公用私用雑録

研究、仕事、私用などのあれこれについてぼちぼちと記していくつもりです。

激動の1ヶ月

2016年04月30日 21時28分29秒 | Weblog
本業では新たな職務となって1ヶ月経ちました。最初はどうなることかと思っていたが何とかリズムがつかめてきた。
現場、最前線というよりは、警察でいえば警務部門(少し不謹慎な表現??。人事権はないです) なので、仕事に慣れて時間をうまく使えば研究活動の時間もそれなりにとれるのではないかという感触もある。
ただ、まず仕事になれなくてはならないし、一息つけると思うと、迅速に処理しなければならない事務作業も急に出来するので研究にたくさん時間を注げるというわけではない。
また警務部門と違い、ある程度常に「現場」に出なくてはならない。そしてその「現場」が本業では第一義の業務である。今年度の私のような職務にかつて就いたことのある先人にはそれを忘れてあたかも「管理職」然に振る舞った方もあった。そして第一義的業務への注力を忘れていってしまった(ように私には見えた)。そしてまた「最前線」に戻ることになり、苦闘している(ように私には見える)。
そういうふうには決してなりたくないし、そういうふうになってしまう年齢では決してないと強く自戒していきたいと思う。また、ワークライフバランスなるものにも十分留意しながら(この言葉に違和感を抱いているのであって、家庭を省みずにモーレツサラリーマンをやる気ではありません。言挙げするのが何だかなあ、なだけです)。

ようやく読了

2016年04月04日 13時03分56秒 | Weblog
 ミレニアム3部作、ようやく読了。ハリウッド版「ドラゴンタトゥーの女」を妻と映画館で鑑賞した後、小説に取りかかったので、息子が生まれる前からちょこちょこと読んでいたことになる。なかなか面白かった。ただ守旧的な私の生活感覚ではややついていけない描写もあったが。
 最近、ミステリーやら推理小説やらを読むことが多くなってしまった。昔は軽い本だとみなしていたけど、研究系の本に比べて圧倒的に速く読めてしまうとわけで、やはり読ませる筆力がすごいのだと思うようになった。
 とはいえ読むのに苦心する本と格闘することを放棄してはいけないとは思っている。しかし、起承転結どころか、「てにをは」もしっかりしていない研究論文?が存在しているのも残念ながら事実ではある。第一義的には、その種の論文の筆者に責任があることはあるのだろうが、その種の論文や単著を平然と注記している方々にも何だかなあと思ってしまう。はたして先行研究を熟読して内在的に理解する努力をされているのか不安になってしまう。そういう方々の「研究史整理」に、何だか「学界政治」的な遊泳の側面を感じてしまうのは私の僻み、妄想であろうか??
この文章自体が「てにをは」がなっていないので一部加筆訂正。