北朝鮮の金正恩は、アメリカのトランプ大統領の軍事的な脅しには、口先では反論を繰り返して、核兵器の開発を正当化している。
さらに、通常軍事力による北朝鮮への破壊的な軍事力行使には、今でも保有している「核兵器での反撃」を公言している。
現段階では、核兵器の反撃といっても、アメリカ軍の基地があるグアム島まで、届くかどうかという実力で、とても、標的に当たるとは思えない。
そこで、確実な破壊目標にするアメリカ軍基地は、日本本土に常駐している米軍基地が対象になる。
それに対して、日本は北朝鮮のミサイルを迎撃できる装備を持っているが、迎撃率は良くても7割で、大量のミサイルを発射されれば、確率的に日本の米軍基地には、命中する可能性は大である。
その場合には、米軍基地の被害にもよるが、大規模な反撃を北朝鮮に対して、軍事力行使を実行するだろう。
日本は集団的自衛権を行使して、アメリの援軍として軍事力行使を実行する覚悟なのであろうか?
安倍政権の本心は、国民の期待通りであるとは、到底思えない。