この世を遊び倒す

結局何かを感じて生きている。不感症はオシマイ。自然と音楽とデジタルの話

デジイチを8年ぶりに買った

2011年10月26日 | 写真
デジタルの波にもまれながらも、カメラだけは変わらない!
と、
思ってきた。

ところが、どう見ても、友人の写真がとてもきれいだ。
カメラの知識はこちらの方があるはずなのに。。

私のカメラは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3_EOS_Kiss_%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB
そう、デジイチのKISSが世の中で初めて発売されてすぐに買った初期モデルである。
14万円とういう金を投げ捨て、買った伝説のカメラ(笑)である。

それが、あっというまに携帯に画素数が越され、憂鬱になっていた。

とある日いつも通りビール片手にネット泥酔になっていたら、ポチっとしてしまった。

X4。

X5と比較されるが、素人向けの機能満載のX5は興味なし。
X4にもあるけど。。

早速、全自動モードには目もくれず試し撮り。

8年の間、デジタルは進化していたんだね。
自分が一番知っていたはずなのに、なぜかカメラだけは。。
と。

日常が目まぐるしく変わる世の中に
一瞬を切り抜く写真が好きだ。
記憶が遠のいても写真はその時間を克明に記録する。
それは自分の人生の記録であり、忘れかけていた時間を呼び戻す事が出来るひとつの手段。

そんな風に捉えていた写真や大切なカメラに5万円なんて安いものだと気付いた。
写真は自分が見ている視点。
他人の視点も面白い。

若いころ成りたいと想っていたドキュメンタリーフォトジャーナリスト。
世界を股にかけ活躍する。
そして戦場で死ぬ。
成れなかった自分は現代社会で埋まっていく事を猛烈に拒否している。