good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「手紙」(BS)

2010-12-20 23:05:02 | 映画
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
直貴(山田孝之)の兄(玉山鉄二)は、弟の学費欲しさに盗みに入った屋敷で誤って人を殺し服役中だった。
大学進学もあきらめ、工場で働く直貴の夢は幼なじみの祐輔(尾上寛之)とお笑いでプロになることだったが、
毎月刑務所から届く兄の手紙が彼を現実に引き戻す。そんな彼を食堂で働く由美子(沢尻エリカ)が見ていて……。

生野慈朗監督
山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵他出演。

NHK BS2で放送された「手紙」を見た。
見るつもりなかったんだけど、なんとなく見始めて、最後まで…。

大好きな兄が自分のために犯した罪にずっと苦しめられる弟が、兄を憎みたくないのに憎み、
やがて許していく物語。
すごく良かったよ。
邦画苦手だけど…。

初めは、犯罪者の家族が受ける理不尽な扱いをことごとく見せて、犯罪を思いとどまらせるための
映画かと思うくらい理不尽てんこ盛りだったよ(ノ△T)

最後に主人公が兄に手紙を送り、それを読んだ兄が被害者遺族に宛てた手紙が良かった。
最後の刑務所慰問シーンは涙なしには見られない(ノ△T)
受刑中の兄役の玉山鉄二が、涙をこらえながら手を合わせている姿を思い出すと、今も涙…。

自分の犯した罪の、周囲への影響を理解した兄。
理不尽な扱いを受け、長く苦しみながら、「兄貴は兄貴ですから、たった1人の」と言う弟。

何かひとつの真理を見たような気がしたよ。

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