残された時間がわずかな中で、若い画学生が描いた絵は?
無言館に遺された三百数十点のなかで特に多いのは、「大切な人」「愛しい人」‥‥つまり、妻、恋人、母、父、姉、妹、祖母なのです。
この絵は、蜂谷 清(享年22才)の「祖母の像」
祖母は清を特別かわいがり、「たいしたもんじゃ、たいしたもんじゃ」と目を細めていた。
清はこの絵を描きながら、「ばあやん、わしもいつかは戦争に行かねばならん。そしたら、こうしてばあやんの絵も描けなくなる」と言った。
祖母は、何も答えなかったといいます。
無言館に遺された三百数十点のなかで特に多いのは、「大切な人」「愛しい人」‥‥つまり、妻、恋人、母、父、姉、妹、祖母なのです。
この絵は、蜂谷 清(享年22才)の「祖母の像」
祖母は清を特別かわいがり、「たいしたもんじゃ、たいしたもんじゃ」と目を細めていた。
清はこの絵を描きながら、「ばあやん、わしもいつかは戦争に行かねばならん。そしたら、こうしてばあやんの絵も描けなくなる」と言った。
祖母は、何も答えなかったといいます。
本日、別所温泉にある無言館に行ってきましたっ。
蜂谷清さんのお祖母さん、ナツさんを書いた
この絵・・・この一言に涙がとまりませんでしたっ。