三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

鳥の巣でスキー!

2009年12月22日 | 2009年
オリンピック開催都市の悩みといえば、
巨大施設を大会後にどう活用するか、です。

北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」が
スキー場として開業したと、
18日付中国新聞が伝えています。

5000席分のスタンドを撤去して
人工雪で長さと幅80メートル、
斜度6度のゲレンデが設置されました。

トラックには雪遊びができるコーナーもあり、
入場料は平日大人120元(約1560円)だそうです。

「鳥の巣」の維持費は年間1億元近くかかるため、
建設費の30億元の回収を含め、
収益の確保が課題になっているといいます。

外周部分をショッピングモールやホテルに
改装する計画も検討中とのこと。

オリンピックの「遺産」(レガシー)が「遺跡」にならないよう、
本来であれば、建設前に検討しておくことこそ重要です。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表

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