公用私用雑録

研究、仕事、私用などのあれこれについてぼちぼちと記していくつもりです。

新年度を迎えて

2013年04月04日 20時12分22秒 | Weblog
 一昨日は息子を本貫の地へ連れていきようやく初宮参り。生憎の雨だったがともかくも参拝できてよかった。本日は「外回り」の仕事の予定だったが一昨日、昨日の天候不良のため中止。11時ころ職場へ行き、デスクの引越しの最終準備。18時半で終了。明後日の仕事初めに向けて目処がついた。

 年度初めということで、研究関係の交流からやや遠のいたとはいえ人事の話が耳に入ってくる。同世代の他大学院出身の知人の研究職就任の話が多い。みなさん若いのにすごいなあと思ってしまうが、もう30代半ばを過ぎているんだよね。今日までそれぞれ短くない年月の研鑽と苦労を重ねての就職なんだよなあ。その間自分は何をしていたのだろう?研究活動ではかなり遅れをとってしまった。ただ本務で惰眠を貪っていたつもりはないが。恵まれた環境にいる以上、本務で手を抜くわけにはいかないし、家族を抱えているからには、生活のリスクが増す研究職への転身も目指せない(まあ目指しても無理だが)。現状を維持していくしかないだろう。

 しかし同じ大学院ゼミ出身者の研究職就任は相変わらずほとんどない。近世史の「大家」の研究室なのに…。ただ近現代史専攻で学部、大学院の同期が首都圏私大の史学科へ就職を決めた。心から嬉しい(僻むくらいの心意気があった方がよいのかもしれないが)。順風満帆にも思えるが、私には見えない・わからない数多くの苦労が彼女にはあったのだろうことも感じる。中世史専攻の大学院同期も有望だ。なお古代史専攻は私の自宅で赤ん坊をあやしている。