Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

展望の雪山山行+山スキー

2009年03月02日 | Mountain winter
                  『林立』
                         猪臥山ピークより撮影

2月最後の週末、カミさんと飛騨の猪臥山へ山スキーに出かけた。
ちょっとマイナーな山だが、快晴の雪山を二人で十二分に楽しんだ。

この山は林道が山頂直下まで伸びていて、雪の深山を楽しむという山スキーの醍醐味を味わう事は出来ない。
しかし飛騨地方のど真ん中に位置する為、360°の雪山景色を楽しむにはこれ以上ない山でもある。
北には富山の深い峰々、東は剣~穂高・乗鞍、南方に御岳、そして西に白山の真っ白な頂きを望む。
この日は、前日に降った雪のおかげで空気が澄んで霞もなく、美白の山々を広く展望した。
林道途中の開けた場所で立ち止まって、また視界を遮るものがない猪臥山のピークで山座同定を楽しんだ。

山頂から小鳥牧場のある林道までの下りは、スキーで行く。
途中、密な植林帯に突っ込んでしまいちょっと難儀した所もあったが、春山のような陽光の中気持のいい斜面を滑降した。
そんな楽しい滑降も標高差が少ない分すぐ終わってしまい、”ちょっと物足りない”感も残った。

メインの滑降を終えて、小鳥牧場から猪臥山を眺める。
今回辿ったルート以外にもまだまだ行けそうな斜面が望める。

この山、標高の高い所まで林道があってまたアクセスもしやすい山である。
いずれまた訪れようと目論みながら峠からの林道滑降も楽しみ、この山行を無事終えた。



林道を登り詰めた小鳥峠(1119m)。
清々しい峠には立派な祠があり、ここで一回目の小休止。
7時半で気温マイナス10度。


登高はひたすら林道を行く。
このため山本体の美しさは半減される。
しかし景色は最高、西の白山、東には北アルプスの大展望を楽しみながら登る。


猪臥山(1519m)ピークからの白山方面の展望。
ピークは狭く、ここも天候が荒れれば厳しいだろう。
今日は穏やかな快晴で、最高のロケーションの中でのんびりランチ出来た。


ピークから狭い南西の尾根を少し滑降して、北西にのびるきれいな尾根を滑る。
小鳥牧場(1060m)までわずか1時間ほどのスキー滑降であった。
春スキーのような日和の中、新雪3センチのパウダーを楽しむ。

記録
 山域・目的  飛騨 猪臥山 山スキー登山
 日程     2009年2月28日 日帰り
 メンバー   カミさんと二人
 データ    積雪 80~100センチ、雪質 新雪(3~5センチ)
 行程     2/28(土)快晴  標高差710m  距離 13km
    02:00 自宅発→(名神経由)→飛騨清見IC→猪臥山トンネル→古川町畦畑→林道止め 駐車(5:00着)
    06:00 入山(800m)~林道シール登高
    07:40 小鳥峠(1119m)
    09:20 林道シール登高(1420m)
    10:30 猪臥山(1519m)登頂
    11:40 滑降開始
    12:50 小鳥牧場(1060m)~林道登高
    14:00 小鳥峠(1119m)~林道滑降
    14:30 林道止め(800m)下山
    15:20 古川町畦畑発→飛騨清見IC→彦根 帰宅(20:30着)
        
トレース図


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