この世を遊び倒す

結局何かを感じて生きている。不感症はオシマイ。自然と音楽とデジタルの話

消えていくもの

2013年03月19日 | 写真
気づけばこのブログもストレスを異様に感じた時に
良き昔を思い出しながら酒を飲み、投稿することでストレスをボカしているような気がする。

昭和生まれだからか。
最近、周りの多くのもの達が消えていく。
特に建物。

毎週のように小さくなっていく赤坂プリンス。
解体が始まった近くの団地。
更地になった大型廃墟。
などなど。。。

自分のアンテナ感度がそっちに向いているからか
どうも、使えるのではないか?という建物があっという間に解体されていく。
ちょっと頭捻れば、転用できそうな案件ばかり。



写真は、かの有名な埼玉の廃墟。
一部のマニアにしか分からない景色。
この廃墟が現役の頃はどんな時代だったのだろう。






有名な建築家の先生のお言葉。
「震災が起こり、今の社会が必要としている建物は、建築家が作る洒落た家が必要か」

名声を手に入れた建築家が、今取り組んでいるのは極めてシンプルな「だれでも快適に住める家だそうだ。
建物の造り手も心が変わってきた。
シンプルに住める家があればいいじゃんか。


今の生活が必ず便利だとは最近思わなくなってきた。
便利すぎるから、少しは苦労したほうが良いと思ってきた。

震災から2年が経ち、必要最低限の生活を目指していた社会(日本)も
今では、また、消費社会に転じていないか心配でならない。





エスケープ

2013年03月01日 | 写真
「最近山に行っていないな」

平日の休みに家で朝風呂入っていてふと思った。
前日の二日酔いにより頭痛もひどい。

湯船からさっと出て、雪降る中山へ車を走らせた。

目的地はない。

ただ、山に向かうだけ。


出迎えてくれたのは、ただの山々。




シンシンと降る雪。
無音の世界。

途中、意味もなく自販機でコーンポタージュを買ってみる。
飲みたくもないのに。
でも、昔バイク乗っていて、寒い時に救ってくれたのはコーンポタージュの暖かさだった。
今は、暖房の効いた車になってしまったけど。
なんとなく、外に出て自然のなかに入りたかった。

季節関係なく山は自分を受け入れてくれる。
で、
心を洗ってくれる。

身体は温泉で。

春にまた行こう。
洗いに。