比翼の鳥 連理の枝

結婚、退職、米国バージニア州ウィリアムズバーグでの生活、
帰国後の日本で気になるニュースと好きなこと

『ドリームガールズ』

2007-07-29 23:02:22 | tv , book , movie
アメリカ・モータウンの全盛期のミュージックシーンを
華麗に描いた映画。
ブロードウェイミュージカルの映画化です。
最初、ストーリーはいまいち盛り上がりに欠けるなぁと
思ってたけど、いつの間にか熱中して見てました。


主演のビヨンセが演じていたディーナのモデルは、ダイアナロス。
物語のラストに向かって、ビヨンセのカリスマ性が
どんどんと増してゆく。
(逆に、映画の序盤でカリスマ性を消せてたのがすごい・・・)
ビヨンセのことは、これまであまり好きじゃなかったけれど
一気に大ファンになりました。
CD買いに行こうかな。


それから、ジェニファー・ハドソン!!
菊池凛子をおさえてのアカデミー助演女優賞受賞。
その圧倒的な歌唱力と存在感は
ビヨンセを超えるかもしれない。
新人だなんて考えられない!


見終えてから「あのシーンがもう一度みたい」と思う映画です。
「ワンナイト・ロンリー」が良かった。
ジェニファー・ハドソン版はソウルフルで哀愁漂うバラード。
それに対してビヨンセ版は大衆受けするディスコナンバー。
どちらもかっこいい。

これまで私の中でのミュージカル映画ベストは
『シカゴ』だったんだけど『ドリームガールズ』も
それと並びました。
ブロードウェイでも見てみたいな。

『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』

2007-07-28 23:39:09 | tv , book , movie
今日、見てきました。


最初から最後までダークな展開でした。


シリーズ大好きな私としてはこういうストーリーも
必要だと思うけれど、もう少し楽しいシーンや
ワクワクするようなシーンが欲しかったなぁ。
これまでのような、誰もがエンターティンメントとして
楽しめるものではなく、大人の映画となっていました。
「ハリーの本当の秘密が解禁」と予告されてた割りには、
結局秘密は秘密のまま。。。



ダニエル・ラドクリフは随分大人になったけれど、
次回作でもハリーを演じるのかな??



見終えてワインを飲んで、喋りまくって
帰宅しました。
ストレス、発散!!

『琉球酒館 伽楽可楽』

2007-07-27 23:59:52 | 渡米前の日常
今日は会社の先輩tanaさんとfuruと沖縄料理のお店へ。


ずっと気になっていた琉球酒館 伽楽可楽 へ。

泡盛の種類がとても多い。
壁一面が、泡盛で埋め尽くされてる。
店員さんにオススメを聞いて、おいしい泡盛をたくさん飲みました。




お料理は上品でとてもおいしかったけど、
沖縄料理はもっと豪快でもいいかなぁと思った。


グルクンのから揚げ


この後、他のメンバと合流して、
ガールズバーに連れていってもらいましたが、
少し飲みすぎた・・・体調良くなかったかな?

同期の産休

2007-07-26 01:59:31 | 渡米前の日常
日本サッカー、負けちゃった。
がっくり。。。

でも、選手はみんなかっこよかった~♪
感情が揺さぶられるのはとても気持ちがいい。
楽しさと、悔しい気持ちをありがとう。


さて、今日、会社同期の女性が産休に入った。


mayuはもうすぐ会社を辞めるし、
もしかしたらその彼女とはもう会えないかもしれない。
少なくとも数年は会えないと思う。
物悲しくなって、その子と一緒に退社しました。


産休や育休を使うことができる彼女がとてもうらやましかった。
だって、会社に復帰することができるんだもの。
子供が生まれるといろんな問題はあるかもしれないけど、
会社に復帰する『権利』は持っている。


mayuにはその権利は無い。
たった1年間の休職さえ認めてくれない会社。


mayuは最終出社日を、どんな気持ちで送るのだろう。
どんな顔をして、ビルを出るのだろう。
みんなに挨拶をする時、泣かないだろうか。
その日を想像しただけで涙が出てくるのに。


結婚したということで得られるものもあれば、
犠牲にするものもある。
そこで自分を納得させてゆかなければならない。
特に、女性は。


そもそも『犠牲』と考えないようにすべきだとは分かってる。
結婚を選択したのはmayu自身だし、
幸いなことに、新しい世界で頑張る選択肢を
旦那さまはmayuに与えてくれた。


自分にとって100%ベストな人生の選択なんて無いのかもしれない。
何かを得たら、やっぱり何かを失うだろう。
とにかく、今は全てを前向きに考えること!!

会社もあと数ヶ月

2007-07-24 23:59:13 | 渡米前の日常
今日もひとつワクチンを接種しました。
いつの間にか、彼が渡航して1ヶ月経ってる。


もうしばらくしたら、会社を辞める手続きにも取り掛からなくては。
最近、会社に行くのがとても楽しいので、
名残惜しい気持ちが強い。
でも、今の会社を『卒業』して、新しいフィールドに
飛び込むのだと考えるようにしよう。
確かに最近「ぬるま湯」に浸かっているような気がする。
楽な場所にずっと留まっていると、自分が成長しない。


「会社を辞める前に○○をする」という目標をいくつか立てた。
仕事そのものにおいて。
それから、人間関係において。


mayuの勤務している会社にはいろんな人がいるけれど
人間的に尊敬できる人も多い。
優秀な人もたくさんいると感じます。
最期、彼らからいろんなものを存分に吸収したい。


女性社員同士の関係がいいと思う。
みんな真摯に仕事に取り組んでいるんだけど
肩の力が抜けていて、
「オンナ、オンナ」していないのでつきあいやすい。
大人な人が多い。


最近、『卒業』前で感傷的になっているのか
「この会社を選んで、皆に会えて本当によかったなぁ」
と、しみじみと思います。


残り、貴重な数ヶ月です。

アルセーヌ・ルパン

2007-07-23 23:59:42 | tv , book , movie
私はルパンが大好き。


ルパンと言っても、モンキー・パンチの『ルパン3世』では無くて、
元祖『アルセーヌ・ルパン』(モーリス・ルブラン著)です。


アルセーヌ・ルパンはダンディでノーブル。
紳士で、女性にやさしく全てに洗練されていて
ロマンティックで恋多き人。
頭が良くて、どんな状況でも機転をきかせて
乗り切ることができる。


ルパンに出会ったのは、小学校の図書室でアルセーヌ・ルパン全集でした。
どの本も字が小さくて分厚かったけれど、
幼心にもルパンの全てにうっとりとしてしまってシリーズ全巻を読破。
中学生の時に使っていた缶ペンの裏に、
油性ペンで「アルセーヌ・ルパン
と書いていたぐらい、大ファンでした。
好きなタイプは今も昔も変わってないなぁ(^^;


昨日、神戸に行った時にnorikoさんとjunさんと
ルパンの話をして懐かしくなって、
帰りに本屋で文庫本を買ってみました。


購入したのは、平岡敦訳の『奇岩城』と
『カリオストロ伯爵夫人』(早川書房)


これは、ルパン生誕100周年を機にフランスで刊行された
ルパン全集を底本に刊行された新訳のようです。
ルパンシリーズ全21冊を、1年に2冊の予定で刊行みたい。
文庫版では完訳完全全集は初とのこと。

10年以上かかりそうだけど、
これでルパン全集集めるぞ

『Alice(アリーチェ)』

2007-07-22 23:59:17 | 渡米前の日常
今日は、神戸北野でランチ♪
Norikoさんとjunkoさんと。


お店はCucina Italiana Alice
1年前にオープンしたイタリアンです。


前菜、パスタ(アジとオリーブのオイルベース)、メイン(鴨肉をチョイス)、
デザート、紅茶のコースをオーダー。
もちろんドリンクはワイン。


天井が高くて開放的で、ゆっくり会話を楽しむことができた。
テーブルの配置も、他のお客さんに気を使わせないレイアウトになっていて、
多少大きな声で会話をしても周囲に迷惑をかけない。
お店に気を使わずにある程度の長居もできる。
店員さんのサービスも、出しゃばりすぎない。
窓から見える新緑も美しい。
いいお店でした。

北野の異人館があるエリアにあります。
お料理もとっても美味しくて、贅沢な時間を過ごすことができたよ。


その後は、元町まで出て南京町で中華を食べ歩き。



肉まん、マシュマロ、タピオカミルク、ラーメンと、結構食べた。
それでもすぐにお腹がすくのは、何故?


帰宅してからは普通にチャーハンとコロッケを食べた。
それからカラムーチョ食べてビール飲んだ。
食べてばっかりの1日でした。

幸せ

配偶者がうつ病になったら・・・

2007-07-21 22:27:18 | opinion
NHKで「30代のうつ」という番組をやっていた。
働き盛りの30代で「うつ」が増えてきているらしい。


30代で前向きにバリバリと仕事をこなしていた人が、うつ病になる。
突然の仕事や家庭環境の変化。
ギリギリまで我慢して頑張って、精神が壊れてしまう。
旦那さんがうつ病になって、会社に行けなくなるケースが
最近増えてきているそうです。
30代と言えば子供が小さな家庭も多いでしょうに・・・


配偶者がうつ病になってしまったら、どう接すればいいの?
逆にプレッシャーを与えることになるから、
「頑張って」とは言ってはいけないらしい。
やさしく接するのは当たり前だけど、変に気を使うのもダメだとか。


でも、看病する側にだって大きなストレスがある。
配偶者がうつ病になってしまったというショック。
経済的なことや家庭のことを一人で切り盛りしないといけない責任。


それが続くと、気も重く、イライラがたまってしまいそう。
患者である配偶者にイライラをぶつけてはいけないと思いつつ、
「私だってつらい!」とぶちまけてしまいそう。


旦那さんのうつ病を乗り越えた夫婦がTVに出演していました。
本当にすごいな、と思いました。
もし旦那さんがうつ病になったら、
mayuがこんな風に支えてあげないといけないんだと思った!


mayu自身はどうだろう。
精神的に余裕が無い状態が続いて、
ひどく落ち込んだ日々もありました。
ただ、いろいろ騒ぎを起こしても、
内心は「何とでもなる」とご都合主義的に思ってるし、
自分のことが嫌いになったことも無い。
心の底から本気で「死にたい」と思ったことも無い。
mayuのように思ったことを口に出すタイプはうつ病にはならない??
分からないけど・・・


旦那はどうだろう。
精神的に強いし、ストレス耐性があるし、気も強い。
うつ病とは反対方向にいるような人だと思う。
・・・でも実はそういう人がなってしまうのだろうか。
そういえば、ストレスがあると体に発疹ができてたな。
体は正直?


さっき、アメリカの旦那さんと電話で話しをした時、
彼がこんなことを言っていた。


「日本人は仕事を緊張感の中でやっていることが多いけど、
 アメリカ人は仕事を楽しみながらやっているように見える。
 何が違うのかとよく考える。」


そうなのだろうと思う。
仕事との付き合い方は、日本人よりもアメリカ人の方が上手いのだろう。
でも、アメリカのうつ病患者の対人口比は日本よりも高いらしいぞ。
うつ病の原因は仕事だけじゃないから、一言では言えないけどね。


「mayuは毎日楽しい?」と旦那さんから聞かれたので、
「会社に行きたくないと思ったことも無いし、
 飲んで帰ったり、美味しいもの食べに行ったり、
 帰宅してTVドラマ見たり、本読んだり楽しくやってるよ。」
と答えたらくすっと笑われた。


あまりにも「小さな」楽しみだったので、笑われたのだろうか???
期待した答えじゃなかったかな。
それを聞きそびれた。



『肩ごしの恋人』

2007-07-20 02:00:14 | tv , book , movie
最近、時間があるのでたくさん本を読む。


唯川恵の『肩ごしの恋人』は第126回直木賞受賞作です。
気軽に読めて、とても面白かった。


「自分が女であることを武器にする女」るり子と
「自分が女であることを弱点に思う女」萌。
ドラマでは萌を米倉涼子が、るり子を高岡早紀が演じてます。


たぶん、この本を読む女性は「私は萌かな、るり子かな」と思いながら
読むでしょうね。


「恋愛」に対してはやっぱりるり子派を支持。
女性は絶対にこう生きたほうが楽しい。
ただ、年をとってもこういう考え方を持ち続けている女性は客観的にバカでしょう。


「結婚」や「仕事」に関しては完全に萌派を支持。
とてもクールで、決して女性らしい考え方ではなく、
「冷たい女」と思うし女として損してるなぁと思うけどカッコいい。



原作のラストとドラマのラストは異なるような気がする。
ドラマの完結が楽しみ!

台風騒動

2007-07-17 01:46:42 | 渡米前の日常
週末、実家に帰って病院に行ってたのだけれど、
いざ、病院から帰ろうとしたら、台風の影響で
病院から実家に帰る電車がストップしてしまいました。

JRも西鉄もストップ。
どちらの駅に行っても、復旧の目処は立たないとのこと。
街は車も走らず、暴風だけがただ吹き荒れています。

午前中は風も雨も無かったとは言え、
台風がきている日に自宅から遠く離れた病院に来てしまったことを
後悔しても後のまつり。
JRや私鉄の駅では、復旧を待つ人でいっぱいです。

ふと、西鉄の高速バスの存在を思い出して、
西鉄に高速バスの有無を聞いたら、あっさりと
「バスは動いています。」とのこと。

それを早く言ってよ!!!!

聞かれたことだけ答えるのではなく、
代替手段があるのであればちゃんと教えてくれればいいのに。

災害時に交通手段が麻痺するのは安全上仕方が無いことだと思う。
でも困っている人がいるのであれば、たとえ質問されないことでも
情報は提供して欲しいと思う。

とにかく、夜遅くなったけど高速バスに乗って、
自宅には無事帰りつけました。

新潟の地震もひどいみたいだし、大阪は大雨洪水警報が出ました!
日本列島、あんまりいい3連休じゃないね。

『スパイダーマン2』

2007-07-07 22:31:23 | tv , book , movie
今頃、DVDを借りてみました。

「どうせ娯楽映画でしょ」と思って
軽~い気持ちで見たんだけど、号泣してしまった。

なんだかすごく良かった。
前作ではなんとなく違和感のあったスパイダーマンのコスチュームまで
かっこよく見えてくる。
トビー・マグワイアもキルスティン・ダンストもあまり好きじゃないし、
アメコミは嫌いだったんだけどなぁ。
ここまで感動するとは思わなかった。


スパイダーマンであるがゆえに、愛するものや大切なものを
犠牲にしなければならない苦悩がつきまといます。
でも、力を持つ者は、時には犠牲を厭わずに
その力を行使すべき責任があるのです!

ヒーローに人間味(現実味)があってドキドキします。
トビーは決して二枚目俳優じゃないけど、
かっこよく見えてしまうのは、何故??
素敵でした。

留学する前には歯医者に行こう!

2007-07-01 20:08:57 | 渡米前の日常
あー週末は嫌だ。
一人でいると考えなくていいことまで考えてしまう。

旦那さまにこの落ち着かない気持ちを助けてもらおうと思って
アメリカまで電話したけど、
彼もいっぱいいっぱいだったみたい。
言葉が通じないってすごいストレスなんだろうね。
がんばれ。mayuもがんばるよ。



さて、昨日、歯医者に行ってきました。
アメリカでは歯医者は保険適用外なのです!!
虫歯の治療に10数万円かかるのは常識、とのこと。
恐るべし。
歯科治療はなんとしても日本で完了させておかなくては。


旦那さまがお世話になっていた自宅近くの歯医者に行きました。
「海外渡航前なので検診したいんですけど。」と言うと
mayuが名乗る前だったにも関わらず
「○○さんの奥さん?旦那さんはもう行っちゃった??」
と受付で先生に言われました。
話は通じていたみたい。


「アメリカで『何か』があるといけないから
 念のためにレントゲンを撮りましょう。」

と先生から言われて歯のレントゲンを撮りました。

先生・・・、何かって・・・。

まぁこれで私が向こうで事件に巻き込まれて不幸な結果に陥っても、
身元は判明するということなのでしょう。

検診の結果、危うい歯が1本ありました。


とにかくおしゃべり好きな先生。
一人でベラベラ喋ってた(^^;
アメリカに興味津々みたい。
旦那の話も根掘り葉掘り聞きたがってた。
適当に話の相手してたら、帰りに歯ブラシもらっちゃった~。

真夜中の雲

2007-07-01 01:27:28 | opinion
夜が好き。
真夜中が好き。
向かいのマンションの窓の明かりが全て消えて、
しんと静まり返った町中に
時折、車やバイクのエンジン音が響き渡るような1時すぎ。

真夜中には独特の『孤独感』がある。
賑やかな昼間に一人でいると、なんだか本当に
一人ぼっちになったような気がしてたまらなくなるけれど、
真夜中のそれは、ちょっと違う。

皆の時間は止まっているけど、自分だけが活動しているような感じ。
感傷的になり、孤独を感じる。
泣けと言われれば、すぐにでも涙が流れてしまいそうな切なさ。
何をするのも自由。自由すぎて少し怖くなる時間。
それが真夜中。

でも、さみしさだけではなく、
少しばかりの優越感や安心感も入り混じっている。
皆が知らない時間を私だけが知っている。
そういうアンバランスな感情が好き。

そういう感情にどっぷりと浸るために、
ワインやビール片手に音楽を聞いたり本を読んだり、
パソコンに向かってこうしてブログを投稿したりするのです。

たまには、ベランダに出て空を眺めたりします。
見上げると驚くほど早いスピードで白い雲が流れている日もある。

それを見ることができた日は少し感動。
ワクワクします。
当たり前だけど、昼間と同じように時は流れているのだなぁと実感する。
地球の裏側では、全く別の言語を話す人々が、
明るい太陽の下でそれぞれ異なる世界を生きているのだと考える。
皆、いろんな苦難を乗り越えて頑張ってるんだ、と思うと
なんとなく勇気付けられるのです。


・・・ここまで自分の書いた文章を読み直して気がつきました。
どうやらかなりのロマンチスト??

そういえば小学校の時に入っていた合唱部の先生からよく、
「mayuちゃんはとってもロマンチストね~。」
って言われてたっけ。
(当時、ショパンやリストの甘~い音楽にハマっていたので)

30才になっても、変わらず・・・(苦笑)