good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」

2010-02-10 17:44:38 | 映画
評価:★★☆

ストーリー(Yahoo!映画より)
1999年4月20日、アメリカ・コロラド州の小さな町リトルトン。2人の少年は朝の6時からボウリングに
興じていた。いつもと変わらぬ1日の始まり…のはずが、この後2人の少年は銃を手に彼らの通う学校、
コロンバイン高校へと向かった。そして、手にしていた銃を乱射、12人の生徒と1人の教師を射殺し
23人を負傷させた後、自殺した。マイケル・ムーアは問う、“なぜアメリカはこんなにも銃犯罪が多いのか”と。
その疑問を解消するため、マイケル・ムーアはカメラとマイクを手に様々なところへアポなし突撃取材を
始めるのだった。

昨日やっと「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見終えた。
7日に途中まで見てから、毎日少しずつ見ては、途中で眠るのを繰り返してしまった。
眠くなるほど退屈というわけではないです。
結構面白かった。特にアメリカの歴史をまとめたアニメは何回見ても笑ってしまう…。
なんで借りたんだか自分でも分からず、なかなか見なかったけど、見てみたら結構良かった。

最後のKマートについての部分と、全米ライフル協会の元会長チャールトン・ヘストンへのインタビューの
部分は見ていて嫌な気持ちになった。
それまではそれほど何かを断定的に糾弾するノリじゃなかったのに、最後の部分で、いじめのような印象を
受けたよ。
銃弾を売る店だけの責任ではないし、全米ライフル協会の元会長個人だけの責任でもないのに、そこを
メディアで一方的に叩くのは気分が悪いし、問題を急に卑小化させてしまったような…。

アメリカでは他国に比べて銃での殺人が多いのはなぜなのか→アメリカの白人は、いろいろなことにビビってて、
さらにメディアや政治家たちが、国民の恐怖を毎日あおっているからだ、という感じだった。
そういうのもあるだろうけど、原因を一つにしぼるのは難しいんだろうねぇ。

アメリカとの対比ということで、隣国カナダでの取材もされているんだけど、カナダって、本当にあんなに
のどかな感じなのかなぁ???
カナダでは玄関の鍵を閉めないのが普通なの?日本の田舎みたいな感じなのかな~。

Wikipediaを読んだら、いくつか意図的な編集もなされているそう。
コロンバイン高校での事件を受けて全米ライフル協会がわざわざコロラド州で集会を開催したような
演出が為されていたり、銃乱射事件から1年後の集会でチャールトン・へストンが言った台詞を、彼が
デンバーでの集会で言ったかのように誤認させる演出が為されているとのこと。

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