公用私用雑録

研究、仕事、私用などのあれこれについてぼちぼちと記していくつもりです。

生存確認

2022年06月10日 19時20分23秒 | Weblog
職場では「最前線」「現場」の「師団長?」「連隊長?」として、2年目。私のような若僧が、百戦錬磨の「連隊長?」「大隊長?」たちをまとめられるか、不安だったが、みなさんの協力で何とかなってます。ただ私事は諸々変転があり(夫婦はたぶん円満。息子も元気。)、本籍地の諸用をつとめることが多くなったこともあり、研究活動はすっかり停滞。もはやアマチュア研究者と名乗るのも憚られる状況かもしれません。何とか踏ん張りたいですが。

久しぶりの投稿

2021年08月09日 22時13分15秒 | Weblog
2016年度から5年間、勤務先で企画部門(「参謀本部」)や総務部門(「軍務局」) の責任者(総長や局長ではなく、第一部長か軍務課長程度です)をやらされていたが、2021年度から「最前線」の責任者(「師団長」?「連隊長」?) をさせられている。もちろん300名以上の「初心者顧客」に対して責任を負わねばならないので重責ではあるが、普段は「最前線」のさらに「最前線」の同僚(「大隊長」) のみなさんに実務をお任せしつつ、コーディネートするのが仕事なので、事務仕事やら「根回し」やらに追われていたここ5年間よりは時間がある。その時間をうまく使って何とか研究活動を充実させたいと思っている。

コロナ禍以前と以後

2020年12月16日 22時55分28秒 | Weblog
で、日本近世史研究業界のあり方って、根本的に変わる、というか変わるべきだと思います。
確かに史料調査の規制が多いとか、対面の研究会ができないとか、マイナス面はあるのかもしれないが、この際、今まで撮りためていた史料や刊行史料や研究書や論文を深く読み込んで研究を進めるべきだと思う。
もちろん、史料保全の活動をコロナ禍下でも続ける方法は模索すべき。ただ新たな研究、論文執筆をするのに必ずしも新たな史料調査が必要なわけではないのでは。手持ちの素材、史料でまだ料理していないものを、限られた条件下で料理(=研究、論文化)することも近世史研究の前進のために大事なのではなかろうか。

生存しています

2020年07月27日 20時48分57秒 | Weblog
4、5月と勤務先も臨時休業でしたが6月より徐々に再開。今年度より再び総務部門の責任者を務めております。昨年度より少し雑務が減ったので、本業中の中心業務のブラッシュアップ(英語本来の意味で)に努めています。

夏期出勤免除日

2019年08月13日 01時43分57秒 | Weblog
出勤免除日が何日か続く。裁量的に出勤して仕事を進めないと来月以降苦しくなるのだが、ここ数日は夜中に部屋の書籍等の整理を進める(日中は息子と遊んだり、「算数・国語勝負」をしたりするため)。
録画した「葵徳川三代」を見ながら、書籍等を改めて作業課題別などに整理。古典的なドラマを見ながら研究補助活動をするのはどうなんだろーか、とも思うが、近年急逝されたゼミの先輩が、20年賀状近く前、「葵徳川三代」本放送されていたとき、ゼミ合宿の夜、顔をタオルで巻いて、旅館の座椅子に座って「大谷吉継だ!」とふざけていたことも思い出される。
史観はともかくも(個人的には予定調和的で見やすいけど)「葵徳川三代」は豪華キャストだ。しかし今や多くが物故者になってしまった。もう同じ重量感の(そして「男」目線の)大河ドラマは作れないだろう。「葵徳川三代」本放送時は歴史学界も豪華キャストだった。現在はやや寂しい。
それにしても先輩はあまりに早く逝ってしまった。歴史学、近世史の先輩なりの再生の取り組みをもっと見たかった。

年度末年度始め

2019年04月05日 21時46分19秒 | Weblog
年度末の出勤免除日を利用し家族で初めて沖縄へ行った。しかし沖縄戦関係の史跡を見る余裕はなかった。息子はかつては無類のバス好きであったが、卒業し、今は無類のサメ好きとなり、最近はゴジラやキングコングも好きである。そのため、旅行のメインは水族館見学と水族館ショップでのサメグッズ購入であった。とはいえ、飽きる息子をなだめすかし、首里城と那覇市の市立博物館の見学はした。
年度末年度頭の出勤免除日は、この沖縄旅行と、息子の音楽発表会、本籍地関係の奉仕や不祝儀に費やしたため、残りは出勤して本業本格化に向けた準備に充てざるをえなかった。新年度も同じ業務、企画部署と営業の責任者で、3年目に突入である。日本史、近世史学徒たることを少しでも保つことはできるのであろうか??
ただ、繁忙期に比べれば読書する時間は多少あり、岩波ジュニア新書『生きづらい明治社会』を読了。本業でも活用できそうである。読みやすいという意味で対象に想定している「ジュニア」??の読者へ、それ以外の読者や編集者などへ、そして歴史学界多方面へ、などなど全てに配慮の行き届いた周到な書のように思えた。個人的には『自由民権運動』の方が、いろんな意味でややとんがっていて興味深く読んだが。
本書の著者(お会いしたことはないが)のような視野の広い、周到な方を頂点、中心として、日本史学のヒエラルキーなり秩序なりが形成されて、実社会に対していくことが学界的にも社会的にも望まれるのではなかろうか。特に私の本業の業界的にいえば、日本史、歴史学界にはもう少し統一性が欲しいと思う。そうしないと私の業界では、学問としては??のT理に遅れをとって、生き残れなくなってしまう。
しかしながら、もし日本史、歴史学界に「官学」を頂点とした統一した秩序が(再)形成されたら、(元)研究者としての立場からは私でも「在野」の精神が呼び覚まされて反発するかもしれない。
でも本業の立場からは、もう少し日本史学に統一感は必要。群雄割拠すぎる。

2018年度末

2019年03月14日 21時43分28秒 | Weblog
相変わらず本業煩多。しかし研究活動を継続できるお話をいただけるのは有り難いことである。

2019年となった

2019年02月14日 22時14分03秒 | Weblog
何とか生存しています。関係する自治体史の方はまずまず目処がついた。本業は相変わず煩多。本籍地の奉仕は昨年以来関わりが増えた。というか今まで関わらなすぎていた。息子は4月より小学生。いろいろ忙しいが何とか保っている感じで、相応の幸せはある。

久しぶりに投稿

2018年12月17日 22時28分02秒 | Weblog
諸事煩多で苦しい状況です。21時50分まで残業して職場近くで独りで酒食をとっていると、隣の若者3人(大学生?大学院生?)が、批評とはいかにあるべきか、仮面ライダーの世界観がどうだか、ビルエバンスの受容史で勉強会をやるべきだ、東浩紀はすごい、ガンダムのニュータイプの表象がどうだこうだ、マクロスには勝てないだとか、なかなかアツい議論を交わしております。こちらは静かにやけ酒飲みたいのに。まずは原資料を収集しよう、古典(私もたいして読んでないけどね)を読もう、研究史を整理しようなんて、後厄中年のつぶやきです。

雑感??

2018年08月14日 17時17分54秒 | Weblog
歴史学って、職人仕事的な面も大きいけど、同時に知的作業とも思って、関わってきた。世界全体を俯瞰(かのように錯覚)しようとする営みとして。でもどうなんだろうなあ。私の「歴史学愛」はいつまで持続できるのだろう。そしてそれを失った後、自分には何が残っているのか?オヤジ趣味すらない、無味乾燥な話のつまらい中高年なんだりうなあ。