面を汚くする必要はないと思うのです。

いや、別に人間の醜さを描こうとしてるわけじゃないか。
とにかく画面が汚い(´A`)
カメラに血しぶき付けりゃ、臨場感やドキュメンタリーぽさが出るってもんじゃない。
人間がトマトみたいに吹っ飛ばされまくってたねぇ。生々しさはなかったから良かったけど。

主人公は、とっととエビ父子と力を合わせろっつうの。
自分では治療の仕方が分からないのに、エビ父を気絶させて、自分とエビ息子だけで
宇宙船に戻ってどうするつもりだったんだろう。
ああいう状況では、切れちゃうのは無理もないと思うべきなのかもしれないけど、
主人公の短絡的で利己的な行動に苦笑いしながら見た。

パワードスーツを身につけた主人公が、傭兵に対して、「エビは好きにしていい」?とか言って逃げようと
したときは、主人公にあるまじき卑劣さだと感心したけど、なんとか戻ってきて良かった。
ヒーローアクションものじゃないから、効率的に、かっこよく立ち回らないのは仕方ないんだけどさ~。
そういう利己的な主人公が、最後にエビ父を逃がすために自分が戦う、というのが、いきなり何で?
という感じがした。

エビ父子は自分達の惑星に帰ったのか、その後主人公を迎えに来るのか、主人公は人間に戻れるのか…。
どれかは片付けてほしかった。
完全にエビ化しちゃったら、もう人間には戻れないのかな~。

「第9地区」は、もっとくだらなくて、バカバカしいB級映画だと期待していたんだけど、
思ったよりちゃんとしてて残念だった。

南アフリカのヨハネスブルクを舞台にしたことに、もっと何かを感じないといけないのかもしれないけど、
そういう真面目な話は、他の方に任せます。

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