ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

化けの皮

2017-01-19 14:47:25 | 日記・エッセイ・コラム
化けの皮がはがれた。
しかも、はっきりと。
シナのことである。
習近平がスイスのダボスへ行って演説をした。
あのダボス会議で。
しかも基調演説として。
・・・・・
ダボス会議はその年の世界の仕切りを話し合う会議である。
今やグローバリストの表看板となっている。
もともとはひっそりと行っていたが。
考えてみれば、世界はどんどんグローバル化している。
顕著なのは経済である。
超大企業が国を超えて世界に広がっている。
自由貿易の名のもとに。
もちろん自由貿易そのものは悪くはない。
世界を潤すものだ。
だが国を越えて仕切るのは問題だ。
会社が株主のものである、というインチキによって。
超大企業の株主が、その一握りの大金持ちが世界を仕切るのだ。
これは1パーセント(の中の更なる1パーセント)が、
世界を仕切るということだ。
陰謀論にはこの類の話がよくあるが、
これは明らかに事実である。
このことがいよいよ露わになってきた。
既に多くの人が気付いているが、今年はそれが決定的に表に出る。
そのあらわれがトランプ大統領の誕生である。
彼の言葉にはっきり現れている。
曰く「アメリカファースト」である。
国が大事なのである。
国が大事とは国民が大事なのである。
だから雇用の創出である。
筋が通っている。
ちなみにTPPの件も同じだ。
何度も言うが、自由貿易が悪いのではない。
単に自由貿易を推進するための取り決めなら問題はない。
だがTPPにはISD条項がある。
場合によっては企業が国を提訴できるのである。
企業が国の上に立つのだ。
この条項こそ癌である。
死に至る病となる。
だからかトランプはTPPを拒否する。
まことに筋が通っている。
もちろん安倍政権にも異論はないだろう。
・・・・・
で、シナに戻る。
シナは最も自由貿易に反する国だ。
まったき統制経済である。
その国のトップが自由貿易が大事だと大見えを切る。
どの口が言うのか、である。
が、そこまでグローバリストが追い込まれているということだ。
これが今の世界の基調である。
しかし習近平がそう言うということは、
彼がグローバリストの側にいるからである。
シナは初めからそうなのです。
彼はシナ共産党という超大企業のCOOという訳です。
その下で使われているシナ国民こそ大迷惑である。
さて、ではシナはどうなるのか。
これは分からない。
分からないからこそ、今年も世界は面白い。
願わくば、
何ごとも、
なるべく平和の内に。

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